自作のパソコンテキスト、番外

2003.3.12追記

デジカメの再新情報とメーカー別の
気になる機種                   

デジカメのヒントへ

カシオのEX−ZシリーズとペンタックスのOptioSシリーズは、レンズ、LSIが共用。(03-06)
  
最近知ったことだが、両シリーズは、レンズをペンタックスが、LSIをカシオが相手に提供している。
  レンズには、収納時にはレンズの中央部が上部にずれて、カメラの厚さを最小にするメカニズム込みで
 供給されている。 だから、どちらを選んでも性能に大差がないが、モニターの大きさと電池の容量が
 違うので、どちらを選ぶかは、好き好きであろう。

液晶モニターの明るさを変えられる三洋のXacti、京セラのSL300Rが発売された。(03-04)
  これまでのデジカメの液晶モニターは、暗いところでもはっきり見えるデジタル・ビデオ・カメラのモニター
 よりも暗かった。 だから、明るさを変えるとは、デジタル・ビデオ・カメラ並みに明るくできるということである。
  すると、徐々に一眼レフの見え方に近づいていく。 私が前から主張しているように、ミラーを置くために
 レンズを前に置く無理な設計をしているために、大きく、重く、高価な一眼レフ型のデジカメは、意味がない
 ものになっていくのではないか。 銀塩フィルムのカメラならミラーはやむを得ないが、液晶モニターの性能が
 上がっていったら、ミラーが必要なくなると思う。
  もう一つの話題は、三洋のXacti がミノルタ、ソニーに次いで、プリズム方式を採用したことである。

カシオのEX−Z20が、外見と他の性能は同じで、電池の寿命を2倍にした。(04-03)

  カシオのEX−Z40がそれである。 ズームレンズ収納時には、ペンタックスのOptio S4に次いで
 小さく、ペンタックス同様、レンズの一部が上に分離して、カメラの厚さを小さくした機種である。 外見は
 変わらないが、電池ケースを開けてみると、電池の厚さが2倍となっていることが分かる。 レンズの一部
 が上に分離する構造では、レンズを動かすのに電力を食い、電池の消耗が激しいだろうが、EX−Z40では
 それが2倍になるのだから、大いに救いになるだろう。

リコーがCaplioシリーズのワイドカメラを発売した。(03-12)
  APSシステムの普通のズームカメラでは35mm換算で28mmくらいが普通で、風景などを撮るときは
 便利である。 デジカメは、35mm換算で広角で35mm以上の機種が普通で、風景などが画面に入り
 きらないことがある。 同じ3倍ズームでも、そんなに望遠を使うことはない。 そこで、少し望遠が小さく
 ても、広角をもっと小さくした方がよい。 Caplio G4wide は、そういう要求に応えた機種である。
  勿論、Caplioシリーズの超接写とシャッターレリーズタイムを短くして、シャッターチャンスを逃さない
 機能は残している。  
  広角が大きいということは、CCDが小さいということであり、それだけCCDの性能が上がったことになる
 が、画素当たりの光量も減ることだし、そこまでCCDを小さくしなくてもいいと思うのだが。

ソニーは、従来の端部が半円形のでデザインを止めた高級機を発売した。(03-10)
  500万画素のCybershotT-1を発売した。 かなり高価である。 ミノルタのディマージと
 同じプリズムを挟んだレンズを使っている。 レンズの間にプリズムを入れるだけの間隔を空けると
かなり特殊なレンズ設計となり、ミノルタの機種はレンズに収差があると、店頭で聞いたことがあるが、
こうなると単なる中傷だった可能性がある。 収差なんか素人は感じるはずがなく、ディマージは
使用上問題ないと思われる。 ソニーが、半円形を止めたのも、飛び出すズームレンズを止めたのも、
やはりシャッターレリーズタイムが長いという、最大の欠点を解除するためだったと納得できる。

ミノルタのDiMAGE シリーズで、200万画素が復活した。(03-08)
  レンズの間にプリズムを入れ、ズームレンズが飛び出ない特徴のDiMAGEシリーズに200万画素の
 機種がなくなったのを残念に思っていたら、ファインダーのない、さらに軽量機が発売された。 ハンド
 バッグに常時入れておける、また電源オンの状態で、ズームレンズが飛び出るのガ嫌な人にはお勧め
である。

ソニーは、従来の売れ筋の機種がほとんど姿を消して、機種の数が減った。(03-7-14)
  最近のカタログを見ると、レンズが端にあり、外形が半円形になっている、一時はステータス・
 シンボルにもなったソニーのズーム機の種類が、かなり少なくなった。 さらに、そのシリーズで、
 200万画素と400万画素が姿を消した。 起動時間が長いことやサービスが悪いことなどから、
 好調な携帯電話に重心を移したということか。 そういえば、携帯のサイズの210万画素、ズームなし
 のDSC-U30とU60がが出ている。 モニター画面は小さいが、小さくて軽く、常時持ち歩くセカンド・
 
ひところは200万画素が中心だったが、今は少なく、320万画素が中心に。(03-07-14)
  引き伸ばしはしないで、スナップ写真しか撮らない人には200万画素で十分で、あまり高画素だと
 パソコンの記憶容量を食いすぎるし、1画素の面積が減るので受け取る光量が減り、撮影感度が
 落ちるので、200万画素でもいいと思うのですが、200万画素の大きなCCDは、もう需要がなくなって、
 市場から姿を消したのかもしれない。。
  
ミノルタDiMAGE X、Xiがなくなって、Xt(320万画素)だけになった。
  
寸法、重量がほとんど変らず、しゃれたデザインにして、売りだされた。 友人が使っているのを見て、
 ズームレンズが飛び出さないのは、やはりすごい。 200万画素の機種がなくなったは残念である。

ニコンから軽量、小型のCOOLPIX2100,3100が出た。(2003−5−8)
 
2100は200万画素、3100は300万画素であり、COOLPIX885と同じ形だが、そっくり
軽量小型化している。 薄くはないが、小さく、それでいてグリップはいい。 
 
885と違って、テレコンバータは付かず、スコープにも付けられないが、他のカメラと同様、
レンズの前に自動カバーが付いている。 レンズも小さくなっているが、4cmまで接写できる
ことは変わらない。 松嶋奈々子をカタログに起用。


カシオから厚さ23mm、126gのEXLIM EX-Z3が3月14日に出た。(2003-3-20)

 ペンタックスのOptioSと似た厚さ重量の小型機が出た。 小型化、軽量化でペンタックス
にやや劣るものの、同じ320万画素、3倍ズームで、広角も35mm換算で35mmと小さく、
ペンタックスのような複雑な機構にしていないだけ、撮影までの時間、価格、消費電力など
の点で有利で、
カタログ上ではお勧めである。 モニターが2.0型と大きく、見やすいが,これは
電力は食う。


  その後、私はこのカメラを二人に勧めた。 店頭で使わせてもらったが、起動時間もすごく短く、
 シャッターチャンスを逃すことはなさそうである。 大型電気店のチラシを見ても、一番人気のよう
である。
 
ペンタックスから厚さ2cm、98gの最軽量のOptioSが3月14日に出る(2003-2-26)
 320万画素、3倍ズームで、他の同性能の機種の約半分の軽さ、厚さである。
 ズームレンズは望遠レンズであるから長いが、レンズ収納時にレンズの一部を脇に
ずらすことによってレンズの長さを短くした。 収納時のレンズを短くすれば、カメラ全体
の厚さも小さくなり、重量を軽くできた。
 ただし複雑な構造なので、電源オンから撮影
開始までの時間と電力消費は多いのではないかと思う


パナソニックからコンパクトな200万画素、12倍ズーム機が
出た。(2003-2-26)

 
デジカメで、レンズの小型化が遅れていると書いたばかりだが、Panasonic DMC-FZ1
は、CCDよりもレンズの小型が進んでいるカメラかもしれない。 ズーム機のレンズの大き
さは望遠のズーム倍率で決まるが、オリンパスの10倍ズーム機に比べても小型である。
 一眼レフののような大きなサイズでなくて、12倍を実現したのはすごい。 ただし、200万
画素なので、大きくプリントすることはできないが、デジタルズームを使う必要がないので、
これで十分という感じである。


デジカメではレンズの小型化と高感度化が遅れている(レンズの小型化は解決)

 
デジカメではフィルムにあたるCCDが急速に小型化している。 レンズの方が
それに追いつけないでいる。 普通のカメラではフィルムのサイズが決まっているが、
レンズはそれに合わせなければならない。
 しかしCCDは、どんどん小さくなり、高画素化して、価格も安くなっている。 小さく
なりすぎて、古いデジカメで使っていたレンズの焦点距離では、CCDに対して大きすぎ
て、広角にはできない。 ズームレンズだからこそ、広角は焦点距離は十分小さくして、
広く写せるようにしたい。 普通のコンパクトズームカメラでは、35mmフィルム換算で
大きくとも35mm、できれば28mmなどの小さい焦点距離にしているのは、やはりその
方が使いやすいからである。 風景を撮るとき、もっと広角であればとおもうことはよくある。
 その点では、リコーのCaplioRRは、きっちり35mmとしている。

 メーカー各社は、広角の焦点距離が小さいズームレンズを設計し直すべきである。
 今の傾向は、レンズを設計し直す代わりに、CCDの大きさを一定にして画素数を変える
方法をとっており、外形がすべて同じで画素数だけが違うデジカメが、キャノン、オリンパス、
ニコン、ミノルタ、ソニーなど、各社からシリーズが出ている。

 もう一つの不満は、CCDの感度の低さである。 普通のカメラではISO400のフィルムを
使うのが常識になり、カメラ屋の店頭でもISO400のフィルムが一番売れている。 
 その感覚でデジカメを使うと、デジカメの撮影感度が低いので手ブレを起こしやすい。
 撮影感度は、高画素と相反する関係にある。 高画素になるほど、1画素あたりの面積が
小さくなり、受ける光の量が減る。
 高画素のデジカメで、撮影感度が自動的にISO100、200、400と切り替わる機種があり、
注として高感度では少し画面がぎらつくことがあると書いてある。 1画素を構成する数ビット
の中で、光の段階を減らしても、微小な光を感じるようにするためである。
 また、画素数を減らして、例えば4画素を1画素として扱うと、受ける光の量が4倍になる。
 400万画素であれば、4分の1の100万画素となる。
 CCDの進歩は速いので、そのうち高感度のCCDが出てくるものと期待している。

(2003.1.28)


富士のは同じ画素でも写真が粗い?

 
これまで富士の2機種を使った後、ニコンに切り替えたが、記憶容量はずっと小さい
にも拘らず写真が綺麗だと云われた。 これは自覚はしてなかったので、意外だった。
 ということは、富士の画質が悪い(ギザギザが見える)ということである。 その原因
として、あくまで私の推測ですが、富士が採用しているハニカム配置ではないか。
 富士の方式は、正確にはハニカムではなく、千鳥格子とでもいうものである。
 それで、フル画素でない場合に画面が粗くなるのかどうかは分からない。


ソニーのズーム機の意外な弱点
 半円形のレンズがカメラの端にある独特な形状で、人気のソニーのズーム機に
意外な弱点があることを、最近知った。 それは、電源を入れてから撮影可能に
なるまでの起動時間が、どの機種も3秒以上と長いため、シャッターチャンスを
逃しやすいことである。 次に長いのが、キャノンのIXYシリーズで2秒以上である。
 その点、下記のリコーCaplioRR30は、逆に起動時間が0.22秒と短く、レス
ポンスがいいことを売り物にしている。
 ソニーの機種の起動時間が長いのは、ズームレンズの鏡胴を繰り出すモーターの
出力が小さいせいで、またレンズを繰り出すメカが弱いせいだと思う。 そうなった
理由は、あの半円形のデザインのせいで、レンズの周りに頑丈なメカを配置する
スペースが不足しているためだと思う。(2002.1.7)


案外お勧めの
リコーのCaplioRR30
1.自動ではなく、手動であるが、ISO800まで可能。 ただし、画素は約80
 万画素になるが、暗い夜景で手ぶれするよりは益しである。
2.やはり手動であるが、1cmまで接写が可能。 これは稀有な性能である。
3.広角の焦点距離が、35mmフィルム換算で、コンパクトカメラ並の35mm
 であり、これはデジカメでは少ないことである。
4.ソニーのデジカメに形とレンズの位置が似ている。
5.起動時間がめちゃ速く、シャッターチャンスを逃すことが少ない。(2002-12-27)
注)初期の製品には、光学系の問題で画面の隅に青や黄色のしみができると
いう問題が指摘されていたが、もう解決されたと聞いている。 これは普通のカメラ
でもよくある減少で、レンズより奥の部分のつや消しを十分に行わないためにハレー
ションを起こしたものである。
 もう一つの欠点としてボディーがメタルでなく、プラスチックであり、見栄えが悪いと
云われている。 その分、店頭での値下げ率が大きいようで、よく云えばお買い得と
いうことである。

デジカメを買い直した。
 買ったのは、ニコンのCOOLPIX4300である。 400万画素で、自動で10cm
まで接写ができ、2倍と3倍のテレコンバータが使える。 光学的には評判の
機種である。テレコンバータは、実際に買うかどうかは分からない。 
 テレコンバータが使える分、レンズキャップが手動で取り外す必要があり、また
重量は少し重めである。(2002-12-27)


おかしな富士フィルムの新製品

 最近、新しいXDカードを使った富士フィルムのデジカメ2機種が発売された。
 その仕様があまりにかけ離れているので驚いている。 同じ会社の製品でどう
してこんなにも差が付くのか、信じられないくらいである。
  機種名    画素数  光学ズーム 撮影感度   液晶モニター
 FinePixA303  324万    3倍     ISO100    1.5型、6万画素
 FinePixM603  310万    2倍   ISO160/200/  2.5型、12万画素
         (ハニカム603万)     400/800/1600
  競合する他社の機種の撮影感度がISO100/200/400なのに、A303の撮影感度
が時代遅れのISO100である。 一方、M603はISO1600と並外れた高感度である。
 そのM603は、中途半端の2倍ズームである。 何故3倍にしないのか。
 もっともM603でISO800以上になるときは、画素数が1/5、つまり60万画素くらい
に小さくなるが、ぶれて写真が使い物にならなくなるよりはいいので仕方がない。

 画素数がほぼ同じなのに微妙に違い、一方がハニカム型なのも他社なら考えられ
ない話である。 M603は液晶モニターが大きいのが売りであるが、モニターの画素数
は他社の機種とほぼ同じである。 逆に、A303のモニターの画素数が他社に比べて
少ないことになる。 これは、1.5型くらいの小さなモニターでは、12万画素も要らない
ということで、無駄な性能を省いたということかもしれない。
 ただし、モニターが大きくなると、消費電力はかなり大きくなるだろう。 だからM603
は老人向きの機種かもしれない。 (2002-12-5)


バードウォッチングに適した高倍率のズームカメラ
  バードウォッチングで、ただ見るだけでなく、デジカメで写真を撮っておきたいなら、
 光学ズームが高倍率のデジカメが欲しい。 光学ズームの倍率は3倍が普通である
 が、高倍率となると10万円以上もするのが普通である。 そういう高級機ではなく、
 普通の価格で8〜10倍ものズーム倍率があるのが、オリンパスのUltra Zoom C-700
 と C-720 である。 高倍率だから少し重く、大きいが、高級一眼レフなどと違って、
 重さ310gと、我慢出来る程度である。

  2002.9.26の新聞の前面広告では、オリンパスから320万画素で、元のC-700と
 同じ光学倍率が10倍のC-730が発売された。 詳しいことは分からないが、CCDが
 C-700とン\同じに小さくできたのと思う。 おまけにクローズアップで4cmまで接近
 でき、記憶媒体も新しいXDなので、記憶容量の制限はなくあんるだろう。 詳しくは、
 少し専門的になるので、バードウォッチング用 のデジカメを参照のこと。

  2002.9.26の朝刊の全面広告で、オリンパスのUltra Zoom C-730 が発表されていた。
  有効画素が320万画素で、C-720と同じであるが、C-700と全く同じ10倍ズームの
 レンズで、記憶媒体としてXDを使っているほか、寸法、重量も同じである。
  つまり、フィルムにあたるCCDを、C-720と同じ大きさまで小さくできたので、元の
 10倍ズームに戻したということである。
  さらにC-730では、スーパーマクロとして4cmまで接写できるようになった。 
  他にも、動画とか、モニターの画素なども改善している。 

レンズが飛び出ないズーム
  ズーム付きで初心者にお勧めで、実際かなりヒットしているのが、ミノルタの
 ディマージュX
である。 私がズームの一番の欠点と思っているレンズの突出が
 ない。 レンズの前面は固定し、途中にプリズムを入れて光軸を横に曲げて、カメラ
 を薄くしている。 そのためCCDを大きくできず、200万画素になっているが、初心
 者には十分である。 重さも135gで、常時持ち歩いても気にならない。
  レンズの飛び出しがないので、ズームにしたままポケットに入れておいて、シャッ
 ターチャンスを待つこともできる。
  なお普通のカメラでは、プリズムを入れると左右対象の画像になるが、デジカメ
 では元に戻すことは簡単だからできることである。

  最近、このCCDの大きさを同じにして、320万画素にしたディマージュX(アイ)
 が発売された。 露出感度はISO50〜160、マニュアルで400まで。

花の撮影に便利な接写ができるデジカメ
  大抵のデジカメは普通モードの他にマクロモードがあり、接写に便利である。
  ただし、殆どは対物距離が最小10cmである。 
  そんな中で、ニコンのCOOLPIX885 だけは4cmまで接近ができる。 これは
 他のデジカメよりも2.5倍も大きく撮れるということで、他のデジカメで撮ってトリミング
 するよりも6倍以上も画素が多いことと同じである。
  花などを接写するとき有力な機能である。
  
  最近、COOLPIX4300が発売された。 画素が320万から400万にアップされた。
  他に機能は全く同じなので、同じ大きさのCCDで320万から400万に細かくできた
 ことになる。 

  さらに、本の中の小さい写真やDPEで普通にプリントした写真をコピーするとき
 にも便利である。 普通はこういうときにスキャナーを使うが、スキャナーのピクセルを
 考えると、このデジカメなら、これで接写した方が高画素の写真になる。 
  写真を接写するときは、太陽光で接写するといい。 太陽光は照度の分布を気
 にするの必要ない、均一な白色光である。
 ただし、太陽光が写真から反射しないよう
 に、太陽光が当たる角度が十分斜めから入るようにする。 冬の日光は十分斜めから
 射すが、夏はかなり真上から射すので、水平に写真をおくと、一部に太陽が反射する。
  これを避けるには写真を南に傾けて、デジカメは写真に直角に構える。

  上記のニコンの2機種は、2倍または3倍のテレコンバータが別売りで使える。 
  これを使うと、ズーム倍率は6倍または9倍になる。 、
  なおテレコンバータは、キャノンのA30とA40でも、2.4倍のものがある。
  ただし、テレコンバータを使っているときは、広角にはならない。
 

  富士フィルムが、従来のスマートメディアではない、新しいXDカード(次項)を使った
 1号機、3倍ズーム、324万画素のFinePixA303を発表した。 ただその露出感度が
 100と低い。 夜景には絶対的に不利である。
  他社の製品は大体100〜400となっており、富士のこれまでの機種でも、400から
 1600まであるのに、どうして100なのかが分からない。

  単3型の場合、アルカリ電池を替わりに使うことができるが、電池寿命は小さく、
 割高なので、非常用と考えた方がよい。 (ソニーの機種だけは、何故か単3型
 ニッケル水素電池を使う機種で、アルカリ電池の使用が禁止されている。)


 USBケーブルを付属していない富士フィルムは不親切である。
  また市販のUSBケーブルで、富士のだけは形が少し違う。 これも不親切
 と思う。
 
デジカメとプリンターの相性
  プリンターでは、キャノンもあるが、エプソンが一番だと思っている。 そのエプソンが
 デジカメのCCDについて独自の規格を作った。
 これに賛同し、その規格を採用
 するメーカーが多く、有力なメーカーはほとんど採用している。
  その中で、何故か富士フィルムだけが参加していない。 富士の支店に電話で
 聞いたが、印刷上別に問題ないとして、はっきりしたことは云わなかった。 

  これは私の推測であるが、富士の独特の画素のハニカム配列が 災いしていると
 いう気がする。 富士が云っているハニカムとは、カタログによれば6角形の純粋な
 ハニカムではなく、正方形の角にある4つの画素の真ん中に、もう一つ画素を追加した
 ものという。 これがどうぢて有利なのかは分からない。 ただ富士のデジカメには、
 例えば240万画素、ハニカム信号処理により最大432万画素という、2つの画素表示
 がある。
 他社のデジカメと比較するにはどちらを使ったらよいのか迷う。

                                以上
 デジカメのヒントへ