・6月18日から予定の薪窯焼成は1日早い17日夜から開始された。
・僕は19日夜からの参加予定。
・どうやら台風6号が近づいてきているらしい。
・一度点けた火はもう止められない。風が吹こうが、雨が降ろうが、槍が降ろうが7日間、火は止められない。


・19日夜、楡窯に到着。

・今回の焼成では心配した台風の影響はほとんど受けずに済んだ。雨もなく風もなかった。


・焼成3日目に入って既にトップ(1300℃以上)が取れていた。
・なんと早いトップ取り!
・今回の焼成にあたり、窯内部の構造修正などをやった由。
・窯詰めにも細工を凝らしたらしい。
・その効果もあって、かつてない焼成温度の順調な上昇があった。

・色見穴から噴出す炎の勢いが凄い
・高さ5mの煙突から噴出す炎もご覧の通り。





・窯内部の様子は炎が落ち着いてから撮ったもの。火の勢いの強い時には噴出す炎でとても写真を撮っている余裕はない。瞬時にやけどをしてしまう。



・火勢に押されて棚から落ちたぐい呑みを焼成半ばで取り出した。
・この段階でたっぷりと赤松の灰が溶着しており、見込みにもたっぷりと釉が溜まっていた。

・順調に焼成は進み、当初予定の「7日間」を前に5日目に入ったところで焼成ストップとなった。灰の溶着の状況と焼成データを基にした判断だった。

ジャズを聴きながらの薪窯焼成・・・濃密な時間はあっという間に過ぎてしまった・・・。

・待望の窯出しは1週間後の6月29日。



薪による窖窯焼成 その3.








(3)焼成