ついに3ページ目に突入しました。

ふ〜さん分の編集が難しいので、単純に時間軸をもとに並べました。

日帰り旅行記「馬篭・土岐珍道中」 3

さてさて、土岐のアウトレットへ向かいましょう。下道で行くか? 高速に乗るか? イプサムに途中でジェスチャーで尋ねても伝わらずに、中津川から土岐南へ高速に乗りました。ジャンクションを美しい宇宙人さんと確認しながらの運転でした。インターから直ぐにアウトレットでしたが、入り口の案内がしょぼすぎて行き過ぎてしまい、おまけに信号無視となりました。アウトレットで集合時間の確認をした時、みっちゃんが7時までに帰らなければいけないことが判明。着いたのは確か5時頃。みっちゃんの家まで、おおよそ1時間30分。30分しかありません。あのー、adidasに囲まれると1時間は眺めてしまう私です。そして、案内を見て気づいたのはadidasから一番遠い所に駐車してしまったこと。そんな時に記念写真? 何で? adidasへ行くの! 記念写真が終わるとadidasを再確認。ロスは許されません。欲しいものは、ランニングシューズに青のプラクティスにブルゾンにアンクルガード。店に入ると、全てがadidasでもう満足。しばし目的を忘れて店内を一周。驚くことに全てadidas。(くどいですね。でも、唯一の癒しの時間でした。)15,000円の靴を色目に(ラインの縁取りが青ならgood。黄色なんです。)
悩んだ挙句、半額なので購入しました。ここで時間切れ。                
戻っても誰も居ません。(風紀委員長と入れ違いだったのですね。)ベンチも濡れていて休む場所も無かった。管理人が一旦現れ、行き違いになって風紀委員長が「一人なの? 肉まん食べる? 調子悪いの? から揚げは?」と、普段なら好物です。あの時は、肉まんもから揚げも怖い存在でした。

土岐南からの高速は、静かな時間でした。後ろが寝たのです。これもまた、癒された時間でした。美しい宇宙人と真面目な話をしていました。そんな時、豊田東の出口へ向かったセルシオが突然、本線に急ハンドルを切ってくれたので、宇宙人の絶叫とともに、私は横を確認してかなりの急ハンドルで衝突を回避しました。もちろん車はかなり揺れました。車の揺れが収まった時、後席からふたつのイ・ビ・キ。この豊田ジャンクション付近は、上郷のサービスエリアの合流が間近であったり、豊田東ICも近かったりするためか、何度通っても怖い場所です。矢作川上には有名なオービスがあるため、急激にスピードを落とす車もあります。気をつけましょう。



土岐からインターに入る時にメールが来ました。ロスタイムで通じなかったですね。
イプサム号でも『アレー!!』と叫んでましたよ。


『土岐アウトレット』を出る頃には、とっぷりと日も暮れて、イルミネーションもともり始めました。ちょっぴりロマンチックになったアウトレットを後にして、一路豊橋に向かいます。私は、後部座席でおまけをして貰った『きゃら揚げ』をぱくついて、おいしかったので助手席のみっチャンに薦めました。
みっちゃんもおいしかったので、信号で停まった隙にm-starさんに食べさせてあげました。ちょっと大き目のから揚げでしたが、m-starさんの口におしこまれていきました。『こうやってちょっとづつ、皆で食べるのがおいしいよね〜。やっぱお出かけには、これが楽しみだよね〜』お風呂上りのビールが残っていたのか、1人ご満悦の私でした。みっちゃん、m-starさん、迷惑だったらごめんなさいね。

猛スピードで土岐インターから豊川インターまで、走る!走る!集合場所は岩田運動公園なので、岩田を目指してm-starさんも力が入ります。あっという間に豊川を過ぎ、岩田についてしまいました。
残念ながら、みっちゃんは用事があって、宴会には参加できませんでした。私とm-starさんで、近くのセブンイレブンまで送って、『さよなら』しました。みっちゃん、有難う!!楽しかったよ。次回も、またご一緒してくださいね。

みっちゃんを送って、岩田運動公園に戻ると、朝と逆の状況が待っていました。
そうです!!ふーさんたちがいないのです。



豊川ICに着いてからのこと。イプサムは予定のあるみっちゃんを送るため、そのまま飯村へ直行。宇宙人の車はICそばの駐車場に停めてあったので、私たちは一旦その駐車場へ。そして、3台で岩田運動公園に再集合としました。宇宙人が岩田運動公園までの道程に不安を洩らしたからだと思うのですが、シロが駐車場に着くと、私の車から降りたのです。「どうしたの?」と、酔っ払いに詰問すると「宇宙人の車で...(後は何を言ったか酔っ払いであるため不明瞭)」と言い残して駐車場に消えたのでした。(薄暗がりであったため、シロは暗がりに消えた)宇宙人のデミオが駐車場から出てきたので、一路運動公園に向かいました。途中、デミオに宇宙人しか映っていないのはルームミラーで確認していたのですが、シロは後ろの席で泥酔しているのだろうと思っていました。三上橋(もうすぐ豊橋)近くまで来た時に、シロから電話。
「私はどうやって帰ったらいいのでしょう?」
「はぁ?宇宙人の車に乗っているんだろう?」
「宇宙人の駐車場の近くに居ます。」
「何で?」
「置き去りにされたようです。」
「置き去り?お前が乗らなかっただけだろう?」
「ごめんなさい。」
「戻るから、動くなよ。」
「はい。」
途中で車を停め、宇宙人の車を覗くと、本当に酔っ払いシロが居ないんですよ。事情を説明すると宇宙人は、「ごめんなさい」といわれの無いことにも関わらず責任を感じてしまったようです。シロ!掲示板に登場して宇宙人にお詫びと皆に弁明しなさい!
ところが、これで終わらないのがこの三ケ日人の物凄さ。駐車場に到着すると既に近道を知っているデミオが居ました。宇宙人は「シロ君、居ないわよ。」と、泣き出しそうな顔でした。どこかで潰れているのかと見回しても姿は無し。電話すると、
「どこにいるの?」
「駐車場の近くに居るよ。」
「どこ!」
「うー、駐車場の近く。」
「駐車場に来いよ!」
「はい。ごめんなさい。」
暫くするとシロの姿。
「お前。降りてから宇宙人の車のどの辺りにいたの?」
「わからん。」
「わからん」奴をどうやって誰が同乗させるのでしょう?それでも酔っ払いシロは言いました。
「ふー。置き去りにされると寂しいぞ。」と。知らんわ、どこに居たかも分からん奴のことは知らん。

この書き込みの最後に、シロを迎えに豊川ICまで戻った時に、同乗していたもう一人の酔っ払いが言いました。「ふー、ICに戻ってないか?何で?」
私は宇宙の彼方、ブラックホールにでも飛んでいった気分でした。

置いてきぼりシロは、今思えば何故か私の車に乗り込みました。先程通った道を再度、岩田運動公園に向かいました。修行僧が「そのうち、風紀委員長から電話があるだろうな。」と心配していました。話題で許して貰いましょう。「ふーに話題を提供してしまった。大げさにするんだろうな。」とか、シロは言ってましたが、事実を書くだけで充分ですね。岩田運動公園に着く前に、やはり風紀委員長からお電話。小鷹野辺りでしたか。
岩田運動公園では「何で?」「何で?」が飛び交いました。次郎長寿司は一度連れて行ってもらったことがありますので、修行僧はイプサム。シロと私は宇宙船に乗り込みました。シロは後席に体を投げ出していました。先程の一件を話しながら赤信号です。ドスッという音に後席を振り返るとシロは消えていました。
次郎長寿司に着く頃には、深い眠りに入ったシロは「後で行く」と言い、宇宙人は「私、シロ君に付き合うわね。こういう所(だらしない所)、私放っておけないの。」と、クラス会に続きふーは、またしても振られましたと、こんな表現でよろしいですか? もちろん宇宙人には言っておきました。「放っておけばいいんじゃない。(シロは)死んだらようやく(自分自身を)反省するんじゃない。」
次郎長寿司は、風紀委員長に任せます。ようやく(?)の食事に風紀委員長の口が動き続けていたことだけが印象的です。飲む時は私もよく食べます。つまみ無しでは飲めない方です。生ビールしか受け付けないこと、途中から生ビールも受け付けません。シロが店に入ってエンジンが再度かかった頃の私は、シロと変わって車の中で横になりたいと言うきっかけを探していました。何度も「怒ってる」「何を怒っとるだ」と言われ、管理人が私をフォローしだした頃、風紀委員長のマッサージです。何とか最後に人の温もりに触れる事ができました。
念願の家に帰り、飛びついてじゃれる犬を無視して、これまた癒しの個室に籠もったのは言うまでもありません。翌朝(日曜日)、お腹が空いて力は入らないものボールを蹴っていました。
・・・待つこと、しばし。2台の車が現れま
した。                 
揃ったところで会場の打ち合わせ。夜の大僧正であられる、修行僧さんにお任せして
『次郎長寿司』に向かいました。
あ〜、至福のときの幕開きです。
・・・アルバムでもたくさん載っていますが、とてもおいしいお料理でした。

この宴会では、修行僧さんが本来のお姿で大活躍です。そうです、『夜の大僧正様』に変身したのです。それは運動公園での会場決めから始まりました。大僧正様はとても優しいので、私と宇宙人さんが食べたいものをとても気にしてくれて、イプサム号でから揚げを食べていた私は、『さっぱりがいいかも。』とリクエストすると、行きつけの『安くておいしい次郎長寿司』に予約をしてくれました。しかも、ついたらすぐ食べられるように
お刺身を注文する念の入れようです。むむっつ、さすが大僧正様。
イプサム号に大僧正様が乗って、道案内をしてくれて、後続に宇宙船が続きました。夜ということもあり、土地勘のない私は、大僧正様とm-starさんの言われるままに右に左にハンドルをきって、『次郎長寿司』に到着しました。ここでも宇宙船と別々の道を行ってしまいました。最後の最後まで、合流が難しかったですね。

念願の『次郎長寿司』について、さあ〜はじまり、はじまり。

注文しておいたお刺身が登場して、男性陣はお酒を女性陣はウーロン茶で乾杯です。
残念ながら、しろさんは宇宙船で爆睡中でした。そのあと、宇宙人さんが呼びに行って再び乾杯。しろさん良かったね、呼びに来て貰って。出なければ、食べずに畑で寝てたかも。

宴会が始まって、大僧正様が注文を聞いてくれます。『いきなりお寿司はダメで、何かつまみを頼んで、最後に御寿司。』というコースで注文しなくてはいけません。おすし屋さんで飲んだ事のない私は、『・・・おでんとか、牡蠣フライはいかがでしょうか?』
『牡蠣フライはいいけど、おでんはおすしがまずくなるからダメですよ。』
大僧正様からダメだしが出ました。そのときに、宴会料金の設定があり、お一人様2000円ぽっきり・・・ということになりました。                               
『それじゃあ、かになんかどう?』エーっっ、かにですか?いいんですか?2000円で!!
出てきたかには、それは見事なおいしそうなかに。山盛りで食べきれるか心配してしまいました。酔っ払ってかにを食べたがらない男性陣にも、せっせとキッチンはさみでカラを切って食べやすくしてあげました。足の側面を切ると身は綺麗にはずせます。側面を切らずに真ん中を切って、身を真っ二つにしてたのは、宇宙人さんです。アルバムの写真をよ〜く見て下さい。

私の前にカラが山のようになっているのは、そういう訳です。全部食べちゃったんじゃないですよ。写真を撮るときに、みんなしてわざわざ私の前にてんこ盛りにしたんです。

『タラバ』と『アブラ』かにの違いと、おいしさの講義を大僧正様から聞きながら、ぱくつきました。大僧正様は食いしん坊なので、おいしい食べ方も教えてくました。次回も楽しみにしていますので、よろしくお願いします。

女性陣が、お刺身やかにに舌鼓を打つ間も、ふーさんは浮かない(つω`*)で生ビールを飲んでいました。。隣に座ったしろさんから『ふー、怒ってる?』攻撃を受けて、反撃に出ました。
『そもそも、今日の目的は何ナノ?俺を癒す会じゃなかったの?』
そうでした。皆すっかり忘れてました。はたと気がついて、『まだ調子の悪いの?』   
『胃腸が動いてないみたいなんだよ』・・・それは大変。
『ちょっと足の裏をマッサージしてみたら?ツボがいっぱいだから、少しは良くなるかも。』
ご馳走を食べたかったのか、ふーさんは一生懸命マッサージ。         
『しろさん、マッサージしてあげて。人にやってもらったほうが、気持ちいいから。』
・・・・今日のお礼のつもりで、しろさんも一生懸命マッサージ。イヤー、友情っていいですね。
そろそろ疲れてきたしろさんとバトンタッチして、次は私が肩から背中を。胃腸のツボになる『合こく』を押してあげました。ココが一番効いたみたいで、痛そうでしたね。手のひらや手の甲もツボがたくさんあるので、ほぐしているのがアルバムの中にあります。

写真の風紀委員長にマッサージしてもらって、にやついているものですが、
あれは多分、「だんなさんにもマッサージしてあげるの?」「当たり前じゃない!この間もしてあげたわよ。」「ひろしさんって言ったっけ。」「えっ?(悪用されると気づき、躊躇されました)そうだけど。」と、後々のために想像力を巡らせていた時ですね。”幸せな、寡黙で優しくて格好いいヒロシさん”(僕は彼に会ったことがあります!)
風紀委員長は、やはり風紀委員長でした。彼女の言うことだけは、酔っ払い達もきちんと聞けるようです。
また、マサッージまでしてもらって、ありがとう。お蔭様で、日曜の朝、ボール蹴りができました。
昨日は車内の換気をしましたが、今朝もまだ臭い。名古屋に着く頃には酔っ払いそうです
   


ふーさんをマッサージした私に、大僧正様がご褒美をくれました。おすしがまずくなるからといわれていた、『おでん』を注文してくれたのでした。お優しい大僧正様です。

お店の『おでん』初体験でとってもハッピー。

それでは最後のシメは『お寿司』です。
写真にもあるように、私は『穴子』が大好きです。煮てある穴子ではなくて、焼き穴子です。口に入れると身がトロリとろけて、ちょっとこげた風味とタレもおいしくて、満足満足。アルバムを見ていると、食べてるところが一番幸せそうですね。
おいしいお料理を堪能して、解散の時間になりました。         
お店の前で宇宙人さんとお別れして、男性陣を乗せて、岩田に戻りました。途中大僧正様を市役所付近で下ろして、ゆっくりお別れも出来ませんでした。掲示板にカキコしてくれているので、お寺には無事帰られた様子で安心しました。

残る3名を運動公園迄乗せて、奥様がお迎えのm-starさん、車内清掃のふーさん、車中引きこもりのしろさんに別れを告げて、多米峠を越えて湖西へ帰りました。

これで、今回の『遊子会』の報告は終了です。10日ほど過ぎて、やや記憶があいまいになってしまいましたが、補足部分はほかのメンバーの皆さん、よろしく。

思わぬきっかけで始まった『遊子会』でしたが、とても楽しく過ごす事が出来ました。
次回のお話もちらほら出てきているので、また、楽しく開催できたらいいなぁと思います。次は、掲示板を読んでるあなたも・・・ぜひ参加してください。

最後に、ココまでお付き合いくださった7組の皆さん、有難うございました。

注)色で作者を分けてます。
  風紀委員長さん
  旅人ふ〜さん