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これからウィスキーの作り方について書きます。どのくらいの方がどれくらい知っているのでしょうか?
ウィスキーには、4つの条件があり 1、原料は穀物 2、糖化は自分の力で 3、蒸留方法は2種類
4、熟成が不可欠です。
1.穀物 2.糖化
大麦麦芽のみを使うのは 大麦は発酵させた後に粉砕し
モルト、トウモロコシやライ麦を 温水に浸す。こうする事で麦に
使用するのはグレーンと原料に 含まれるでんぷん質が酵素の力で
よって区別する。 分解し糖を含む液体が出来上がる。
3.蒸留 4.熟成
作業毎にモロミを加える単式蒸留 雑味を取り複雑にまろやかに
と連続してモロミを投入する連続式蒸留の する為 樽に寝かせる。又
2種類があり、作る酒により使う。 ウィスキーに樽材の香りや成分を
移すという役目もある
ウィスキーのが出来るまでの工程概略
ウィスキーの原料は穀物である為、ワインの原料となるブトウと違い糖が少ない。
糖の少ない穀物はそのままでは、アルコールにはならないので 大麦を発芽させデンプン質を糖に変える
酵素を発生させる必要がある。大麦を大麦麦芽に変える作業は、ウィスキーならではの工程といえる。
| 工程NO | 工程名 | 工程概略 | 工程NO | 工程名 | 工程概略 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 原料 | 原料は、大麦やトウモロコシなどの デンプン質の多い2条大麦が主に使われる どの穀物を使う場合でも大麦麦芽を使用する。 |
4 | 発酵 | ろ過した糖化液を菌が活動し易い20℃前後 冷却し、酵母を加える。酵母の働きによって 発酵が進み、糖化液はアルコール度数6〜7の モロミに変化する。 |
| 2 | 製麦 | 大麦を発酵する作業。床一杯に大麦を広げて 攪拌するのが伝統的手法 適度に芽が伸びたら乾燥し、発芽を止める。 専門業者でやることが多い作業。 |
5 | 蒸留 | アルコールと水の沸点の違いを利用して 加熱を行いアルコール分を濃縮する。 単式蒸留と連続式蒸留の2種類があり 蒸留所ごとに独自のノウハウを持つ。 |
| 3 | 糖化 | 粉砕麦芽と温水をゆっくり混ぜ合わせ、 デンプンを糖に変える。マッシング作業とも 言う。3〜4回に分けて温水を加えた後 に糖化液を抽出する。 |
6 | 熟成 | 加水してアルコール度数を63度前後にさげ てから熟成する。 ウィスキーのシンボルとも言える琥珀の液体は この熟成によって生まれる。 |