自作のパソコンテキスト、番外

2003.7.15

デジカメの選び方、使い方
の隠れたヒント                   

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最近の話題
 
(すでに製造中止になっている機種もあるが、削除はしてないので、カタログで確かめて
 下さい。)

 ペンタックスOptioSシリーズとカシオEX−Zシリーズは、レンズ、LSIが共通。(04-06)
 
オリンパスも、ミノルタ、ソニー、三洋に続いて、プリズム型のを5月に発売する。(04-04)
 
三洋、京セラから、ビデオカメラ並みの明るい液晶モニターのデジカメを出した。(04-03)
 
最小のペンタックスOptioS40iは、ソフト関係のトラブルで、一時販売を中止。(04-03)
 
カシオの人気のEX−Zは、電池容量を2倍にしたZ40を発売した。(04-03)
 
ソニーは、従来とは違うプリズム型のCybershotT11、500万画素を発売した。(04-01)
 オリンパスのウルトラズーム10倍は、C-740(320万画素)とC-750(400万画素)に。

 ソニーは、従来の売れ筋の機種がほとんど姿を消して、機種の数が減った。(03-7-14)
 
ひところは200万画素が中心だったが、今は少なく、320万画素が中心に。(03-07-14)
 
ミノルタDiMAGE X、Xiがなくなって、Xt(320万画素)だけになった。
 ニコンから軽量、小型のCOOLPIX2100、3100がでた。
 
カシオから厚さ23mm、126g、3倍ズームののEXLIM EX-Z3が出る。(2003-3-12)
 
ペンタックスから厚さ2cm、98gの3倍ズーム機がでる。(2003-2-26)

 パナソニックからコンパクトな200万画素、12倍ズーム機が出た。(2003.2.26)
 レンズの小型化と高感度化が遅れている(2003.1.26)
 富士のは同じ画素でも写真が粗い?(2003.1.26)
 ソニーのズーム機は起動時間が長い弱点がある(2003.1.7)

 案外お勧めの
リコーのCaplioRR30(2002.12.30)に代わるCalioProG3
 ニコンのCOOLPIX4300を買い直した(2002-12-27)
 
おかしな富士フィルムの新製品 (2002-12-5)

はじめに
 デジカメが急速に普及してきている。 それに伴ない、デジカメの性能が向上し、
値段も下がってきている。 ただ、まだ選び方とか使い方で、よく分っていない人も
多いのではないか。 この点については、パソコン関係の雑誌で頻繁に特集されて
いるが、私の考えでは十分説明されているとは云い難い。

 そこで、皆さんが知っていると便利ないくつかのヒントを挙げておきたい。

 私のお勧めの6条件
.これからは、ズームのデジカメである。 ズーム倍率は最低3倍にする。 
  離れた場所から子供を大きく撮るときにズームが有効である。 もしレンズが出っ
 張るのが嫌なら、ミノルタのディマージュ、ソニーのT11、三洋のExacti、近く発売の
 オリンパスのAZ−1がある。

2.ズームの広角の焦点距離は小さいほどよい。
  普通のコンパクトズームカメラでは、広角は35mm以下であり、かなりの角度が
 画面に入る。 ところがデジカメでは、35mm換算でほとんどが35mm以上である。
  折角のズームなら、広角も小さいほうが便利である。

3.露出感度はISO400まで可能なものにする。 ISO100では、夜景や暗い
 ところでの撮影には、手ブレが心配である。 ブレているかどうかは、液晶モニター
 では判別できない。ただし、最近の高画素化で、感度が低い機種が多くなった。
  高画素よりも露出感度を優先したい。マニュアルでもよいから、感度を上げられる
 機種にするとよい。


4.シャッターレリーズ・タイムが短いものにする。これは、シャッター・ボタンを押して
 から実際に撮影されるまでの時間である。従来のカメラはシャッターボタンが非常に
 軽く、すぐ撮影できるが、デジカメでは時間が1〜2秒かかる機種がある。(ある有名な
 メーカーの人気シリーズがこれが大きいことが話題となり、人気が落ちた。)
 
  子供など、動きが速いものを撮るとき、シャッター・チャンスを逃がす。この値は、カタログ
 に書いていない機種が多く、そういうのは大きいと考えてよい。シャッター・チャンスを大切
 に考える人はこれが短いことをうたい文句にしている機種を選ぶとよい。

5.液晶モニターが明るいものにする。たいていのデジカメのモニターはまだ暗いが、最近
 明るさ可変の機種がチラホラ出はじめた。 もう一眼レフ型はいらない感じである。電池
 の消耗が激しいだろうから、必要のないときは暗くしておけばよい。

6.素人は、35mm換算で28mmなどの本当の広角が付いたズームが使いやすい。 
  最近やっとデジカメでもワイド付きズームがでてきた。 これは、レンズとCCDの大きさの
 比較に関係なく、レンズがどれだけ広角の光を受け入れられるかの問題である。

  リコーのCaplioG4wideは、おそらくデジカメでは最初のワイド付きのズームレンズ付きであろう。
  一般の人は、ズーム倍率を一杯に使うことはあまりないし、3倍を一杯に使う場合は三脚があっ
  た方がよい。 そんな望縁側を持つよりも、広角を小さく取り、他の機種に比べて望遠が2.5倍
 くらいで十分であろう。 35mm換算で28mmは、銀塩フィルムのAPSカメラでは多く使われて
 いる焦点距離である。

番外.初めて人は、記憶媒体をSDカードにするとよい。 理由は、最近のノートパソコンには
 必ずSDカードスロットルがついているためだ。  ただし、すでに他の記憶媒体を使っている
 人は、同じものを使いたいだろうから、無理には勧めない。
  XDピクチャーカードは、まだ単価が高い。

注)前に、お勧めの条件として、スマートメディアを記憶媒体として使ったデジカメを買わない
 ことを述べたが、もう必要がないと思い、削除する。スマートメディアを使った機種は、
 メーカーのカタログから消えもう売ってはいない。
  200万画素以上という条件も、ほとんどの機種がそうなっているので、削除する。

ここから本当の隠れたヒントに入る。(25項目追加、03-7-05)
詳しい解説は別ページへ
1.画素数(印刷には200万画素以上)

2. 光学ズーム(3倍以上は欲しい、デジタルズームはあまり意味がない)

3. ズームレンズの口径

4. ズームの広角度(35mm換算で35mmに近いのがよい)

5.バードウォッチングに適した高倍率のズームカメラ
  バードウォッチング用 のデジカメ

6.レンズが飛び出ないズーム(ミノルタのディマージュXシリーズなど))

7.花の撮影に便利な接写ができるデジカメ(接写距離と証明)

8.露出感度(ISO400以上が欲しいが、無理か)

9.記憶媒体(スマートメディアは古い)

10. 電池(単3アルカリ電池型か、否か)

11. パソコンへの取り込み道具(USBがお勧め、フロッピー型は不可)

12.USBケーブルとソフト(ケーブルを附属してない富士は不親切)

13.ピクセルの選択(用途に応じてうまく選択)

14.パソコンへの取り込んで名前を付ける方法(エキスプローラ利用)

15.買うときは、5年保証を付ける(追加5%は1回の修理で元を取る)

16.デジカメには1眼レフは要らないのではないか?

17.メールへの写真の添付のエチケット(画像の圧縮と予告メール)

18.ピント合わせ(これは普通のカメラと同じ)

19.デジカメのソフトケースは純正品でなくてもよい

20.撮影は、普通はファインダーを覗いて撮る(モニター画面は勧めない)

21.デジカメとプリンターの相性(エプソン推奨デジカメに富士が入ってない)

22.ストラップは首周りにする(落とさないため)

23.ホームページやメール用なら、最初から30KBくらいの低画素で撮る

24.高画素のデジカメは、撮影感度は高くできない。(1画素の光量が小さい)

25.将来も600〜800万画素以上は必要ない。 4分の1の画素を普通使う。
 

                                             以上
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