ハブと戦う島4予告編
 
 5年前の9月に初めて奄美へ釣りに行って以来、なんとなく家族の顰蹙を買いながらも徐々に夏の恒例行事となりつつある奄美遠征…。
 今年は久しぶりに夏の沖縄家族旅行を企画しようということで、どこかに安いツアーがないかとたまたま覗いたJALのツアーサイト。なんと9月下旬に良心的な料金設定がされている時期があるではないですかー!。
 そう、「奄美の旅シティコース5日間」…爆!
 いつもならそのままポチってしまうのですが、今回ばかりはさすがに沖縄旅行が決まる前に奄美を決めるわけにはいきません。残り少ない奄美便の席を早く確保するためには沖縄旅行の格安ツアーを探すことが急務となってしまったのであった。
 何をやってんだかわかりませんが、沖縄家族旅行の方はちゃんとHISの格安ツアーを見つけましたのでそれでオッケということで、安心して奄美をポチッと…。
 
 っという経過で、昨年に続いて2年連続で夏奄美遠征を実施させていただくととなりました。
 っで、まずは道連れをっと…久米島で脳みそが煮えたぎっているであろうミサゴさんをティージング〜!してみますと、見事にバイトしてレッツラゴ〜!っとなった次第でございます。(エドはるみさん風に読んでください。)
 
 沖縄も奄美も日程が決まったので、まずは現地での潮汐を調べます。
 潮汐がわかれば何処へ何時くらいに入ればいいかおおよその見当がつくので、移動時間を勘案しながら大まかなスケジュールが出来上がります。
 とりあえず@住用〜瀬戸内方面、A名瀬〜大和方面、B笠利方面っと3案を企画しておいて、天候や現地情報を踏まえて修正を加えながら動けばいいでしょう。
 
 沖縄家族旅行はどうせ釣りする時間はあまり取れないだろうからと、旅行バッグにすっぽりと収まるキャプス・アヴィエーター906とモニックオールウェザークリアフローティングのWF6Fを巻いたオラクルW。フライは在庫処分で適当にフライボックスを埋めて準備完了です。修理したオラクルのテストみたいなもんですな。
 
 っで、沖縄家族旅行をそつなく終えて、ぼちぼちと奄美遠征の準備に取り掛かります。とはいえ、フライは在庫がたくさん残ってるし、タックルもこれまでと同じでいいだろうと安易に考えて特に特別な準備は行いませんでした。
 新しく導入したモノというと、ミサゴさんが山陰の某ショップにモニックのトロピカルクリアーフローティングラインを発注するというので便乗させていただいて3本入手したくらいかな。それと、土肥富の通販でフックを5種類各100本購入…笑。
 
 それにしても、新しいフックが手に入るといろいろと巻きたくなりますね。新しいフライが一気に50本以上増えてしまった(このうち遊びで作った駄作が半分以上。)。こんなに持って行っても仕方ないのだけど、結局新しいフライボックスも買う羽目になってしまった。
 そうこうしている間にフライフィッシャー10月号が発売となり、なんとターポンフィッシングについて特集されてるじゃないですかー!。そうだ、イセゴイパターンも巻かなければ。でも昨年結構バイトがあったものの結局1尾もヒットさせることができなかったのでどんなパターンがいいのやら全く見当がつきません。とりあえず昨年反応のよかったシラスパターンを少し改良して大きめのフックに巻いて良しとしましょう。昨年の様子からしてパターンよりもフックの大きさと形が問題のような感じがしたので…。
 結局ターポンフライでさらに20本追加…爆!
 
 用意するタックルは、チン・ガラ用に又七塩毛鉤丸試拾四号とイセゴイ用に又七塩毛鉤丸試八号の二本をメインに考え、予備竿がSaGe 790-3 RPL-XとScott HP888/3、強風下での釣りに備えてSaGe 1090-3 RPL-Xも準備します。丸竹竿を久しぶりに継いでみると、若干癖が出てますが火入れして直すほどでもない感じ。塗装の欠けとかも何箇所かあるけど、とりあえずフェルールに蝋を薄く塗るだけで、このまま持って行くことにしました。
 ちなみにわしのB&Lバズーカ砲は9フィート3ピースの竿を入れるのに特化させて、一番縮めた状態で内側に塩ビ管入れて補強してあるので、5本収めるのが限度なのじゃ。
 
 これらにセットするリールはモニックオールウェザークリアフローティングのWF6Fを巻いたオラクルW、モニックトロピカルボーンフィッシュWF7Fを巻いたロスG4、モニックトロピカルクリアフローティングのWF8Fを巻いたビリーペイトサーモン、コートランドゴーストティップWF8F/Iを巻いたオービスDX-R10/11あたりですね。
 #10ラインを準備するかどうか判断が微妙なところですが、強風下で正確なキャストするには、番手どおりのラインを乗せるよりは2番手くらい落とした軽いラインを乗せた方がタイトなループが作れるから有利なんよね。っで、今回はあえて#10ラインを用意しないという暴挙に出てみるのもいいかな?なんて思ったりしてます。ラインは一定で風に合わせて竿の硬さを選ぶという考え方ですね。何と言ってもフラットでの釣りでは遠投の必要がないことに加えてフライもあまり大きくないので、ラインの重さはさほど必要ありません。
 
 ウェア類はこれまでと全く変わりないのですが、唯一足回りが変わりました。といってもウェーディングシューズではなく移動履きですけど。
 沖縄に行ったときに、長年愛用してきたナイキのマリンシューズのソールが剥がれてついにオシャカになってしまったので、広島に帰って繁華街に出た時にABCマートで安売りに出てたアディダスのアレイアを買ってしまいました。ビーチサッカーするわけではないですが、砂の上でのプレー用に考えられた靴なので、「ひょっとするとウェーディングシューズ履かなくてもこれ一足で水陸両用全行程賄えるかも?」って期待を込めて…笑。
 砂浜で履く靴って、大き目を買うと蒸れが少ないけど砂が入ってきて不快だし、ジャストサイズで買うと砂は入ってこないけど蒸れるし、サイズ選びにやや迷いましたが、ナイキで砂の侵入にかなり悩まされた経験から砂が入らないほうを選択。裸足で履いてジャストとなるサイズを買いました。
 家族で海水浴に行った時に履きっぱなしで泳いだり遊んだりしてみましたところ、狙い通り殆ど砂は入ってきませんでした(ただし履口際の足との隙間には結構砂がたまります)が、ジャストサイズではせっかくのクライマクールがいまいち機能しないようで、思った以上に蒸れ〜〜。
 
 さてさて、5年前の9月は手のひらサイズのチン・ガラ入れ食いだったのですが、今年の9月はどうでしょうか?。小さいの数釣りして喜ぶもよし、デカ判一尾にこだわってもよし。それと今年こそはイセゴイ!。ソトイワシは小さくてもいいからそろそろお目にかかりたいし、マルコバンもせめて1kgオーバーを…なによりも昨年ホノホシでぶち切られたやつの正体を暴きたい…っと夢は尽きません。
 
 出発まであと3週間を切りました。
 あとは台風が来ないことを願うばかりじゃ。
 
 本編 coming soon!
本編公開中
 
 
20080905:up
 
 
又七の屋敷メインメニューへ戻る
海へ遊びに行くメニューへ戻る