長くなってきましたので、2ページ目になりました。
途中、他の人のお話もありますが、その辺はじかに掲示板でご覧下さい。
日帰り旅行記「馬篭・土岐珍道中」 2
馬篭の宿も最後まで歩いた時には、皆さんちょっぴりお疲れでしたね。
やっぱり、途中でお店をのぞいたり、休憩できなかったのがきつかったですね。雨をうらむばかりです。
馬篭の宿を見下ろしながら駐車場に降りていく事になりましたが、足元が石畳なので、普通に歩いても滑りやすいのに、雨が降って更に滑りやすくなっていました。
更に、しろさんの横揺れは蕎麦焼酎で激しさを増し、ツルツル滑り出してしまいました。そんなしろさんを皆で支えつつ、目的地の川上屋へ向かったのでした。
川上屋では、『栗きんとん』はモチロン、羊羹などもありました。他にあまりお客さんがいなかったのと、小さいお店だったので私たちが入ると、ほぼ貸切状態でした。
皆それぞれお土産を買いましたが、1番熱心に買い物したのはふーさんと私でしょうか?
いえいえ、多分ふーさんは私だけっていいますよね。そうです。私はいつでも真剣勝負なんです。『栗きんとん』や『栗羊羹』に目のない家族から、絶対買ってくるように言われてたので必死でした。
ところで、その時ふーさんが「これおいしそうだね。」といって揃って買った羊羹『さゝめさゝ栗』は、とってもおいしかったです。栗きんとんの周りを小豆の羊羹が包んでいる筒型の羊羹ですが、我が家で大好評でした。きんとんと栗羊羹が1度に食べられるー!
みたいな、あっという間に完食でした。
WISH号が賑やかであったというのは、適切な表現ではありません。酔っ払い二人がただただ言いたいことを言って騒いでいたに過ぎません。お二人の宴会場でした。会話は、後席の酔っ払い二人の間では成り立っていたものの、飲むこともできずに運転に集中するふーと言葉の意味合いの違う宇宙人とは成り立つはずもありません。(翌日、宇宙人からお礼のメールを頂きました。「体調悪いのに」と気遣う言葉と「そんなふーを、ああ言ってくれる仲間はいいですね。」と、”良かないよ!”一人ずつは、いい奴だけど、二人になったら無視するしかなかったじゃん。恐怖の酔っ払いコンビ。
そうだったんだ。石畳の坂道で、やけに後ろが離れるなぁと思っていました。あまり先に行くと「二人だけで」と、絶対に言われると思い、あれでも注意して歩いていましたけどね。あの時の宇宙人との会話はですね、実は宇宙人が私に怒っていたんですね。「何で私が宇宙人なの?」と。風紀委員長が「ふー君にとっては、返答や反応が予期できないことってことよ。」と、助け舟出してくれましたけど、納得いかなかったようです。彼女が興奮して反論するたびに彼女の傘から雨が私に滴り落ちるというよりも、流れ落ちてきました。後で誰かが「ふー君、よく濡れたね。」と、言ってくださいましたが事情は人為的なものでした。お蔭で、薄着で寒かった所に一層寒くなり、トイレに行きたくて焦っていまた。馬篭の宿の峠近くでトイレを見つけて、ほっとしましたよ。トイレから戻るとシロがいませんでした。「シロは?」と聞くと、「一緒におトイレ言ったでしょ?」って。一緒にトイレに行った管理人と顔を見合わせ「会わなかったよ。」 男女のトイレは階段を上るのですが、身障者用トイレは上る必要はありません。まさかと、思いましたが管理人の予想通りシロは身障者トイレから出てこられました。
トイレの側には高札所がありました。「怖いわねぇ。」というので、「昔の掲示板みたいなものだよ。」と言うと、「昔、首をはねた場所かと思った。(確かこれに近い表現でした。)」と、苦笑しておられました。高札→絞殺? 言ったのは誰って? もちろん宇宙人です。
馬篭のツルツルすべる坂道に転がりそうなしろさんを、支えつつ下っていき、お目当ての『栗きんとん』をゲットした私たちは、かなり体が冷えてしまいました。駐車場近くのおみやげ物やさんで私と宇宙人さんとふーさんが、ぶらぶらと一回りした後、冷えて体を温めるべく、湯舟沢の温泉に直行しました。
私が思ったよりもとても近くて、あっという間に着いてしまいました。
宿泊施設や水着ではいるバーデゾーンもあるので、建物はとても大きかったです。ぱっと見ホテルみたいです。
ココでは、良く利用しているm-starさんがいろいろ説明してくれました。修行僧さんが「水着も借りられるから、そっちにする?」と提案してくれましたが、警察に捕獲されるといけないので、丁寧にご辞退申し上げました。
私と宇宙人さんは、のんびり御風呂派。みっちゃんは、のぼせやすいので足ツボマッサージ派。男性陣は、とにかくお風呂派。で分かれて入りました。(当然ですよね・・・)
男風呂は分かりませんが(モチロン)女風呂は、脱衣室も広く、アメニティもよく揃っていますし、ドライヤーや鏡の数も多くてよかったです。内風呂は広かったですが、ジャグジーや寝湯などのオプションのお風呂がなくてちょっと残念。露天は広くて雨がなければ気分爽快でいい感じだと思います。打たせ湯がありましたが、けっこうなお湯の勢いで頭に穴があきそうだったので、私はやめましたが、男性陣は打たれた人がいたみたいですね。・・・日頃の反省でもしたんでしょうか?
私は先行した宇宙人さんを捜したんですが、眼鏡がないと全然見えない上に・・・・裸になると更に区別がつかないんですね。2人とも互いを捜したにも拘らず、会わずじまいで、のぼせてきたのでギブアップして脱衣所で再会でした。お互いかなりあったまったので、((●´∀`●))こんな感じになってました。お湯はとろりとしたお湯で、出てきたときにはツルツルのピカピカでした。写真で確認してください。俗に言う、『美女作りのお湯」でしたよ。
きっかり1時間で集合場所に行くと、写真の通り、しろさんの爆睡(酔、かもしれない)姿にビックリ。よっぽど眠たかったのか、コノ後ズーっと車の中でも爆睡でした。お風呂の中でも寝てたそうですが、真偽のほどは男性陣にお願いします。よく溺れなかったですよね。
お風呂上りはやっぱりビール!!と、張り切っていた私でしたが、皆さん全然飲まないのでがっかり。でもこれも今日の楽しみにしていたので、m-starさんに運転を換わってもらう事にして(このためにずーっと運転頑張りました)飲みましたよ、ビール。残念ながら地ビールはなかったので、いつもは飲まないアサヒビールでした。やっぱり、お風呂上りのビールは最高!!運転頑張った私、偉いぞ!!・・・自分を褒めてあげながら飲んでました。
すると、ふーさんの姿が見当たりません。「あれっ、ふーさんは?」「イヤー、車を取りに行ってまだ来ない。」・・・・しばらくしても来ないので、もしかしたら外で待ってんじゃないの?ということになりました。私たちがまだお風呂から戻る前から居なかったので、よっぽど先を急いでいたのでしょうか?玄関を見ると、寒いのに外で1人たたずむふーさんの姿が見えました。その姿に何かを感じたのか、修行僧さんが『じゃあ行こうか』と声をかけ、爆睡中のしろさんをたたき起こして玄関に向かったのでした。
玄関を出たところで、記念撮影用にかえるちゃんに気がつきました。せっかくなので、皆で記念撮影。・・・・((●´∀`●))を出すのは結構争奪戦があって、みんな案外お茶目なのね。
私はお風呂でホカホカ、ビールでほろ酔い気分で次の目的地『土岐アウトレット』に向かったのでした。
民芸店にはもう一人みっちゃんがいらっしゃいました。(みっちゃんも掲示板に出てこないと、忘れられてるよ!)民芸店でみっちゃんと箱根の話をしていました。民芸店のことで大切な出来事。「待っててあげる。」と、店の前で優しい修行僧は皆の傘を預かってくれました。ところが、店を出る時には修行僧は向かい側の店に移動していて、15m(100mってした方が良かったかなぁ?)のザザ振りの雨の道を横断させて頂きました。風紀委員長も書いていたように寒くなっていたところへ追い討ちの試練でした。
湯舟沢までは、早かったですね。後ろの二人は、缶ビールを開けたばかりだったので「ふー、早過ぎる。」と、怒っていました。だから、自分だけ良いポジションを見つけて斜めに駐車した驚くほど斜めに駐車した風紀委員長の車を横目に駐車場をドライブしました。お湯に浸かっいると向かいにシロが浸かりました。体を投げ出し、目を閉じて気持ちよさげでした。ブクブクと沈んだら助けてやるかと見守っていました。そしたら、管理人がシロの隣に位置取りを決めました。(余計なことをするなよと、私は心底、ぶくぶくなってから助けろよと祈っていました。)「打たせ湯、熱過ぎるわ。」と。露天に行った修行僧は直ぐに中に戻ってきました。(修行すれば良いのに)つまらなくなった私は、まだ体の芯が冷えていたのでサウナへ移動を始めました。その際に、どこかのおじさんがシロに話しかけていました。(後で管理人から教えてもらったのですが、「土左衛門になるぞ。」と言われたようです。)先に着替えに戻ると、遅れて土左衛門になればよかったシロが来ました。ロッカーが分からないらしく開いているロッカーに手を入れようとした(開いていたロッカーに鍵を挿そうとしたのかなぁ?)そのとき、私の隣のおじさんが(初めから不機嫌なじいさんでした。)「違う!違う!そこは僕だ!」と怒鳴り、暫く唸っていました。話題をゲットした私は「何番?」と聞くと、シロはその時に番号を確認していました。後で「あんな言い方せんでも、いいよなぁ。」と仰いましたが、先に番号を確認しろよ!遠くに車を停めましたので先に車をとりに行くと、シロの座席に横たわり軽くなった缶ビール。これが後々いつまでも車内にアルコール臭を残す元凶となったのでした。正面に戻ると、やはりイプサムは明らかに斜めに停まっていた。
注)色で作者を分けてます。
風紀委員長さん
旅人ふ〜さん