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■近年の住宅をとりまく環境
2010年現在、住宅を狙った泥棒被害は74500件であり、(警察庁より抜粋)近年減少傾向では
あるものの、世帯あたりで見てみると716世帯に1件の割合で発生しており、
決して安心できる訳ではありません。
また侵入窃盗に限らず、車両の盗難、放火、果ては通り魔的犯罪も発生しています。
以上のような事から大切な命、財産を守るために日頃の心掛けはもちろんのこと、住まいの防犯、
防災性能を高める事が必要となってきます。
■防犯性能の考え方
泥棒は住居に侵入する際に、中に入るまでに時間のかかる家は避けるそうです。
よく言われるのが侵入までに5分以上かかる場合は6割、10分以上かかる場合には8割の窃盗犯が
侵入を諦めます。そのため、防犯グッズなどの性能は10分をひとつの指針にしています。
■光や音も利用する
泥棒の心理として侵入が不可だった場合、諦めて逃げれば良く、盗む事より見つからない事の方を
重要視します。そのため、防犯カメラやライト、ブザー、番犬などの設置はより防犯性能を高めます。
■火災から命と住まいを守る
住宅火災は一瞬で多くのものを奪っていきます。これらを未然に防ぐ為には住宅用火災警報器の設置や
家庭用消火器の設置など、身近な部分からの備えだけでも初期段階での消火に役立ちます。
Cace 1 侵入口には格子を
工事が手軽で効果の高い窓格子を設置しました。
特に狙われやすいのはトイレや納戸、浴室などの小窓です。
後付けと言ってもネジなどは露出しないので簡単には外せません。
参考価格¥30.000〜
Cace 2 ピッキング対策に
戸建もそうですが、共同住宅では玄関ドアの防犯性がより重要になってきます。
鍵をディンプルキーと呼ばれるピッキングされにくい物にに交換ています。
出来るなら2ヶ所設置するとより安心です。
参考価格¥21.000〜
Cace 3 夜間の安全に
人感センサーで自動的に点灯する防犯ライトを設置しました。
市販品の電池式でも良いとは思われますが、明るさや露出した電源の危険等を
考慮すると、出来るなら隠蔽配線もしくは電線が切られにくい場所に
配線できると良いと思われます。
参考価格¥45..000
Cace 4 相手の顔が見える
玄関にドアホンを設置し、室内から訪問者の顔が見れます。
相手の顔が見れることで防犯対策にも繋がります。
参考価格¥50.000
Cace 5 早期発見で被害を最小限にとどめる
一瞬にして色々なものを奪っていく火災。
各居室に火災警報器を設置することで、就寝時などでも火災をいち早く発見・
知らせてくれるので、初期消火に大変有効です。電池式なので、工事も簡単です。
参考価格¥3.000(1か所)