拍手お礼ネタ
ぬいぐるみ1
「姫、これはプレゼントです。気に入って頂けるといいのですが」
『まあ、かわいい! リオウありがとう』
・
・今日、ボクは楽士様から恋人の姫様へプレゼントされました。
「抱き枕ですから、よろしければお使いください」
『まあ、そうなの、今夜からよろしくね。チュッ」
・
・・あ、あの、背後から物凄い殺気がするのですが。
「姫の口付けは僕だけのものなのに・・・」
・
・・ボクはいつまで無事でいられるのでしょうか・・・
ぬいぐるみ2
「姫、これはプレゼントです。気に入って頂けるといいのですが」
『まあ、かわいい! アストラッドありがとう』
・
・今日、ボクは神官様から恋人の姫様へプレゼントされました。
「抱き枕ですから、よろしければお使いください」
・
・・あれから数日、最近物凄い寒気を感じます。
「ぬいぐるみの分際で、姫の胸に顔を埋めて眠るなんて良い度胸ですね」
わざとじゃ無いんです!
国一番の神官様に恨まれて、ボクはいつまで無事でいられるのでしょうか・・・
ぬいぐるみ3
「これ、プレゼント、抱き枕ってのが流行ってんだって、よかったら使ってくれよな」
・
・・今日ボクは鍛祷師見習いさんから、恋人の姫様へプレゼントされました。
『まあ、ロデルありがとう。 今夜からよろしくね、チュッ』
・
・
・
・
『私からも渡したいものがあるの、少し待っててくれる?』
・
・・あ、あのロデルさん?何か物凄くマジな目でボクを見ていませんか?
って!顔が近づいて来ているんですけど!
『あったわ!ロデルこれ・・・・・・・』
ボスッ!(どこかに押し込まれた音)
『どうかしたの?』
「な、何でもないっ!」
・
・・まだ無事です、ボクも・・・
後書き座談会
ロデル「元ネタはどっかで見た4コマ『どうして女は雷がなると枕を抱きしめるんだ(隣に俺がいるのに)』だって」
リオウ「オチは『どっちを抱きしめても雷には役に立たないのでは?』でしたね」
アストラッド「それで、最近はぬいぐるみみたいな抱き枕もあるから、『姫にプレゼントした抱き枕でも、抱きしめたら男共は嫉妬するんじゃ』と出来た話らしいです」
リオウ「作った当初は“4コマ漫画ネタ”なので絵が描けないからお蔵入りだったのですが」
アストラッド「拍手にすればいいんだ!と思い付いて実行したようです」
リオウ「最初は僕の話、まあ基本ですね」
アストラッド「2番目は砂漠の国の暗殺者ネタだったそうです、流石に王宮サイトでアラ○スはマズイだろうと“王宮キャラなら誰に当てはまるかな”と考えた結果、私になったそうで」
ロデル「そーいやカラーリングが似てる?エロ担当だし」
リオウ「・・・名前と職業を差し替えただけで一気に怪しい話になってしまいましたね」
ロデル「3番目は拍手のシステムの都合で急遽作ったんだって、こういう甘酸っぱい話は俺かカイン向けだって」
おまけ
「姫、これをやろう」
「まあ、可愛いぬいぐるみ!ありがとう」
「コゼットが欲しいと言うのでな、お前の分も作らせた」
「特別に作らせたの?手触りが凄くいいわね」
「ハハハッ、お前も気に入ったのか」
「ふかふか〜(すりすり)」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
その夜
「・・う〜ん・・・・えっ?どうしてエドガーが私のベッドで寝てるの?」
「・・・・抱いて寝るならぬいぐるみではなく俺にしろ」
「え?そういえばぬいぐるみは何処に?」
「さあな、その辺に転がっているだろう」
2008/11/10