■第7回「安全潜水を考える会」



ダイビングの事故を防ごうと、東京医科歯科大学医学部の眞野喜洋教授らが中心になって作られた「安全潜水を考える会」も今回で7回目。 これまでに1回目4回目と参加し、今回は実際に減圧症になってしまった方々からの貴重な話も聞けるとの事で、またまた行って参りました。

いったん減圧症にかかってしまうと、数時間に渡る高気圧治療を何回も受けなくてはならず、医療費も、会社を休んだりするのも大きな負担となりますし、何よりも数ヶ月に渡り後遺症が残る事、復帰するには完治してから半年以上、つまり1年近くも潜れなくなってしまうのは、精神的にも非常な苦痛を伴うと思います。

「自分だけは大丈夫!」と思ってる方は、、、ぜひこういう場に出かけて、直に話を聞いて頂ければと思います。

日 時'04年11月27日(土) 14:00〜17:00
場 所東京医科歯科大学 講堂(東京・御茶ノ水)
参加費3千円
主 催東京医科歯科大学医学部 眞野喜洋 教授 (公式HP)
内 容5名の発表者による発表、パネルディスカッション、高圧室見学、懇親会
 
紅葉の御茶ノ水駅前


・ レジャーダイバーの減圧症発生率を考える  東京医科歯科大学医学部 眞野喜洋 教授


・ 減圧症に至る経過とその後のダイビング復帰による再発を経験して  中澤博子 氏


・ レジャーダイバーの私が経験した減圧症とその後の経過  佐々木伸樹 氏


・ パネルディスカッション「レジャーダイバーの減圧症治療を考える」
    東京医科歯科大 山見信夫氏 外川誠一郎氏、中澤博子氏、佐々木伸樹氏


・ 溺水による心配停止救命事例  (有)マスターワークス 伊東和雄 氏


・ レジャーダイバーの耳のトラブル  三保耳鼻咽喉科 三保 仁 氏


・ 高気圧治療施設見学

  • 最後は希望者を募り、恒例の見学会で、実際に十数名が入り、水深10m相当までの加圧を体験。
  • 実際の潜降速度に比べてかなりゆっくりと加圧されるため、頻繁に耳抜きしなくてはならず、耳抜きがしにくいのだとか。
 

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