■ 本当に「良い」といえる住まい造りを
● 日本の住まいの寿命は27年!?
一般的によく言われるの住まいの寿命として、国土交通省が建設白書にて試算したデータによると、
イギリスが77年、アメリカが55年という建て替えライフサイクルに対し、
日本の住まいの寿命はなんと27年という短命であることが伺えます。
実際には諸外国と比較する時に、その国の気候風土を考慮しなくては
比較として難しいところもありますが、現実として日本の気候風土に適さず、物理的な耐久性
というよりも、むしろ住まいの性能が適していないと判断すべきでしょう。
このままでは高額なローンを払い終える前には大規模な修繕を行なわなければなりません。
せっかく大切なマイホームを手に入れても本当の幸せ・豊かさが手に入りません。
なぜこんな短い寿命かというのは大きく2つの理由があると考えています。
ひとつは戦後の復興と高度成長に合わせて、国の政策としてとにかく量を供給しようと
決して高品質とはいえない住宅を大量に建てたこと。
もうひとつは新建材と呼ばれる大量生産が可能な工業製品を多用したことです。
この中で住宅の高気密化が進み、従来の住まいにはなかった、
結露や化学物質などが原因で住まいの寿命が短かくなったとと推測されます。
また、上記の理由もあり、日本の住宅の不動産価値は15年ほどでゼロになり、
これが建て替えに拍車をかけている側面もあります。
■ 快適で永く暮らせる住まいのポイント
●構造体は頑強に
●触れる部分は自然素材を
●呼吸(透湿)できる素材(結露によるシックハウス対策)
●日本の気候風土に合わせた性能(調湿)
●高い断熱性能を持つ(省エネ)
●誠実な設計と施工
|
当社ではその中で
住まいの寿命に大きく関わる要因は結露であると考えており、
対策としてW断熱工法を採用しています。

内壁から外壁に至るまでのすべての素材を
呼吸する(透湿)出来る素材で構成し、
高い断熱性能を保ちながら結露を抑制します。
結露を抑制する事で、ダニ、カビの発生を防ぎ、
また、自然素材を使用することで、
ホルムアルデヒドなどの有害物質も減ります。
また、調湿効果も相まって、空気のきれいな
室内環境を生み出すことも出来ます。
W断熱工法の納まり
W断熱工法のイメージ
これにより構造体を長期にわたって守り、2代3代にわたり、欧米のように永く快適に住み続けていかれる
住まいを前提とした家造りをしています。
W断熱工法を採用した「優しい家」の性能
●内と外をそれぞれ断熱し、片方だけのデメリットを補った高断熱仕様
⇒少ないエネルギーでの冷暖房が可能、しかも保温・保冷の持続性も抜群で経済的!
●透湿する事でカビや不朽の原因となる結露の抑制
⇒湿気がジメジメと留まらないので、構造体も腐りにくく、カビやダニの発生が激減!
●無垢材と塗り壁を基本とし、シックハウスの要因を取り除いた住環境
⇒アレルギーの要因となる建材を排除し、カビやダニも少ないのでアトピーになりにくい!
●構造は軸組みにパネルを付加したハイブリット工法
⇒自由な間取りを確保しつつ、高い耐震性を実現!
●外壁が一般のモルタルやサイディングより圧倒的に軽く揺れの軽減による耐震性の向上
⇒揺れは重量に比例するので建物の総重量が軽いと負担は少なくなります。
外壁重量比較表
※釘や金物を除いた外壁素材のおおよその重量比較です。
|
フォルテ塗り壁(28mm) |
金属サイディング(18mm) |
窯業系サイディング(16mm) |
モルタル(20mm) |
u辺り重量 |
3kg |
6kg |
16kg |
40kg |
200u重量 |
600kg(0.6t) |
1200kg(1.2t) |
3200kg(3.2t) |
8000kg(8t) |