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私の場合、どちらかというと精神的な面から、同じように息苦しく感じた事が何度かあります。
想像してた以上に透明度のよくない海に入った瞬間、ドルフィンスイムで身一つで海に入った瞬間とか、恐怖心から心臓はバクバク、呼吸は浅く早くなってしまいます。
この場合は深呼吸というか、息をしっかり吐ききる事を意識しながら、「大丈夫、落ち着け!」と自己暗示をかけつつ、何か掴める物があればしっかりと掴んで静かに待っていると、幸いにも数十秒くらいで解消されています。 あとよくある対処方法としては、流れてる時はフィンキックではなくホフク前進に切り替える、パニックダイバーに対しては肩などをがっちり捉まえて相手の目ん玉をしっかり見るなど。 移動中、どうしてもやばい状況になりそうだと感じたら、いつまでも無理して付いて行こうとするのではなく、岩場などにしっかり掴まってガイドやアシスタントのヘルプを待ち、きちんと意思表示すべきでしょう。 確かにメンバーに迷惑をかけてしまうかもしれませんが、事故になってしまっては元も子もありませんから。 具体的な原因としては、単純な息切れからくるものと、不安や恐怖心によるものと、両面が考えられるかと思います。 まず肉体面では、体力や日頃の運動不足、自分に合わないフィンを使ってる、水の抵抗が大きかったり動きを妨げるようなスーツ、同じく抵抗の大きなBCDやマスク、スノーケルなど、水中カメラやビデオの負荷、などが考えられるでしょうか? 精神面では、長距離の移動や速い流れに不安のある事をきちんとガイドに伝えていない、水中ブザーやベルなど異常事態をガイドに伝える手段を持っていない、過去の経験がトラウマになってしまっている、など。 まずはフィンキックの様子をガイドにチェックしてもらうと、どこに原因があるのかヒントが掴めるかもしれません。 そして上記の解決を1つずつ図っていく事で、速い流れに対しても効率的に立ち向かえるようになり、ガイドとのコミュニケーションをとる事でより安心して臨めるようになるかと思います。 また、移動が多かったり流れの速いポイント、ガンガン泳ぐスタイルのサービス、海況のよくない時など、予め分かっていれば避ける事も大切ではないでしょうか? ちなみに私は常日頃からの運動不足 (^^;;、極度の寒がりからのドライ率の高さ、デジカメは欠かせないなどから、内海でいつも穏やかで、のんびり潜るスタイルの「座間味ヤドカリ」がお気に入りだったりします。 もっとも「禁煙DS」だから、というのが一番の理由ではありますが...(^^ゞ |
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減圧症とは、こちらに説明がありますが、色々ある潜水病の中のひとつです。
統計的に正確なデータは見た事がないのですが、最近特に増加傾向にあると言われています。
デジカメの普及で水中写真を撮る人が増え、レア物狙いでより深く潜る、あるいはじっと粘ったりするのが原因のひとつとも考えられ、治療をするための高圧チャンバーが最近非常に混み合ってるというのもよく聞きます。 潜水事故の多くはルールを守らなかった事に原因があり、逆に言えばルールを守る事で、より安全に潜る事が出来ると思います。 具体的には潜る前には、原則的に薬は飲まない(そもそも飲まなくてはならない体調では潜らない)、寝不足や過労状態で潜らない、十分な水分補給をする、体調不良やスキル的な不安、海況の問題などあれば勇気を持って中断する事。 潜水時には、潜水計画に基づき深く長く潜りすぎない、ゆっくりとした浮上速度を守る、深度を頻繁に上げ下げするいわゆるノコギリ潜水はしない、ダイビング間には十分な休息時間を取る事。 潜った後は、喫煙・飲酒・激しい運動をしない、熱いシャワーや風呂を避ける、標高300m以上の高所移動をしない、などなど。 その他にも日頃から、正しい知識を得て実践する、器材のオーバーホールやメンテナンスを怠らない、休暇の取り方を含めて心身共にゆとりを持って潜る、不摂生せずに適度な運動を心がける、といった事も大切だと思います。 軽度な減圧症なら、数回チャンバーに入って投薬治療を行い、症状が消えてから最低半年以上経てばダイビングの再開も可能ですが、重度な場合は後遺症が残ってしまい、その後はダイビングを出来なくなってしまう事もあります。 もちろん大自然相手の事ですし、器材に依存しないと呼吸出来ない水中という特殊な環境な訳ですから、様々なトラブルから生死に関わる事も起こりえます。 だからと言って闇雲に怖がる事はなく、より謙虚に慎重にしっかりルールを守っていけば、一生楽しんでいけるものだと思います。 むしろ一番怖いのは、やっと取れた休みだからとか、せっかくここまで来たんだから、皆が行くからと、体調不良や不安などあってもちょっと位無理してでも、とかいった慣れて来た時の驕り、あるいは無知による無茶などだと思います。 |
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よくあるダイビング後の頭痛は、呼吸の仕方に原因があり、酸素不足や二酸化炭素過剰で起きるものです。
ただこの痛みは一時的なものなので、数日も続いているということは、サイナス(副鼻腔)スクイーズなど、どこかしらに炎症が起きてるかもしれませんので、潜水医学に詳しい医師に診てもらうことをお勧めします。
ちなみに、こちらに潜水医学に理解のある東京の医師一覧がありますが、耳鼻咽喉科とかが良いかもしれません。
また、サイナススクイーズで頭痛が続いてしまったという体験談があります。 呼吸を少々止めたから、とはあまり考えられないのですが、、、耳抜きの方はどうでしたでしょう? 最初では加減も分からないのは当然で、いきみ過ぎたとか、痛いのに無理して潜降したとかはなかったでしょうか? また、日常的にトンネルや飛行機でも耳が抜けにくいとか、何か耳鼻科的な症状をお持ちとかではないでしょうか? 普段から運動不足気味とか、講習中、過度に緊張していたとかもないでしょうか? こういったところにも何かしら一因があるのかもしれません。 とにもかくにも、専門家の診察が第一かと思いますので、連休中の問題もありますが、事前連絡してお早めに受診することかと思います。 |
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ちなみに、ウエットの生地でかぶれる、というのはよく聞きますが、これまではどんなスーツをお使いでしたでしょうか?
レンタルの使い込まれたのは大丈夫だったけど、真新しい生地にやられてしまったという事はないでしょうか? リペルのコーティングは使ってるうちに、あっという間に薄くなってしまい、むしろ再コーティングしてもらう、というケースもあるようです。 コーティング剤も肌に直接触れる部分だけに、チタンなどより刺激の少ない成分のものが選ばれてるかと思います。 もちろん、人によりけりかと思いますので、まずはオーダーしたお店に成分や対処法などを確認し、症状がひどければ病院へ相談するのが間違いないかと思います。 |
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水が入る原因として考えられるのは、まずはマスクが合ってないという事でしょう。違うマスクで試したことはありますでしょうか?
普段は大丈夫だとしたら、着水の衝撃で隙間ができるか、ストラップがゆるい、あるいはきつすぎてスカート部にひずみができて隙間ができるとか。
潜った後、マスクの後がくっきり残るサル顔になってたりしません? (^^;;
心理的な要因としては、着水の瞬間、息を強く吐くか吸うかしてて、隙間ができてしまうとか。
はたまたおヒゲは、、、ないですよね (^^ゞ ところで、入ってくる水はどの位の量でしょう? 仰向けの状態で浸水した経験はないのですが、ひとつ間違ったら鼻に入って痛そうですね。 もしビデオを持ってる人がいたら、エントリーの様子を横から撮って貰って分析してみるのも良いのかもしれません。 あるいはガイドの方にお願いして見てもらうと、押さえるポイントが違うとか、回転に勢いが付きすぎてるとか、何か分かるかもしれません。 基本的には、後頭部のストラップをしっかり押さえ、前はオクトパスやゲージを脇に抱える事もあり、マスクとレギュレーターを軽く押さえる程度。 出来るだけ後ろ側の船縁の低いところを確保し、お尻を外にずりだし、勢いはつけずにゆっくりと上半身を反らし、タンクが海面に水平に落ちるようなイメージで着水すれば大丈夫だと思います。 ひとつ考えられるのは、回転しすぎて、額の部分から浸水してる、という事はないでしょうか? もし着水後、体が一回転してるとすれば、そうかもしれません。 じつは、、、私もバックロールは心理的にあまり好きではなく (^^ゞ、縁の低いとこから、1人ジャイアントさせてもらう事もあります。 波酔い・船酔いに弱いという事は、三半規管が強くないという事で、バックロールすると前後不覚に陥ってしまうと言うか、気持ち悪さを感じる事もあるからです。 そもそも大きなボートなら、後ろからジャイアントですし、小さいのでも縁を切り欠いててそこからジャイアントできるタイプもあります。 そういうボートのあるサービスを利用するのも手ではないでしょうか? |
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ダイビングと直接の関係があるかどうかは分りませんが、後から症状が出てくることもない訳ではなく、違和感を感じると言うことは、炎症など何かしらの症状があるのかもしれません。
心配を払拭するためにも、もし何か症状があるのなら治療しておくに越した事はなく、ぜひ耳鼻科で診察を受けられる事をお勧めします。 出来ればネット上のDANなどで調べ、潜水医学に詳しい医師に見てもらう方が良いでしょう。 なお、耳のトラブルを経験するダイバーも少なくなく、例えばこういった症状があるようです。 ちなみに私の場合、耳抜きがあまり得意でなく、風邪気味や花粉症時、寝不足など体調不良の時には潜らない、潜る前にガムを噛む、水面でまず軽く抜く、潜ってる時はこまめこまめに抜くようにして強くいきまない、ヘッドファーストで急激に潜降しなくてはならないようなポイントには行かない、耳抜きに限らずメンバーの様子から判断して自分が何か時間がかかりそう、酔いそうなど心配事がある場合には素直にガイドに伝えるなど注意しています。 あせって回りの人に合わせて無理して潜降するより、その方が安心だし、安全だと思います。 |
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これは当然、素人判断できませんので、ぜひ潜水医学に詳しい医師にご相談してください。
かかりつけの医師に相談の上、潜水医学の詳しい医師を紹介してもらうか、ネット上のDANでもある程度検索できます。
「からだとダイビングQ&A」(山見信夫・著)のような書籍も、ある程度は参考になるでしょうか。 1ダイブでの消費カロリーは 200〜300kcalというデータもありますが、体力的には一般的な運動をして良ければ問題ないかと思います。 しかしダイビングでは、水圧や、血液中に窒素が溶け込む事による影響などもあり、あまりに高血圧の人、血流に影響を与えるような薬を飲んでるような人は出来ません。 また、どういう手術後には何ヶ月は激しい運動はだめとかあるようです。 陸上で発症した場合、そう大きな問題にならないケースでも、水中では大事に至ってしまう危険性もあり、より慎重に対処すべきかと思います。 いずれにせよ、潜る前の申請書には健康状態に関する記載もありますので、医師の診断書、ガイドとの事前の合意が必要になるでしょう。 OKが出た場合にも、最初はより平易なポイントで、浅い水深、短い時間から始める必要があるでしょう。 また、よく潜り慣れてる人にはそう大したことはないものの、ブランクのある人、不慣れな人ほど、ダイビングも結構な運動量になります。 ましてや遠隔地に潜りにいく場合、早起き、器材の運搬、長距離の移動など、潜る以前に結構な疲労を伴います。 最近は減圧症にかかる人も増えてるそうですが、健康な人の場合でも万一の場合を考え、よりリスクを低減するような配慮が必要でしょう。 例えば、器材は事前に送るか車で運ぶ、寝不足や体調不良で臨まない、仕事のストレスや疲労が激しい時には潜りに行かない、余裕を持ったスケジュールを組む、当然ながら喫煙飲酒は控える、日頃から最低限の運動をするなど。 リゾートでのダイビングも楽しくて良いのですが、万一の場合、どのような救助体制が取れるのか、病院への搬送にどの位時間がかかるのかなど、そういった事も考慮すべきでしょう。 |
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すみません、パニック障害については聞いた事がある程度でよく分からず申し訳ありません。
ちょっと検索してみると、あくまで一例ですが、パニック障害だけどダイビングしているという方のコメントもありました。 ただやはり、水中で症状を起こしてしまうと、まず回りの人がすぐに気づいてくれるかどうか、回りの人が引っ張って急浮上させるとなると、本人はもちろん、救助者まで減圧症(急浮上すると血液中に溶け込んでいた窒素が気泡化して障害を起こす)のリスクを負う事になる、などの問題があるかと思います。 一般的に、水面で溺れてパニック状態になっている人を助ける場合、うかつに近づくと物凄い力で掴まれ、救助者まで溺れかねないので、後ろから近づいて救助するか、何らかの手段(?)で大人しくさせる、はたまた大人しくなってから救助する、とは良く聞きます。。。 ちなみに喘息の場合でも、最後の発作から何年以上経っているとか、冷水温や海水の刺激で発症しないか等テストして、潜水医学に詳しい医師のOKが出れば、ダイビングする事は可能だそうです。 東京にお住まいなら、新橋の「せい子クリニック」等で一度相談されてみてはいかがでしょうか? また、医師がバックアップしてくれるダイビングショップもあるようです。 水泳については、ぜひ泳げるようにしましょう。 パニック障害でなくとも、泳げない為にパニックを引き起こしてしまう危険性が少なからずあるからです。 最近は指導方法も進歩し、1ヶ月もあればある程度は泳げるようになるそうです。 スイミングクラブ、フィットネスクラブ、あるいは地域の公共プールでも、泳げない人を対象にした講習が行われたりしています。 |
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基本的には、水泳とはまた異なる初めての経験、水に対する本能的な恐怖心など心理的な問題で、慣れが解決してくれる事だと思います。
私の場合、初めての体験ダイビングではレギュレーターからうまく呼吸できず、ちょっと頭を沈めてはすぐ浮上を数回繰り返し、やっとの思いで潜降する事が出来ました。
去年、御蔵島にドルフィンスイムに行った時も、事前練習で水深5mのプールに入った瞬間、現地で初めて海に入った瞬間、器材なしで身ひとつで入るという殆ど初めての経験に、恐怖心から呼吸が浅く早くなり、自分を落ち着かせるのに苦労しました。
いずれの場合も、とにかく落ち着けと自分自身に何度も言い聞かせ、最後は覚悟を決めてエイヤッ!といったのですが... (^^;;
講習ではドバドハと大量の水をマスクに入れますが、実際の曇りを取るため、あるいは浸水を追い出すためのマスククリアは、ごく少量なので、フンッ!という感じで簡単にできますので、ご安心を。 耳抜きも、抜けにくくなる要因の一つに心身の緊張があり、これも慣れの要素が大きいと思います。 コツは、早め、こまめに抜く事ですが、自分に合った方法、タイミングや加減も慣れてくれば分かるでしょう。 少しでも早く慣れるには、頭の中で良くシミュレーションする事、器材をお持ちなら陸上でも装着して手順や操作を確認する事、そして実践回数を重ねる事だと思いますので、海洋実習まで時間的余裕があれば、プールでの個人レッスンをお願いしたらいかがでしょう? 技術面より心理面にウエイトを置いて、イントラさんとマンツーマンで、ひとつひとつゆっくりと確実に確認していけば、きっと落ち着いて出来ると思います。 誰もが最初は初めての経験であり、それはイントラさんだって同じです。 ショップでも、ポイントや人数を考慮した、初心者向けツアーがあるでしょうし、なければイントラさんと相談して、近くて易しいポイント、空いてる日程を選んでいけば良いのではないでしょうか? 特に平日に行けばマンツーマンで潜れる事も少なくありません。 不景気真っ只中なこのご時世、お客さんも少なくなってきてるようですし...(^^ゞ |
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スクーバダイビング後は、減圧症を誘発する危険性があるので最低でも12時間、できれば24時間は高所移動をしてはなりません。
ですので、スカイダイビングを先にすることになりますが、気をつけなくてはならないのは、スクーバダイビング後、帰国便まで最低でも12時間以上空ける必要があると言う事です。
つまり午前中に潜って夜の便で帰る、というのは危険な行為ですので、ご注意ください。
なおスクーバダイビング前日のスカイダイビングは特に問題ないかと思いますが、念の為きちんと事前にご確認願います。 ちなみに減圧症とは、潜っている時には水圧に応じた高い圧力の空気をエアタンクから吸うのですが、その時、呼気中の窒素が血液中に溶け込むという現象が起こります。 もしルールを破って急激に浮上してしまったり、1気圧以下の環境、つまり高い所に行ったりすると、圧力変化から血液中に溶け込んでいた窒素が気泡となって障害を引き起こしてしまう、というのが減圧症です。 通常は潜り終わった後、呼吸と共に徐々に窒素は排出されて、12〜24時間経つと元の状態に戻るという訳です。 一般に高度 300m以上は危険域とされ、例えば日帰りで東伊豆で潜った帰りの車での箱根の山越えもダメですし、当然飛行機も禁止です。 機内は 0.8気圧程度に調整されているそうですが、これは高度 2,000mの気圧に相当します。 一部の短距離の航路では、到達高度も低く飛行時間も短いため、機内を1気圧に調整している便があり、潜水後12時間以内に搭乗してしまう人もいるようですが、気圧を調整する装置が故障してしまう事も有り得るので、危険な行為と言えます。 ちなみに保険上は、スカイダイビングは危険なスポーツで保険適用外となってますので、十二分にご注意を (^^;; スクーバダイビングの方は、統計上はゲートボールよりも事故率は少ないそうですよ。。。 |
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すみません、子宮内膜症については初耳で、検索すると日本子宮内膜症協会という組織がありました。
こちらでご質問して頂ければ、回答が得られるかもしれません。
また、女性のためのダイビング相談室というサイトには、女性インストラクターによるQ&Aがあり、まさに子宮内膜症についての記述もありました。
書籍では、「せい子のダイバーズクリニック」吉村せい子(水中造形センター)、「ダイバーのための潜水医学テキスト」後藤與四之(水中造形センター)などが参考になるかと思います。 ちなみに、ダイビングについては「潜水医学」で研究・治療されています。 減圧症の治療に用いられる再圧チャンバーのある病院のリストがありますが、恐らくそういう病院には潜水医学に詳しい医師がいる、あるいは紹介できると思うので、お近くの病院に問い合わせてみてはいかがでしょう? こういった問題はあくまでケースバイケースで、素人判断は出来ませんので、ぜひ一度診察を受けられることをお勧めいたします。 ただし潜水医学のみを専門にしている医師はほとんどいないそうで、潜水医学も理解している耳鼻科医、といったケースが多いそうです。 以前は、danのWebに、潜水医学に理解のある医師のリストがあったのですが、残念ながら現在は掲載されてません。 ダイビング雑誌などで有名なのは、東京新橋に医院を開いてる吉村せい子医師、東京医科歯科大学の真野教授あたりでしょうか。 ダイビングを知らない医師は、おそらく少しでもリスクのありそうな事は禁じてしまうかと思いますが、潜水医学を知ってる医師なら、どこまでなら大丈夫という判断が出来ます。 例えば喘息はだめということになってますが、運動誘発テストで大丈夫ならOKとか。 ぜひ専門家の診察を受け、お墨付きをもらって潜れる事をお祈りしてます。 |
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特に日本人の場合、耳管が細くて耳抜きの苦手な人が多いそうで、耳が肺より下になる分、頭から潜降する「ヘッドファースト」の方が耳抜きはしにくくなります。
また、水面近くの方が水圧の差が大きく、こまめというか、連続した位の耳抜きが必要となります。
とにかく、痛みを感じてからでは遅く、こまめこまめに耳抜きすることも大切でしょう。 最初のうちは緊張や不慣れから、耳抜きがうまくいかなくても当然かと思いますが、次第にコツも分かり、しやすくなってくのが普通でしょう。 最初のうちは潜降速度をうまくコントロール出来ず、耳抜きが間に合わないまま沈んでしまうのも、ひとつの理由かと思います。 耳抜きする方法としては、つばを飲む、あごを左右に動かす、あくびを噛み殺すような動作をする、鼻を詰まんで息む、などがあります。 また耳抜きをしやすくするには、事前にガムを噛む、とにかくリラックスする、水面でまず一度軽く抜く、水面付近ほど頻繁に抜く、抜けにくいほうの耳を上にして抜く、潜降ロープを使ってゆっくりと潜降する、抜けにくかったら少し水深を上げて抜く、などがあります。 レギュレーター脇のボタンをプッシュすると水が出てくる「SEA PUMP」などを使って、水中で水分補給するのも有効だそうです。 逆に、耳抜きしにくくする要因としては、喫煙、寝不足、風邪やアレルギーなどによる炎症、緊張、ストレス、二日酔い、などなど。 どうしても抜けない時は、もちろんガイドに伝え、ダイビングを諦める勇気も必要でしょう。 私もあまり耳抜きは得意でなく、足から降りる「フィートファースト」で行けば潜降はさほど問題ないものの、水中で頻繁に耳抜きをするため、よくガイドに大丈夫かと聞かれてしまいます。 というのは、必要最小限の圧力で、こまめに耳抜きした方が、鼓膜へのストレスが少ないと感じるからです。 しかし別に恥ずかしい事でも、格好悪い事でもなんでもなく、耳抜きの苦手な方は事前にガイドに、そしてメンバーにも伝えておけば、他の人達も潜降するタイミングを決められます。 みんな海底に集合しているのにいつまでたっても一人降りてこないというのは、待ってる方も気がかりですし、待たせてる方も焦れば焦るほど抜けにくくなってしまいますから。 ちなみに耳抜きに必要な圧力を測定すると、アマよりプロほど、高い圧力が必要だそうで、例えば土日に潜ると、潜るたびに必要な圧力は高くなり、その後、日が経過するごと圧力は元に戻っていくそうです。 つまり、耳抜きは身体的にストレスであり、陸上での耳抜きの練習もしない方がいいと言われています。 手で鼻を詰まむ事無く「ヘッドファースト」でガンガン潜って行くのは、一見格好良く見えるのかもしれませんが、身体的にストレスのかかる行為である事をお忘れなく。 ゲストに耳抜きが苦手な人がいると、「良かった、自分もゆっくり潜降できる」と胸を撫で下ろすガイドも少なくないそうで...(^^;; なお、どうしても「ヘッドファースト」にこだわるのであれば、一気に行くのではなく、途中途中で頭と上体を起こして耳抜きしながら、という方法もあるそうです。 ちなみに私の場合、「ヘッドファースト」で潜ることは、、、殆どありません。 とにかく、炎症を起こしてしまってる今は安静にして、エレベータやトンネルなども含め、不用意な耳抜きは避けたほうがいいかと思います。 早めに病院で診察してもらったのは、とても良い判断だったと思います。 加齢するほど、耳に疾患のある人ほど、障害が起こりやすいそうですので、何かしら不具合のある方は、潜水医学に詳しい耳鼻科医の診察を受けてみる事をお勧めします。 |
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スクイズ(squeeze:圧迫)とは、顔の奥のサイナス(sinus:副鼻腔)や、耳や水中マスク内などの空間が水圧を受けて痛みや不快感を感じるものです。
そして稀なケースのようですが、歯の中にも空間があれば当然スクイズが生じます。
耳やマスクのスクイズなら、息を吹き込めば圧平衡が取れてスクイズは解消されますけど、歯の内部の場合はそうはいきません。 歯の中に空間があるというのは、治療で詰め物をした後に内部の腐食が進行してしまっている恐れもあるので、まずは歯科医での検査、治療を受ける事をお勧めします。 その際、出来るなら、DAN JAPANに登録されてるような、潜水医学に詳しい医師に診てもらうと良いでしょう。 |
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水中マスクは、ひょうたん型というか、バカボンに出てたピストルを乱射する警官の目のように (^^;;、目と鼻の周囲をすっぽり覆って被りますので、メガネをかけたままでは被れません。
(メガネの両方のツルを外して水中マスクに入れて潜ってる、てな人もいるようですが、どう固定してるんでしょう?)
体験ダイビングを行っているサービスなら、恐らく度付きの水中マスクを用意してあるはずです。
ただ度がかなりきついようですと、合うのがあるかどうかが気になるところです。
もし、利用するサービスが分かってるのなら、事前に問い合わせておいた方が良いでしょう。 ちなみに、私もそろそろ度付きにしようかなと思ってたら、つい先日、マスクが壊れてしまいました (T-T) ただのマスクなら5千〜1万円程度なのですが、近視用のレンズは1ヶ5〜6千円位、さらに乱視が入ると特注でプラス数千円だそうで...。 思わぬ出費になりそうです (ToT) シニアダイバーの方には、遠近両用のレンズもあるそうです。 また最近は、「使い捨てのコンタクトレンズで潜ってる」という人もいるようですが、高圧下での眼への影響がよく分かってない、レンズがズレたり目にゴミなどが入った場合でもどうしようも出来ない、マスククリアなどのショックで外れたり眼球を傷つける危険性もある、などお勧めできません。 |
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私は男のコなので、こちらこそ誰にも聞けなくて困ってしまったのですが (^^;;、あれこれ検索すると、よいHPが見つかりました。
横浜にある三保耳鼻咽喉科のHPの方に、ダイビング雑誌「DIVING WORLD」に掲載された記事の紹介がありましたので、こちらをごらんください。
ちなみにパットタイプでも大丈夫ですし、薬で時期をずらす方法もあるそうです。 問題は、こういった不安や悩みを聞くに聞けないということですね。 ショップに女性のインストラクターやあるいはスタッフでもいればいいのですが。あるいは、回りに同性のダイバーがいれば、よりフランクにあれこれ聞けるかと思います。 男性の場合、恥ずかしくて聞けない、ってコトはないでしょうけど、あるとすれば、見栄をはって不安を感じてることや、気分や体調が悪いのを隠してしまう事でしょうか。 ちょっとした不安感や体調不良が思わぬ事故につながらないとも限りませんので、恥や外聞はさておき、インストラクターにコソっと相談するようにしましょう。 もちろんインストラクターも十分心得てると思いますので...。>実際どうなんでしょう、プロの方? (^^;; |
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耳抜きとは、水圧で内側に押された鼓膜を、鼻に通じる耳管から空気を送って押し戻してあげる事ですが、この耳管が細い、あるいは別の問題から耳抜きが出来ない場合もあるそうです(ちなみに1割位の人がそうなのだとか)。
また普段は問題なく出来ても、風邪などで炎症を起こして耳管が詰まってる、体調不良、ストレスなどでも抜き難くなりますし、初めての場合、抜くタイミングが遅かった(痛みを感じる前に抜くのが原則)、逆にやり過ぎた、といった事もあるのかもしれません。
当時、一週間痛みがあったというのは、中耳炎とか、どこかに軽い炎症を起こしてしまってたのかもしれません。 このまま体験ダイビングをするのは心配でしょうから、一度病院で診てもらう事をお勧めします。 といっても、普通の耳鼻科ではダイビングの事は分かりませんので、潜水医学に詳しいとこで診てもらって下さい。 こちらに都道府県毎の潜水医学に詳しい病院のリストがあります。 また体力面については、体験ダイビングではガイドが器材を全部セットしてくれて背負わせてくれ、水中でも手を引いて連れてってくれるので、まず心配ないでしょう。 ただ初めての経験で力の加減も分からず、また緊張感などから余計な力が入り、終わってみてから初めて、結構疲れてることに気がつくかもしれません。 会社勤めだと体を鍛えるのはなかなか難しいのですが、なるべく階段を利用する、歩ける時は歩く、など普段から気をつけるといいでしょう。 フィンキックも慣れないと足を攣る、という事にもなりかねませんから。(この場合、フィンの先を引っ張って、アキレス腱を伸ばすようにすれば大丈夫です) |
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船酔い対策についてでも触れてますが、ダイビング雑誌「 Marine Diving 」の連載、著書「せい子のダイビング110番」などで有名で、ダイビングインストラクターでもある医師の「吉村せいこクりニック」を訪れてみてはいかがでしょう?
場所は東京新橋の駅前、電話 03-3573-7931 で、高圧下の試験をクリアした薬をもらえます。
吉村先生の掲載などを見てると、1日に潜っていいのはナイトを含めて3本までとか、ナイトロックスは活性酸素の問題があるから賛成できないとか、かなりの慎重派であるように伺えますし、女性特有の問題についても親身に相談にのってくれると思います。
ちなみに、ダイビングサービスやショップでよく見かける市販のドリンク剤の酔い止め薬はお勧めできない、とか言っていたような記憶があります。 p.s.NASAからパクった回転トレーニング法、試してみてはいかが? (^^;; 私の場合、これをやらないで潜りに行くと、確実に酔います...。 |
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やはり、胎児への影響がはっきり分かってないのが現状ですから、妊娠が分かった時点で潜るのは控えた方がいいでしょう。 万が一、減圧症とかになってしまった時、赤ちゃんにどんな影響が出るのかと考えると、、、。 確かに、これから出産、育児と続くから、もうしばらく潜れないし、という気持ちも十分分かりますが、何はさておき安全第一でいきましょう。 最近は、託児施設のあるダイビングサービスも増えてきてますので、ママさんダイバーとしての復活もしやすくなってるようです。 |
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これは専門家に聞いてみないと分からないですね。ダイビングインストラクターでもあるお医者さんが、HP上で相談を行っている三保耳鼻咽喉科があります。こちらで質問してみてください。病院は横浜にあります。実際に診察に行くのが大変ならば、潜水医学に詳しい、ご自宅近くのお医者さんを紹介してもらうといいのではないでしょうか。 ちなみに、フードを被っても水は入ってきてしまうと思います。 |
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普通のダイビングでは、水着だけになるのはほんの一瞬です。どのタイミングでウエットに着替えるかはその時々ですが、水着の上にTシャツ・短パン、あるいはウエットを下半身だけ着た状態にTシャツ、といった格好で集まり、ブリーフィング(潜る前の打合せ)の前か後に完全にウエットに着替えて器材を装着、いざ海へ、というスタイルになるかと思います。
ただ講習では、数時間プールサイドやビーチで説明を聞いて実技をする、という形になります。季節や場所にもよりますが、炎天下でウエットを着っぱなしという訳にはいかず、何度か着たり脱いだりという事もあるかと思います。ちなみに、火傷跡の位置にもよりますが、スパッツのような長い水着でもダイビングの時はおかしくありません。また潜った後も、日焼けしたい人以外は、すぐに上に何かを羽織ります。 いずれにせよ、事前にイントラさんに相談すれば、きちんと配慮してくれる事と思います。 お悩みの種類は違いますが、私はタバコが苦手で頭痛・吐き気をもよおしてしまいます。移動の車中、講習の時の宿泊の相部屋とか心配だったのですが、イントラに相談したところきちんと禁煙にしてくれました。この事に限らず、どんな些細な心配事でも、きちんと話を聞いて配慮をしてくれるイントラなら、安心して講習を受けられるかと思います。 |
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私の場合、視力0.7〜0.8程度で、ちょっと乱視気味ですが、今の所、補正なしで特に問題ありません。車の運転免許の下限も0.7ですし、その位あればひとまず大丈夫なのではないでしょうか。
水中では光が吸収されて、太陽光が差し込む水深数mまでの浅瀬や、水中ライトで照らされた2〜3m位の範囲以外は、ブルー1色の世界です。
ですから、その位の範囲がはっきり見えれば、最低限こと足りるとは思います。
(ゲージやダイビングコンピューターの表示が見えない、ガイドやバディのサインが見えない、というのは大問題です) もちろん視力が良い程、海の美しさはより感じられるし、遠くのお魚を目ざとく発見できる、状況判断が素早く的確に出来る、等は間違いないでしょう。 あと、マスクの視野角の広さや、しっかり曇り止めすることも大切ではないでしょうか。 |
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度付きの水中マスクがあるので、視力が悪くても大丈夫です。ただし、その分値段は割増しになってしまいます (^^;。私も最近視力が落ちて、若干乱視気味なので、そろそろ度を入れようか迷っています。 コンタクトレンズについては、使わない方がいいと思います。というのは、潜っている時、水中マスクに海水が入って来る事があり、その時レンズがズレたり、外れたり、最悪目を傷付けてしまう危険性もあるからです。(マスクに入った海水は鼻から息を出して外に押し出す、マスククリアをします。これは講習で習います。) 又、ダイビング中、コンタクトを使用した事による角膜などへの影響は、まだはっきり分かっていないのが現状です。 |