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井戸のある郭 井戸のある郭
深い井戸のある郭です。火薬庫があったと言われています。この郭に深い井戸がありますので、注意して歩いてください。
山中最大の井戸 山中最大の井戸
「遊房総記」によれば、台場時代に火薬庫があった郭に残っています。直径1.2メートル、深さは10メートルほどでしょうか。古老によれば、昔、井戸さらいをしたときに「つるべ」が出たそうです。
井戸の中 井戸の中
中を覗く時には、十分注意してください。
人工の洞穴の入り口 人工の洞穴の入り口
注意深く見ないとまずわかりません。気づかないで通り過ぎてしまいそうです。
 
人工の洞穴 人工の洞穴
岩をくりぬいた洞穴です。「遊房総記」に見る「狼煙台」の址でしょうか。中は2畳ほどの広さがあり、壁面に石組みも見られます。天井には、直径30センチほどの穴があいています。煙抜きの穴と伝えられています。
昭和54年頃撮影。
この洞窟のことは、篠崎四郎氏の「房総紀行」に詳しいので、コラムのページに紹介してあります。
石組 石組
洞穴内部の石組です。
洞穴の壁面の穴 洞穴の壁面の穴
洞穴の壁には、いくつかの穴があいています。棚でも作ってあったのでしょうか。
天井の穴 天井の穴
約30センチの穴。古老のお話では、煙出しに使ったそうです。
天井の穴 天井の穴
上と同じですが、穴の周りの草を少しどけてみました。
天井の穴 天井の穴
内部から撮影しました。煤がいっぱいついていて、とてもきな臭く感じました。
穴の真下には 穴の真下には
洞穴の奥隅には、天井から落ちてきた枯れ葉などが積もっています。
石垣 石垣
大手口から通じる山道に残る石垣。崩落していて非常に危険ですので、足元に充分注意してください。
昭和54年頃撮影。
 
 
石垣 石垣
白黒写真で撮影してみました。
 
石垣 石垣
セットでご覧ください。崩落部分がよくわかります。危険ですので、足元に充分注意してください。
 
石垣 石垣
同じ場所の写真です。写っている方は、案内してくださった地元の古老です。
石垣 石垣
以前撮影した時は、かなり太い木が写っていましたが、台風で倒れてしまったようです。
 
百首の由来 百首の由来
落城の際に百の首を洗ったことから、「百首」の名が起こったといわれる大きな池(水堀)です。山頂近くの郭にありますが、満々と水をたたえています。なんとなく不気味な水の色です。
巨大な水堀 巨大な水堀
地元に伝わる「百首」の地名の起こりと、里見軍記のお話とは違っていますが、水の色を見ると何となく・・・。
巨大な水堀 巨大な水堀
山頂に近い場所で、こんなに水があること自体不思議な感じです。どこかで水が湧いているのでしょうか。
発掘前の階段 発掘前の階段
大量の土砂と落ち葉に埋もれていた階段の様子です。
後日、掘り出すことにします。
昭和53年7月頃の撮影。

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