『SING/シング』(Sing)
監督 ガース・ジェニングス

ヤマのMixi日記 2017年03月27日00:53

 ミニオンズがあまり好きでない僕は、ミニオンズスタッフ最新作と謳われた本作を観るつもりではなかったのだが、映友に勧められ、字幕版がレイト割引の時間帯に流れて来たので、足を運んだ。いかにもミニオンズ系らしい遣り過ぎ感はあるものの、やっぱり音楽映画はいいね。

 この歳になると懐かしく聞こえてくる様々な年代のオールディーズもあるし、♪にんじゃりばんばん♪までチラッと出てくるくらいジャンルの幅も広い。

 大金持ちに認められて…っていう仕舞いの付き方が妙に癪に障るが、まぁ、芸術を育てるのは古今東西パトロンの役割と相場が決まってはいる(笑)。

 それにしても、リース・ウィザースプーン【ロジータ】やスカーレット・ヨハンソン【アッシュ】は、自分で歌っていたのだろうか?


コメント談義:2017年03月27日 15:19~2017年03月30日 21:02

(ケイケイさん)
 彼女たちだと思いますよ。
 特にスカヨハは、まんまの歌声だったし。

ヤマ(管理人)
◎ようこそ、ケイケイさん、

 概ね女性シンガーの活躍が目立ってた気がしますね。ケイケイさんが閉店間際のスーパーでのエールに感激しておいでなのがとてもよかったです。人が人から力を得られる巡り合わせってホント、不思議ですよね。あの部分を読んで、ケイケイさんが映画日記を綴ることでネットから得た称賛に対して感じていることを連想しました。

(ケイケイさん)
 あ~、なるほど!
 自分じゃ全然気がつきませんでしたが、それで私は感激して泣いたのですね(^^)。確かにそうです。私も誰かに読んで貰い褒められたいのではなく、映画が好きで夢中で書いた感想を褒めてもらって、びっくりするやら、有難いやらでしたもん。その事で、成長させてもらったと思います。人生楽しくなったし(笑)。
 だからお返ししたい気持ちになったのかぁ。

ヤマ(管理人)
 ご自分では気づいてなかったって?(笑)

(ケイケイさん)
 あはは、鈍感力です(笑)。それが私の長所だと思って下さい♪

ヤマ(管理人)
 でも、確かにそうでしょ(あは)。そう書いてますもんね。僕は、てっきりストライクだとの確信のもとにあの部分をお書きになったのだと思ってました(驚)。ロジータ、あれで絶対に「成長し、人生楽しく」なっていきますよね~。ぜひロジータ以外にもお返ししてあげてくださいな。

(ケイケイさん)
 これは本当に思いますね。私も主婦真っ盛りの頃は、あれやこれや工夫して、映画の時間をひねり出していたんでね、ロジータの奮闘ぶりは、胸に染みました。
 私は主婦が家庭や仕事以外に何かをしたい時は、やっぱり家庭に還元できるものが必要だと思うんです。私は思考です。超忙しいのに、心に余裕が生まれました。

ヤマ(管理人)
 これ、ほんとに大事なとこだね。心の余裕は、心の亡くなる“忙しさ”と連動するとは限らないんだよね。むしろイソガシク活発に心が動いているほうが、心が亡くならない気がします。

(ケイケイさん)
 これも感想を書き続けたお陰で、自分という人間が何者なのか知り、向上心が生まれたり、謙虚になったり、足るを知ったり。
 ヤマさんを始め、お友達のお陰だと感謝しています。

ヤマ(管理人)
 その一端を担えているのなら、大いに嬉しいね。ありがとう。
 ミーナを勇気づけたバスター・ムーンも、みんなから勇気づけられての野外公演決起でしたね。対立はあっても、バッシングというものがどこにもないところが、今の憂き世から離れてて素敵でしたね~。

(ケイケイさん)
 さすがヤマさん、着眼点が鋭い。
 私なんか、気分はノリノリだけで手一杯だったのに(笑)。
 無粋で無意味な不寛容さは、一切なかったですね。ミス・グローリーをクビにしなかったムーンを、お天道様は観ていたんですよ(^^)。

ヤマ(管理人)
 ミス・グローリーの声は、監督自身なんだよね?

(ケイケイさん)
 そうそう、私も後で知ってびっくりしちゃった。ちゃんとおばあさんの声でしたね。

ヤマ(管理人)
 監督は、男性なのかな?
 確かに1000ドルを10万ドルに間違えちゃ、ふつうクビですよねー(笑)。でも、賞金1000ドルなら、あれだけの応募はないわけで、ムーンはまたまた企画者としてはヒット作を出せないままの落ち目で終わったはずだから、たとえ瓢箪から駒だったにしても、一番の功労者は結果的にミス・グローリーですよね。
 つまり、何が失敗で、何が当たりかなんてことは、その場では簡単には判らないものだから、何事も少しは成り行きを見守るという大きな構えとか懐の広さが必要なわけです。

(ケイケイさん)
 言われてみれば、確かにそうです。 この年になって、人生は短絡的に答えは出せない、長いスパンで答えを待つものだと、しみじみ感じているので、ヤマさんの言葉は、すごく滋味深く感じます。

ヤマ(管理人)
 畏れ入ります。貴女よりさらに年嵩がいってるから、僕はしみじみどころかつくづく感じてますよ(笑)。ビッグ・ダディの泥棒稼業から言えば、愚鈍なジョニーも、“誇りに思う息子”になりますしねー。

(ケイケイさん)
 ビッグ・ダディが「そろそろ刑務所に帰らなきゃ」と言ったときも泣いたんですよ(笑)。悪にまみれていた父を、全うな形で息子が改心させたんですよね。それも喧嘩や説教ではなく。
 素晴らしい!

ヤマ(管理人)
 ホンマやねー。




推薦テクスト:「ケイケイの映画通信」より
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1959334215&owner_id=1095496
編集採録 by ヤマ

'17. 3.26. TOHOシネマズ7



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