子どもの日常生活のなかで手軽にできる遊びを通して、感覚統合という視点から親やまわりの大人が子どもとかかわり、指導します。
指導の基本は「脳にとって栄養となる適切な多様な刺激を与える」ことです。
子どもが興味を持って、楽しんで遊びに取り組むように工夫します。
子どもが興味を持ち、遊びや活動を楽しんで行うことが脳の働きを活発にし、感覚統合機能を高めます。
〜遊びを通じて個性を伸ばす〜
感覚統合理論を提唱したのはアメリカのJ・エアーズ博士で、主に学習障害児対象に治療法を発展させました。
其の理論を一言でいうと、「たえまなく脳に流れ込んでくる多量の刺激をうまく交通整理できるように、脳の機能をよくするための働きかけをする。
そして子どものより望ましい発達を促す。子どもの成長・発達はまさに感覚統合の過程である。」ということになります。
子どもの遊びへの働きかけ