(14)円周率にまつわる話

(解答)
半径がaである円に内接する正12角形を考え、この一辺をbとすると、
この一辺bと2つの半径で囲まれてできる三角形は、
30°、75°、75°の3つの角を持つ二等辺三角形です。



すると、b=(a/2)+{(2-√3a)/2}
     b=(2-√3)a
ここで、円周>正12角形の周だから、
    2aπ>12b
      aπ>6b
     aπ>36b
     aπ>36(2-√3)a
       π>36(2-√3)
ここで、√3<1.74だから、2-√3>2-1.74=0.26
なので、 π>36×0.26=9.36>9.3025=(3.05)
よって、π>3.05




 方程式が解けるようになる!     中1数学の基本

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