■久米島2

本 数217〜222本目
日 程04.12.25〜28
内 容ファンダイビング
場 所6ボート:シャドーケーブ、トンバラ(3本)、鹿児島の海、ウーマガイ
透明度15〜25m
水 温23〜24℃ ドライスーツ、フード
見た魚オニイトマキエイ、イソマグロ、オオカマス、ダツ、カスミアジ、スミレナガハナダイ、ハナゴンベ、ハナゴイ、キンギョハナダイ、グルクン、カスミチョウチョウウオ、サザナミヤッコ、ニシキヤッコ、アマミスズメダイ、ミツボシクロスズメダイ、ノコギリダイ、ニザダイ、 ヤマブキベラ、ギチベラ、オグロクロユリハゼ、クロユリハゼ、ハタタテハゼ、ミヤコテングハギ、ヒレナガハギ、モンガラカワハギ、ゴマモンガラ、アカマツカサ、ハナミノカサゴ、アイゴ、ホホスジタルミ、マダラタルミ幼魚、ホシゴンベ、サラサゴンベ、セジロクマノミ、カミソリウオ、クロウミウマ、ウルトラマンホヤ、キスジカンテンウミウシ、トウモンウミコチョウ、ウミウシカクレエビ、オトヒメエビ、等


kume2_m.gif
いよいよ待ちに待った年末年始のお休み。 今年はどこに行こうかと、ダイビング雑誌をパラパラと立ち読みしてると (^^;;、ホテルでシングルでも割増なしの広告が目にとまり、何となくそれだけで決定してしまう (^^ゞ  11/25メールにて問い合わせるとすぐに回答があり、11/27申し込み、12/2料金を振り込んだ。

12/25(土) 6:00 家を出て路線バスで最寄駅に向かい、6:33 横浜駅へ、6:42 京急に乗り換え、直通で 7:10 羽田空港に到着する。 今月から第2ターミナルがオープンしたが、JALは従来の建屋の第1ターミナルなので特に迷うこともない。 京急の混雑ぶりから心配したのだが、幸い団体カウンターにも搭乗口にも列はなく、すぐにチェックインを済ます。

すると、、、パイロットが屋根のハッチを開けて、窓の外側をへの字型アームのモップで拭いてて、それでも落ちなかったのか、作業車がやってきてゴシゴシと。 そのせいなのか、何だか駆け込み搭乗のパイロットが若干1名いたせいなのか (--;; 出発は30分遅れて、8:40 JAL 1905便で離陸する。 到着日に潜るため、飲み物をお代わりして (^^ゞ 水分補給に努め、足もこまめに動かすように心がけつつ、11:10 那覇空港に着陸する。 いったんゲートを出ての昼食で、いつもは沖縄ソバなのだが、時間が余りなくて汗をかきそうなので1F「K'S」のタコライス(\682)にする。 12:45 JTA 211便に乗り継ぎ、13:10 久米空港へと到着する。

実は'97年の年末にも利用しており2度目となるのだが、DS「ダイブエスティバン」の送迎で、まずは空港から30分程のイーフビーチ方面の宿へと向かい、今回の宿「久米島イーフビーチホテル」にチェックインを済ませる。 3階建てでエレベーターのないのはネックだが、ガーデンビューのはずがまだ混んでないからなのか、ラッキーな事にオーシャンビューで、ツインにソファーベットもあり3人でも余裕の広さ。 禁煙ルームを割り当ててもらったのも、非常にありがたい。 慌ただしく準備してスーツを半分着込み、14:40の送迎で10分程の儀間港へと向かう。

urutora.jpg hitode.jpg
ウルトラマンホヤ
(Clavelina diminuta)
再生中のヒトデ
tonbara.jpg airedale.jpg
トンバラの三角岩DS犬のエア
kagosima.jpg umikebi.jpg
海底鍾乳洞の出口ウミウシカクレエビ
sumire.jpg hanagonb.jpg
スミレナガハナダイハナゴンベ
dropoff.jpg aigo2.jpg
ドロップオフアイゴのお食事
デジカメ Canon PowerShot S30
ストロボ INON D-180
レ ン ズ INON UWL-105AD,UCL-165AD


もう時間も遅いためこの日は1本のみにして、もう1本は明日以降に振り替える事になり、同着の1本目の人と2〜3本目の人達も交え、小さなボートに 18名がびっしり乗り込んで 15:40出港する。 さすがに普段の半分のスピードで約20分、「シャドーケーブ」で 16:06-16:55 潜る。 水温は23℃、曇ってて透明度は霞んだ感じの20〜25m、幾つものアーチやホールがある地形ポイント。 晴れていればホールに差し込む光もさぞかしキレイなのだろうが、、、いかんせんサンゴはかなり苔むしてしまった状態で魚も少なめ。 一本の腕が妙に長いのは何か奇形のヒトデかと思いきや、後で図鑑で調べると逆で、ちぎれた腕から4本の腕が再生してるとの事。 帰りのボート上、日も陰って冷たい風にさらされ、ドライでも結構寒かったので、ウエットの人たちは言うまでもなく。。。

帰港後はそのまま各々の宿へと送られるスタイルで、メッシュごと水に漬けてもらってもいい器材のみDSに預け、半乾きのスーツを着たまま宿へと戻る。 しっかり水分補給してて思いっきり冷えたので、トイレに直行となった (^^ゞ

12/26(日) 7:00 クーポンのバイキングの朝食、8:30 の送迎で港へ向かい、9:52-10:41 ボートで約20分の「トンバラ」で潜る。 言わずと知れた大きな三角岩の大物狙いのポイント。 最初にチラッと遠くにイソマグロが1匹現れ期待が高まる。 まずは流れに逆らってホフク前進で進み、グルクンやカスミチョウチョウウオが群れる中をドリフトで戻るが、残念ながらそれ以上の大物は現れずに終わってしまった。

初めてDSに行き、お弁当休憩で、この日はミニ沖縄ソバとご飯。 DS犬のエア(エアデールテリア)はどこかで足首を痛めたらしく足を引きずり、ちょっと心配なところ。

2本目の出港直後、昨日も出たのだが、今日も水面でマンタのヒレが見え隠れし、1度目はすぐに潜られてしまったが、2度目は3点セットでエントリー。 一瞬出遅れ、ドライでは水面移動もきつく、他の人のフィンの泡で見え隠れする中、1枚が身をひるがえしてこちらに向かって深場へと潜って行くのが見られた。 デジカメは水面では液晶が殆ど見えず、写真はお尻が辛うじて写った状態であり、まさに半透過型の液晶モニターと、レスポンスの良い機種が欲しい場面であった。。。

13:17-13:55 ボートで約5〜6分の「鹿児島の海」で潜る。 なぜに鹿児島なのかと言うとオーナー出身の海に良く似てるからだそうで、水深30mの海底鍾乳洞にちょっとだけ入り、3つの入り口に差し込む光だけ見てすぐにリターン。

15:23-16:02 再度「トンバラ」の北側で潜る。 やはりホフク前進からドリフトで大物を狙うも現れずじまい、マクロではトゲトゲの大きなナマコの裏側に隠れていた、ウミウシカクレエビが目玉。 冬場には珍しく風も波も穏やかなので、出発したのは島の西側の儀間港だったが、東側の真泊港に戻り、明日は夏場に行くポイントを狙うとの事。

12/27(月) いよいよ天気は崩れてきて朝から小雨降る中 9:00の送迎で、9:50-10:37 ボートで約20分の「ウーマガイ」で潜る。 まずは深場でカミソリウオのペア、スミレナガハナダイ、ハナゴンベなどを見てすぐに浅場へ。 アイゴが集団でお食事タイム、1cm程のトウモンウミコチョウ、色合いのきれいなオグロクロユリハゼなど、ようやくのフィッシュウオッチングタイムである。 ただ浅場ではうねりが強くて酔ってしまい、2本目はパスして3本目にしてもらい、先にDSに送ってもらって休憩を取る事になった。

エアの鼻っ面に沢山絡み付いてた雑草のイガイガの実を取ってる内に (^^;; 体調も無事回復し、三枚肉の豚バラ、、、もとい、3度目の「トンバラ」で 14:50-15:31 潜る。 エントリー前にはダツ が4〜5匹、水面を見事な3段ジャンプ。 ガイドも3度目の正直なのか、ハンマーを探して中層を泳ぐ、泳ぐ、泳ぐで、せっかくのバラクーダーも素通り (ToT)  ドライでは付いて行くのもしんどく、ガイドより浅い水深を取り、常に残圧計とダイコンとにらめっこの1本だった。 DSでログ付けというかサインを貰い、明日の空港への送迎もあるが、レンタカーで島内観光したい旨を伝えると、すぐお隣のレンタカー屋で割引価格(約45%引)で手配してもらった (^^ゞ

12/28(火) いよいよ最終日。 ツアーに付いてた海洋深層水展望風呂のフリーパス券があり、せっかくだからと朝風呂へ入る。 海洋深層水に過度の期待はしてないのだが、なるほど確かに肌はしっとりし、お湯は無色無臭でぬるめなのに、上がってから体がポカポカほてって来る感じで、これなら毎日入っておけば良かったとちょっと後悔。

kamekan.jpg banta.jpg
ウミガメ館
比屋定バンタ
tidepool.jpg meefgar.jpg
熱帯魚の家
ミーフガー
8:25 ホテルをチェックアウトしてフロントにちょっとキャスターバックを預け、徒歩5分のレンタカー屋で「TOYOTA Vits」を借りて来てから、荷物を積み込んでドライブへ。 走り出すとすぐに小雨が降り出し、悲しいかな次第に本降りに。 鳥の口、畳石、黒石の森、阿嘉のひげ水(水が枯れてる?)、比屋定(ひやじょう)バンタ、熱帯魚の家(要は潮溜り (^^;;)、ミーフガーなど島の東側を回るも、風雨で傘も余り役立たず、楽しみにしてた唯一の屋内施設の「久米島ウミガメ館」(入場 \300)は、この年末に火曜はまさかの定期休館日...(ToT)  12:30 空港の決められた場所に車を乗り捨てて、離島専用ゴールド免許 (^^ゞ 4時間 50kmのドライブも無事終了。

JTA 212便で 13:50離陸、14:15那覇空港へ到着。 乗り継ぎまで正味1時間では外に出る訳にもいかず、空港内で土産物を物色し、JAL 1918便で 16:20離陸、18:05羽田空港に無事着陸、20:00 帰宅した。 なお今回かかった費用は、ツアー費(3泊4日6ボート、朝・昼食付き) 100,600円、レンタカー 3,690円(免責補償料込み)、ガソリン 730円である。

久米島はダイナミックな地形ポイントが多く、大物やレア物狙いで、流れや深場に積極的に挑むスタイルのせいか、客層も若めな感じである。 これからの1〜3月はホエールウオッチングのシーズン、なかなか休みの取りにくい時期ではあるが、クジラオンリーでいいからぜひ行きたいものである。

kume2.gif    ・ 久米島リンク

  ダイブエスティバン 今回利用したサービス
  久米島イーフビーチホテル 宿泊したホテル
  P.D CLUB 今回利用したツアー会社

  沖縄県・久米島町 町役場
  めんそーれ沖縄・久米島 (社)久米島観光協会


[Home] [Back]  " My Diving Page " by Lonver at 04/12/29.