浴槽にコンクリ詰め女性遺体＝年金不正受給容疑で次男逮捕?埼玉県警

埼玉県本庄市の集合住宅の浴槽で、この家に住む女性がコンクリート詰めの遺体で見つかり、県警捜査１課などは２７日、女性の年金を詐取した詐欺の疑いで、同居する無職の次男竹内漢二容疑者（５３）を逮捕した。「母の年金で生活するため遺体を隠した」と容疑を認めているという。
　同課によると、遺体は少なくとも死後３年が経過し白骨化しており、同容疑者は「朝起きたら死んでいた」などと話している。今月、別の傷害事件で逮捕した同容疑者の自宅を捜索し遺体を見つけた。
　逮捕容疑は２０１２年３月と４月、自宅を訪れた日本年金機構の調査員に「母は親戚宅を回っている」などと生存を装い、同年４月?１３年４月、７回にわたり老齢基礎年金と遺族厚生年金計約１８７万円をだまし取った疑い。