6 ICの足の加工
2つの628128とLS139の足を次の図を参考にして加工します。
実体図と比べると分かり易いのですが、一応この図の見方を説明すると、
- H1とは足を横に広げて根本から1ミリの所からのカット
- H2とは同様に広げて根本から2ミリでのカット
- H3とは同様に広げて根本から3ミリでのカット
- 30とは32番ピンを30番ピンの方へ曲げての30番との接続
(↑31番ピンとショートしないように注意して下さい)
- S2とは、足が裏側に飛び出さない様に先を2ミリ程カットすること
(↑足の先をちょこっとカットするだけです)
- Rとは足を180度ひっくり返して足先をカットすること
(↑ひっくり返すときに足をもいでしまわない様に気を付ける
- そして、足先はICの上面と同じ高さにカットします。)
逆さにすると足をもいでしまうことがあるので、それが怖い人はしなくても大丈夫です。
逆さにした方がちょっと見栄えがいいかなという程度です。
内側のへこんだケースを使う人は、なるべく基板に密着させるようにSRAMを取り付けるようにしましょう。
簡単に書きますと、こんな感じです。何も書いていないピンはそのまま使います。
表の628128 裏の628128 LS139
+--_--+ +--_--+ +--_--+
H1 |1 32| 30 H1 |1 32| 30 H3 |1 16| H3
H3 |2 31| H3 H3 |2 31| H3 H3 |2 15| H2
|3 30| R |3 30| R H3 |3 14| H2
|4 29| R |4 29| R H1 |4 13| H2
|5 28| R |5 28| R H3 |5 12| H2
|6 27| R |6 27| R H1 |6 11| H2
|7 26| R |7 26| R H3 |7 10| H2
|8 25| R |8 25| R H3 |8 9| H2
|9 24| R |9 24| R +-----+
|10 23| R |10 23| R
|11 22| S2 R |11 22| H3
|12 21| R |12 21| R
|13 20| R |13 20| R
|14 19| R |14 19| R
|15 18| R |15 18| R
|16 17| R |16 17| R
+-----+ +-----+