鯉釣りを紹介するサイトLightBlue

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鯉釣り釣行記No.84

春の予感③

釣行概要

  • 時間帯:5時50分~12時
  • 釣り場:河川
  • ロッド:SHIMANO アビリオスペシメン 12ft 3lb
  • リール:SHIMANO ELF4000
  • 仕掛け:ヘアーリグ一本針仕掛け
  • 釣り餌:ダイワ メインライン ハイインパクト カープベイツ(エッセンシャルIB、バナフィー)、ダンゴ餌(大ごい:チヌベスト=1:4、それにコーンチヌ及び野鳥の餌を少量)
  • 釣 果:82、92cm
鯉82cm
顔から腹までの肉付きがよく、非常にがっちりした体型の鯉。こういった鯉はサイズ以上によく引き、重量もある印象。
鯉92cm
まだ産卵前であるはずだが、ヒレはボロボロで所々に傷がある。年齢もかなりありそうだ。ただ大きいだけではない貫禄のある鯉だった。

釣行内容

4月9日。この春に攻めている釣り場へ今日も入釣。前回は数釣りが堪能できたので、今回は型を狙っていくことにした。

5時48分、釣り開始。一昨日にかなりの雨が降ったので、河川は増水していた。濁りも若干入っているが、ひどいものではないし漂流物も少ない。ただ、水温を測ると13.0℃で、先週からわずかに下がっているのが心配ではある。仕掛けや餌、打ったポイントは前回同様。しかし、仕掛けに関してはヘアーリグの垂らしを2cm程度伸ばし、ボイリーを2、3粒付けて大物のみに相手を絞ることとした。

6時6分。仕掛けが流されるので、少し上流へ打ち直す。7時半まで沖の竿にはアタリがあったのだが掛からず、また手前はカメの猛攻にあってしまった。大物に的を絞っているとは言え、前回はこの時間帯に結果が出ていたので少し気持ちが急いてしまう。さらに、9時40分には沖のポイントでヒットするも手前で何か巻かれバラシ(姿は見えなかった)、その間手前でも2回バラシ。どうやらヘアーリグの垂らしを長くしたので、掛かりが浅くなってしまったようだ。もちろん、口の大きな大物が掛かればバレることはないが、それ以下のサイズが偶然掛かってしまった場合は仕掛けの不一致が出てくるようだ。

10時30分、このやり方で大物を釣るのは失敗かと思いつつ、うとうと眠気と対峙していると手前の竿にヒット!相手は一気に上流方向へ。どうせバレるんだからとあまり繊細に扱わず、いつも通りやり取りをする。すると、途中でガツンといきなり糸の出が止まる。何か岩のようなものに巻かれたのか、いやこの辺りはそんな地形ではないがとがっくりしていると、また動き出した。魚は付いていたが、一体何だったのか。糸にダメージがあるかもしれないので、やや気を使いながら慎重に寄せてくる。かなり重さがあるのか、竿がなかなか持ち上がらない。手前の木々に絡みながらも何とか外しては寄せてを繰り返し、ネットイン!最初はデカイと思ったが、胴の長さがいまいち伸びない82cm。口が大きければ当然サイズは関係なしに掛かってしまうが、しかしボウズ逃れの1匹が出てかなりほっとした。

10時58分、今度は沖に打った竿が一度お辞儀したかと思うとヒット!相手は下流へ。引きに勢いはないが、のしのしと糸を出していく。ポンピングで徐々にこちらへ。なかなか良さそうなサイズだ。手前に寄ってきたところで、まずは右の木に絡む。これは竿を思いっきり突き出して外す。そして、今度は左の木へ絡む。こちらは竿先を水中に沈めてくぐらせるようにして外した。手前で苦戦しながら、ようやくネットイン!最初は少し良いサイズだなくらいに思っていたが、メジャーを当てるとなんと92cm!念願のこの河川における目標サイズであった。唐突な目標達成であった。数え漏らしがあると思うが、この河川かつこの近辺での釣果では37匹目にあたる。こう数字で見るとすぐに出会えそうな気もするが、個人的には本当に長かった1本であった。ゆっくり写真を撮りたかったところだが、かなりご老体な感じだったので名残惜しくもさっさとリリース。

その後、12時頃まで釣りをしたが反応はなし。サイズを絞ることに成功した釣行ではあったが、掛かってしまったときのバラシの確率の高さ、また大物に遭遇する確率の向上が今後の課題と言えよう。