掲示板の話題から発展して、日帰り旅行に行きました。
10月29日(土曜日)に、馬篭・土岐方面へ車2台で出発! 参加者は、
旅人ふー、風紀委員長、m-star@管理人、宇宙人、修行僧、シロ、みっちゃんの7名。
掲示板で展開されている旅行記をとりあえず、裏表混ぜて順番に編集して載せました。
日帰り旅行記「馬篭・土岐珍道中」
土砂降りの雨の中、第1回遊子会に行ってきました。
最初から数々のアクシデントが重なり、私たちらしいスタートでした。車はふーさんのWISHに、修行僧さんとしろさん、私のイプサムにm-starさん、みっちゃん、宇宙人さん(途中で宇宙人さんはふーさんのWISHに移動)で豊川から東名にのって、豊田環状線で北上しました。
集合場所の岩田運動公園に私が到着した時には、WISHには出来上がったおじさんが、2名後部座席で宴会の真っ最中でした。
予想通りの出発でしょ?
なかなか来ないm-starさんに連絡すると、連日の石拾いで疲れがたまり、なんと!!集合時間にお目覚めでした。自宅が岩田運動公園に近いので、油断したんですね。
さて、豊川インターを目指すべく運動公園に集結した遊子会ですが、m-starさんの遅刻で2手に分かれる事にしました。
@WISH班は、先行してインター近くのヤマサで宇宙人を捕獲
Aイプサム班は、m-starさんを乗せて後を追う
中央道の屏風山Pで合流。
多分飛ばすであろうふーさんに追いつくべく、奥様に送られたm-starさんを乗せてインター目指して走ったイプサムは、インター入り口付近の道路で意外な光景を目にします。
な、なんと!!はるか彼方を走っているはずのWISH号が、停まっているではありませんか!?何故?・・・・・・宇宙人を見つけられずに捜索中でした。
思わぬところでごうりゅうでき、揃って高速道へと進む事が出来ました。このとき、後々ふーさんの1日を決める出来事がありました。
せっかく急いで迎えに行ったにも拘らず、宇宙人さんがイプサム号に搭乗してしまいました。宴会中の2人に車内をかたずけさせ、助手席も空けて待っていたのに・・・。残念!
ただでさせ体調不良の上に、コノ出来事でふーさんの体調は更に悪化したのでした。
岩田運動公園に修行僧と到着した時には、思わぬことに風紀委員長の姿は無し。隣の男に「そらみろ、早過ぎたんだ。コンビニに寄れたのに。」と罵倒された私。
そんな時、風紀委員長から電話です。「みっちゃんとパレで合流できない。もう一周回るね。」と、思いも寄らぬ展開はこの時に発生しました。後で聞くと、パレ側を一生懸命に見る委員長とパレの向かい側で委員長を待つみっちゃん。あなたたち、一生巡り会えませんよ。
そうこうしているとシロ到着。車に乗るや否や「プシュー」と快適な音を立てて缶ビールは封切られました。
そんな中、みっちゃんを乗せたイプサムが到着。「さぁ、出掛けよう。」としたら、約1名から「今、起きた」との電話。宇宙人がひとり待っていると想定外のことが起きそうなので、とりあえず私が向かうことにしました。ところが、「コンビニに寄れ。つまみが無い。」騒ぐ二人を抑えられずに牛川でコンビニタイム。
宇宙人の捕獲地点であるヤマサレストラン駐車場は、お客さんであるため少し気兼ねして、工事状況も気になる私はモスバーガーの前に車を停めたということです。ついでにふーは、現場監督と打ち合わせをしていたのでした。(ひろし君、仕事熱心な部下だよね。)
そして、ETCゲートでイプサムに抜かれた私は、ひたすら追いかけたのでした。岡崎近くで「馬ー鹿! 赤塚の手前で抜いたわ。」と修行僧に言われるまで、風紀委員長はスピード凶と思い込んでいた私でした。そんな時、酔っ払いシロが「ふー、怒ってる?」と言い始め、一日中、この二人に「怒ってる?」と言われ続けたのでした。
インター手前で合流したのもつかの間、ETCで先行したイプサム号と後れを取ったWISH号
ですが、イプサム号の車内は、和気藹々と近況報告やら今日の朝の出来事やらの会話に花が咲きまくりでした。後部座席のみっちゃんと宇宙人さんの会話はよく分かりませんでしたが、高校時代の話にも花が咲いていたようです。運転していた私と助手席のm-starさんとは、先日拾いに行った『石』の話や京都に行ったお話をしていました。
道路は特に渋滞もなくスムーズに走行でき、休憩の屏風山Pに到着しました。思ったとおり先に着いていたWISH号には人影もなく、近くに停めて捜すとおじさん2人がタバコ休憩でした。『待った〜?』と声をかけながら近づくと、しろさんが『ふーが怒ってるよ』と耳打ちしたのです。・・・・・・・「なんで?」
心優しいみっちゃんは、『私が遅れたから?』と心配するし、m-starさんは『いやいや、僕のせいだ』と反省してました。私は、「なんでやねん?」と思っておりました。
そこへ修行僧さんが、『違う、違う。全然違う事ですねてるだけだよ。」と教えてくれました。それでも心優しいみっちゃんは、『ほんとにそうなの?だいじょうぶ?』と心配してました。いい人ですね。
後でほんとの理由を教えてくれるという話で納得して、目的地に急ぐ事になり、それぞれの車に戻りました。ココで、宇宙人さんがしろさんに捕獲され、WISH号に連れて行かれてしまったのです。どうなるの宇宙人さん?タバコの煙とおさけでいっぱいのWISH号で、だいじょうぶなのか!!馬篭についたとき、生きているんでしょうか?
中津川インターを降りるころには、けっこうな雨になってしまい、私とm-starさんとみっちゃんのお天気パワーを凌駕するすごい雨男がいることが判明しました。一体誰でしょう?
雨男はシロでしょう?
中津川から馬篭までは、山道をくねくねと走ります。雨も降っていましたが、お天気ならさぞかし景色の良い道中だったと思いますよ。紅葉はやはりまだまだ・・という感じでしたが。
馬篭の駐車場まで来ると、さすがに雨でも観光客が多くて混雑していました。観光バスやマイカーも多く、駐車場もなかなか見つからず右往左往してしまいました。何とか駐車して、ふーさんが薦めてくれた食事処でお昼ご飯です。私たちはナンカ馬篭らしい食事を考えていたのですが、お店の入り口の客引きのおじさんも、注文を取りに来たキャサリンさんも(修行僧さんがそう呼んで、皆ビックリ、呼ばれた本人も最初きょとんとしてました)どーしても、お昼のランチバッカリ薦めるので、全員同じランチになりました。お蕎麦のランチで、『ざる』か『かけ』かの違いでした。店内を見渡せば、殆どが観光バスの予約席で他のメニューを作る暇がないようでした。
注文も決まり、温かいお茶にほっとして、さあ、ふーさんの不機嫌の解明です。
話を聞けば、誰か助手席に座って、お話し相手が欲しかったのにだ〜れも座ってくれなくておへそを曲げてしまったのでした。・・・・ほ〜、ほ〜。ボクちゃん寂しかったのね。
でも、拉致して助手席に宇宙人さんに座って貰ったにも拘らず、しろさんいわく、『何も話さんかったぞ』急に恥ずかしくなっちゃたみたいです。ほ〜、ほ〜。
そこでしろさんが一言。「ふ〜、おこってる〜」・・・そういうあなたは横揺れしてますけど!!もうこちらはおねむ寸前です。
それをみていた修行僧さんは、ここぞとばかりに盛り上げてくれました!
先ほどのジェニファーさんやらステファニーさんなど、いろんな女性にセカンドネームを付けてくれました。ちなみに私はリンダ・・・だったような。
修行僧さんの盛り上げが功を奏して、「それじゃあ馬篭の観光に行きましょう!!」とお食事処を出たのです。そこで7組の専属カメラマンが入口のところで、今回始めての記念写真を撮ってくれました。まとまりが良いので、なかなかカメラマンの指示通り動かず、入ろうとしていた別の観光客にも迷惑をかけながらの初ショットになりました。
雨もひどくなりましたが、おいしい『栗きんとん』を目指して、馬篭の坂を上がっていく
7人なのでした。
これからの馬篭の宿で、ふーさんのご機嫌は直るのでしょうか?横揺れしているしろさんは、馬篭の坂をのぼれるのでしょうか?
東名高速から東海環状道に乗り、ふーはマイペースで一路屏風山PAへと走り続けました。後ろの二人に「急ぐな!」「何で追い越し車線を走るんだ!」「ふー、怒ってる?」と、言われ続けながら。次回はシロの運転で出掛けましょう!
屏風山でシロが、はいはい皆さんの言うように待望の宇宙人を奪還して来てくれました。そして、中津川ICに向かうと、早速宇宙人は本領を発揮してくれました。「ねぇ、何で雨が下から上に行くの?」と、フロントガラスを見つめて不思議なものを見つけた子供のように訊ねてきました。この質問は私の経験では二人目です。もう一人は、次女が幼稚園の頃、同じようにフロントガラスを見つめて「お母さん、何で雨が下から降るの?」と聞いていました。感性豊かな宇宙人だこと。あの時は、何か言うたびに食いついてくる酔っ払いたちが気になりきちんとお答えしませんでしたので他の人は知っている説明を。私は、車のガラスには二十年以上撥水剤(レインX)を塗布しています。シリコンの薄い皮膜をガラス面に作っているので水と油で弾き、スピードにより水玉が飛ばされるのです。高速道路を走る機会が多いので私にとっては、重要なアイテムです。
中津川ICのETCゲートで、またもやイプサムに抜かれました。優しいイプサムは一般道への合流道上で待っていてくれましたが、後ろの車も気になり、ふーの車は本道へ出てしまいました。当然、後ろの二人に罵倒されました。ここからは、ナビ画面より、シロのナビケーションに従いました。「直ぐに右折するから右車線に入ればいいよ。」丘を越えると右車線は車線減少していました。しかしながら、シロが意外にも道を知っているので「馬篭に来たことあるの?」と、聞くと「最近、来た。」とのこと。修行僧が聞いたと思うのだけど、どうも彼女(? 彼氏?)と来たらしい。そして相手の方の実家が近くのようでした。「彼女の実家が馬篭なのか?」と聞くと珍しく饒舌になっていたシロは突然貝になりました。
馬篭への山道では、カーブの度に酔っ払い二人は体勢を保てなくなり、「ふー、揺らすな。俺は濡れてもいいけど、お前の車も濡れるぞ。」と缶ビール片手に仰ってました。意外に短い山道を抜けると馬篭に到着。ふーは北から、そしてイプサムは南(?)から到着したようです。駐車場には苦労しましたね。「駐車場の人に金を渡せば何とかなるだろう。」と、修行僧は交渉しましたが、おじさんは躊躇しただけでした。分かりづらい所にあった崖下の駐車場に停めると、私は宇宙人に褒められました。「こんなにぎりぎりに停められるなんて凄いね。」バック駐車の苦手な私は慌てて車の後ろを覗きました。アラマ、崖は間近です。褒めて貰ったことが気にいらなかったのか、シロは「宇宙人さん、上を見てよ。バスのほうが凄い。」見ると上の駐車場から何台ものバスの後部が宙に、はみ出ていました。
馬篭に着いても合流は上手くいかず、お互いに「どこにいるの?」思い返せば、すべての合流が上手くいかなかったね。アウトレットもそして前述の豊川ICにしても...
追記 風紀委員長の目指していたのは、「栗きんとん」ではなく、「栗ぜんざい」でした。私は、心の中で「また食べるの」と憂鬱になっていました。もしも、ピーピーが訪れたらどうしようと恐怖でした。食事処では、サプリメントを飲もうとしたら「お前、誰に同情して貰いたいんだ?」と修行僧。続けざま「水で飲まなきゃ駄目よ」「お茶は駄目」「水頼んであげるから待ちなさい」と、優しくも口やかましい方々が色々と気遣ってくれました。私の口の中では、サプリメントが溶け出し苦味が沁みだしていることも知らずに...
やっぱりイプサム号よりもWISH号のほうが、にぎやかでしたね〜。
ふーさんが書いているように、お食事処で消化を助けるサプリメントを飲んで頑張っていましたね。
横揺れ状態のしろさんと、サプリメント補充したふ〜さんを伴って、馬篭の坂をえっちらおっちら登りました。腹ごなしにちょうど良い、けっこうな坂道でしたね。人も多く、7人の団体さんでは、傘をさしていることもありついつい離れてしまいます。でもそう思っているのは、ふーさんと宇宙人さんだけですよ。途中、やっと宇宙人さんと話が出来るようになったふーさんの為に、修行僧さんが先に2人を行かせようと、目をキラキラさせて提案してくれました。私たちには、モチロン依存はなく、何時になったら気がつくかな?と様子を見ながら後をこそこそ歩いていたのです。先に宇宙人さんが気が付いて、道の脇によけて2人で待っているので、慌てて近寄った・・・というのが真相です。
雨もひどくなるし、どこかに入ったほうがいいかな?と思って私の好きな『甘味処』に案内しました。お昼を食べてなかったら栗おこわの定食がお勧めでしたが、食後という事で『栗ぜんざい』を食べました。それが食べたいから、お昼の時、修行僧さんが一生懸命いろいろなメニューを薦めてくれたのに、全部断ってランチだけにしたんですよ。
ふーさんとみっちゃんは、栗きんとんと抹茶、煎茶のセットでしたね。お茶もおいしかったですね。しろさんと修行僧さんは、長野らしい『蕎麦焼酎』でした。枡に入って、おいしそうでした。感想を聞かせてくださいね。私は日本酒と間違えて、塩はないの?なんて聞いてしまいました。
多分、m-starさんが載せてくれると思いますが、『栗ぜんざい』はおいしいんですよ。甘さがくどくなく、お豆の味がとてもよいんです。皆さん、ぜひ寄ってくださいね。
さて、ますます横揺れが激しくなったしろさんを心配しながらも、お店が込んできたので雨の中散策続行です。
通りのお店はあまり変わっていませんでしたが、よくよく見ると売っているものが昔とずいぶん変わっています。前はつげの櫛などもあったと思いますが、今は見当たらず、つるで作った籠などがたくさん並んでいます。手焼きのおせんべいやさんも昔はありませんでしたね。
私のもう1件のお薦めは、見晴らしの良いテラスのある喫茶店でしたが、残念ながら霧で景色が全然見られずこちらはあきらめました。天気がよければ、山々がとてもよく見えて、木曽の自然を満喫できたのにね。
注)色で作者を分けてます。
風紀委員長さん 旅人ふ〜さん