・6月29日、予定通り、窯出しは行われた。

・窯出しのその瞬間は何回やっても感動を伴うものだ。
 このハラハラドキドキが最高さ!

・ご覧の通り火前の最前列はたっぷりと釉が流れているのが分かる。

・今回の焼成は、7日間の焼成予定が5日で済んだ。ほんのちょっとした窯の底上げや窯詰めの密度を高くすることによって、今までとは、一味違う仕上がりとなった。

今回は火の勢いも強く釉もたっぷりと流れている。道具土まで浸透していたほどだ。

・左の写真では手前が窯の奥に詰めた備前。写真後方が窯内の手前の信楽。







・この三角錐の信楽は上部先端が取れる。取ったときは花器として使え、写真の状態ではオブジェとして使える優れもの。
栗原先生の作品。










以下の作品も栗原先生の作品。
信楽の壷。緋色が綺麗。




・水差し。護摩が出ている。





一番下の壷は大きい。火前の上段で焼いた作品。口の部分を火前に向けて横倒しにして焼いている。写真では貝の目跡がくっきりとついている。緋色と釉の流れが見事。
流れた釉は「トンボ」の目のように黒々と塊になっている。






薪による窖窯焼成 その3.








(4)窯出し