鯉釣り釣行記No.85
夏の川鯉
釣行概要
- 時間帯:午前
- 釣り場:河川
- ロッド:SHIMANO アビリオスペシメン 12ft 3lb
- リール:SHIMANO ELF4000
- 仕掛け:ヘアーリグ一本針仕掛け
- 釣り餌:ダイワ メインライン ハイインパクト カープベイツ(バナフィー)、ダンゴ餌(大ごい:チヌベスト=1:4、それに白チヌSP及び野鳥の餌を少量)
- 釣 果:84cm
釣行内容
8月中旬。梅雨は明けて、夏真っ盛りだ。本日の天気は午前中が曇りで、午後が雨という予報だったので、午前中のみの短時間釣行へ出かけた。
ポイントは河川の中流域。地図で見ると川が90度近く曲がっており、カーブの外側が深みになっているので、そこに居ついている鯉を狙う。ポイントとして選んだ理由は、シチュエーションだ。流れのある中流域で夏を感じつつ綺麗な砂地からを糸を垂らすのは、個人的になかなか気持ちが良い。
9時半過ぎに、釣り場へ到着。カーブ内側から釣りをするので、手前から砂地が広がり沖へ行くほど深くなる。対岸には、テトラがある。あちらこちらでオイカワが跳ねている。いかにも夏らしいロケーションだ。来たことがある釣り場だが、地形が変わっているので、まずは底を探る。対岸の深みにキャストをして確認すると水深は3m、いやもっと浅いかもしれない。思ったより水深はないが、気を取り直して底を見ていく。しかし、結局はっきりしたカケアガリはなく、根掛かりするようなストラクチャーもなさそうだ。少し迷って、15mほどキャストしたところにある緩やかなカケアガリにした。いつもと同じ手順で、ダンゴ餌を数発投入後、1本目の竿はフィーディング周辺に、もう1本の竿はそこから5m下流のところに仕掛けを設置した。2本目のキャストが終わったとき、時計を見やると10時半。釣りスタート。
ダンゴ餌を撒いた周辺で小さな波紋が立つ。恐らくオイカワだろう、自分が餌で汚れた手を洗った付近にも若魚が群がっている。11時前、予報では曇りだったが、一転して綺麗に晴れてきた。水温は、28.5℃。沖で測ればもう少し低いだろうが、なかなか高い数字だ。
11時20分、足を川に浸けつつ、ラジオを聴いていると下流の竿にアタリ!勢いよく糸が引き出されるので、最初は小型かと思ったが、竿を手に持つと重々しい引きが伝わってきた。相手は下流側にある岸際のストラクチャーへ向かっていく。竿を操作し、反対方向へ。40mほど疾走されたが、右左に泳ぎながら徐々にこちらへ。足場がよかったので、そのまま手で抱き上げる。84cm、魚体を見て重々しい引きに納得。綺麗なプロポーションを持った鯉だった。
この鯉をリリースをして、釣りを終了。雨が降り出しそうだったからではなく、暑さに耐えらなくなってきたからだ。予報が晴れなら影のある釣り場を選んで楽しんだが、しかし綺麗な鯉に出会うことができたのでまぁ良しとしよう。