私的パイプ喫煙方法

ここではパイプを喫煙するにあたり自分が気をつけていることや揃えた道具について綴っています。  

    経験者よ初めての方に対し道具ばかり講釈たれていないで肝心なのは
煙草と言う事を知ろう。
ここでパイプを初めての方に対し経験者として何をアドバイスすべきかについてだが
パイプというのは、初めての方が買う1万円前後の物は、味に違いはない。(オールド物は除く)
シェープとしてベントかストレートかといえば味的には少々の違いがあるが
初めての方がそれを認識するのはかなり後。
掃除のしやすさとかあるがフルベントでない限り大丈夫だろうと思う。
つまりいきなり作家物やグレインがよいうん十万もするパイプでない限りパイプを購入する際は、
予算にあったパイプをカウンターなどに並べて好きなものを選ばせればよいと思う。
そこから始まる苦労は高いパイプ、安いパイプだろうがどんなシェープだろうが同じだと
思うかですよ。重要なのは、タバコの選定と思っています。
どんなパイプを購入しようがまずいタバコは、まずいのだ。
まずいタバコを吸って初心者がそれでパイプをやめてしまったら元も子もないし
アドバイスした方もがっかりだよね。
よってパイプ選びに1時間以上 タバコ選びが10分なんてありえないと思う。
経験者は、本当はここをしっかりじっくり始める方の好みや喫煙シュチエーションを
聞いてタバコ選びのアドバイスをすべきと思う。
まとめると「初めての頃、そのポイントとなるのは、パイプより タバコの選び方で
 どんなに良いパイプでもまずいタバコ(気に入らない)を 美味しく変えてくれることはない。」
というのが自論です。
つまりタバコ選びを最初に行方がよいと考えています。



ショップでパイプを見るときは、当然断ってから
画像のようにマウスピースを持ちます。
可能な限りブライヤーには触らないように!
ブライヤーは、手の油や汚れで変色しやすいのです。
綺麗な手で触りましょう。指輪など金属類も外す事
アーミプッシュタイプのマウスピースの場合は抜けやすいので注意






もっとパイプを舐め回すように見たい場合は、ボールに指を
入れてぐるぐると見ます。
パイプは、エリカの木の根でできてます。根は成長過程で
小石や砂などを噛み込みながら大きくなります。
ですからフロー等があって当り前で大きなフロー等は埋木等
されています。
価格が安いパイプ等は顕著でよく見るとそのような物がみえます。
ではこのようなものが少ないパイプを探せばいいのですが
それは値段にも比例し、まったく傷、フローが無いパイプは、
数百万します。

マウスピースやブライヤー本体に仕上げ痕があるようなパイプは
買わない方がいいでしょうね

それは工作精度がひどいパイプですから





さらにもう一つ
画像の様に親指とひとさし指でマウスピースを挟み腕を伸ばして
パイプを見ましょう。(この時親指とひとさし指の線が地面に対し
垂直になるように) これは、咥えたときのパイプの姿勢を見る時に使います。
このパイプは咥えるとこのような姿勢になるわけです。
また指に掛かる力で歯に掛かる負担がわかります。

外観検査は以上です。

マウスピースとダボ穴を確認
次にやることは、お店に方に言ってマウスピースの抜き差し具合を確認します。
このときには、マウスピースのダボの仕上がり具合やダボの具合を確認。
マウスピースのリップ部分の煙道が中心からずれていないかとかです。
良いパイプになるとマウスピースのダボの煙道端面部まで綺麗に仕上げてあります。
マウスピースの抜き差しを具合を確認します。非常に硬くないかまたゆるゆるではないか
変な傷はないか、ダボの中に開いている煙道が詰まっていないか確認します。

火皿と煙道を確認
火皿に傷があるパイプは買わない方がいいでしょうね。その部分は焦げ易いですから。
火皿を覗き込んで煙道がきちんと真ん中に且つ底の方に開いているか確認
あまりにもずれているようでしたらそのパイプは止めといた方がいいと思います。
私も1本火皿の芯から1mmくらいずれたパイプがありますがどんなに美味く吸おうと思っても
ジュースが溜まり煙草がまずいです。
又偏燃えの原因にもなります。

私的パイプ選びのポイントまとめ
@値段が自分の購入できる範囲か
Aシェープを気に入ったか
B火皿内に問題のありそうなフローや傷が無い
C煙道内に異物や不自然な段差(ドリルがヘタクソ)が無い
Dマウスピースの口の加工処理はきちんとしているか
E火皿内にある煙道口が中央にきている事
Fマウスピースとダボの抜き差しにおいて不自然なコツが必要ない。
 やたら硬い・すぽすぽしているのは止めよう。
Gグレイン(表情)は気にいったか
Hそのシェープとグレイン要はパイプその物が自分の顔立ちや体系に似合うのか







              
コンパニオン
お酒の席に呼ぶ女性ではありません。
パイプ喫煙では必要な物です。
多くのものには3つの道具がついています。
初めて買うのであれば画像左上のリング付きをお勧めします。
タンパー
  煙草を押さえ均したり、火種の移動や大きさを制御するのに
  使います。パイプ喫煙には必需品
スプーン
  喫煙後の煙草や灰をかき出す時につかいます。
  なかにはカーボンを削るナイフが付いているものもあります。
ピック
  詰めた煙草に突き刺し空気の流れを調整します。
  但しこれを使うより詰め方を研究する事をお勧めします。
  パイプ党入門と言う書籍ではこれが書かれていますね。
  ピックを使って煙草をかき出したり、立ち消えした煙草の灰を取り除いたり
  スプーンと変わらない働きをします。

  画像は私が持っているものです。
  ブライヤーでできたタンパーはお出かけ用です。  おしゃれでしょ
  黒いのはダンヒルタンパーです。ホワイトスポットがついています。
  左の写真の様に分解してピックとタンパーを使いわけます。
  
耳かきタンパーと蟻んこタンパー

有田静生タンパーにご縁がありました。
入手経緯ですが
今回の有田パイプでは実は後日談が
あります。今回購入したパイプですが
1回里帰りをしました。
その件でご丁寧にも有田静生氏から電話が
かかってきまして直接お話も聞けました。
里帰りから帰ってきたパイプにこのタンパー
が同梱されていました。
 お勧めタンパー
 結局自分が頻繁に使うようになったのは、耳かきタンパーとリングコンパニオンに落ち着きました。
 ボール内の煙草の縁を押さえやすいからです。
 私がお勧めするのは、500円で買えるリングコンパニオンが一番良いですよ。




モール

  パイプの掃除用モールは必ず必要です。
  一般的には喫煙後の煙道の掃除に使います。
  マウスピースの口から通し煙道のジュースやヤニ等を清掃します。
  画像は、上からチャーチワーデン用、ローランドモール
  柘ジャンボ、ダンヒルモールです。
  私の場合、ダンヒルモール以外モールを購入した事はありません。
  パイプ購入や煙草大量買い時でのお店のサービスで貰っています。
  お店の常連になりましょう。いい特典がいっぱいですよ。
  愛用しているのは、ローランドのモールです。
  ローランドモールは、他に比べ毛の抜けが少なく 細い方も
  そこそこ細くて掃除用には一番だと思います。
  ただし国内ではね。





スピリタス(ウォッカ燃料の火)
パイプ用ライター
      
   火が斜めか 横にでる物(画像参照)です。これによりパイプに安全に火をつける事ができます。
   真上にでる普通のライターでもよいのですが逆さまに火を着火しますので私は親指を焼けどしました。
   身を持って必要と痛感しました。マッチで着火もOKですが初心者にはお勧めしません。
   パイプ用ジッポも使った事があります。イコム、サロメ、BCのパイプライターを使いましたが一番右のイムコロナが
   火の着火のストレスの無さと火が一番安定していると言う事で一番良いと思います。
   このイムコロナライター少々お高いですがお勧めですよ。
   ジッポオイル臭を防ぐ為、アルコール度数99%のスピリタスというウォッカを使う事があります。
   無臭で煙草にオイル臭はつかないですよ。
   パイプライターを比較しているページを作ってあるのでそこも参照してください。
   パイプ喫煙アクセサリー

煙草を選ぶ

はじめの1歩で選ぶ煙草は何が良いかとよく聞かれるが
ここで初めての方に対し経験者として何をアドバイスすべきかについてだが
パイプというのは、初めての方が買う1万円前後の物は、味に違いはない。(オールド物は除く)
シェープとしてベントかストレートかといえば味的には少々の違いがあるが
初めての方がそれを認識するのはかなり後。
掃除のしやすさとかあるがフルベントでない限り大丈夫だろうと思う。
つまりいきなり作家物やグレインがよいうん十万もするパイプでない限りパイプを購入する際は、
予算にあったパイプをカウンターなどに並べて好きなものを選ばせればよいと思う。
そこから始まる苦労は高いパイプ、安いパイプだろうがどんなシェープだろうが同じだと思うかですよ。
重要なのは、タバコの選定と思っています。
どんなパイプを購入しようがまずいタバコは、まずいのだ。
まずいタバコを吸って初心者がそれでパイプをやめてしまったら元も子もないしアドバイスした方もがっかりだよね。
よってパイプ選びに1時間以上 タバコ選びが10分なんてありえないと思う。
経験者は、本当はここをしっかりじっくり始める方の好みや喫煙シュチエーションを聞いてタバコ選びのアドバイスをすべきと思う。
まとめると「初めての頃、そのポイントとなるのは、パイプより タバコの選び方で
 どんなに良いパイプでもまずいタバコ(気に入らない)を 美味しく変えてくれることはない。」
というのが自論です。
つまりタバコ選びを最初に行方がよいと考えています。

 

灰皿
灰皿も揃えるとなかなか雰囲気がでます。
上のはパイプレスト付き灰皿です。
下のはジャーとお揃いとなっている
スタンウィルのセット物です。
真ん中にあるコルクはパイプノッカーと言います。
陶器製のパイプレスト付き灰皿はパイプを傷つけるので
お勧めしません。
特にメシャムパイプには注意が必要です。

リーマー
リーマーです。左からブレビアリーマ、アジャストリーマー2個、
フィットオールリーマー、ロケットリーマーです。
パイプにカーボンを付けていくわけですが カーボンは成長して
厚みを増していきます。
カーボンの厚みは2mm弱が良いと言われています。
この厚くなったカーボンを削る事に使用します。
実はカーボンが付くと煙草は美味くなるのですが
カーボンは、両刃の剣と思っています。
それは、カーボンが付く事でパイプのホール径が4mm
小さくなる事を考慮してください。
せっかく美味しくなったのに喫煙時間が減るのです。残念




パイプスタンド
左の写真を見て欲しい
左が春山商事が販売している角レスト
右は柘が販売しているパイプスタンド
柘が販売しているパイプスタンドはパイプを置く間隔が狭く大振りなパイプ
を置いた場合はみ出る パイプ同士が当たる。
しかし春山商事が販売しているパイプスタンドは間隔が広く
大振りなパイプが余裕を持って置ける。
柘は4本だが春山の方は3本しかおけない よって3+1で4本にした。
ここで両カタログの値段を比べてみよう。
柘の4本パイプスタンドは7140円 春山の3本は3465円、1本スタンドは2100円
合計で5565円
なんとこれだけの寸法差で又見栄えの良い春山のパイプスタンドの方が安い
大振りなパイプも並べられて安いとくればパイプスタンドは私は春山商事の方を勧める。
スタンドに張られている見苦しい物はフェルトシールです。
これで大事なパイプに傷を付ける事なくなんの気兼ねも無く休ませる事ができる。
今現在パイプスタンドは春山商事にすべて置き換えました。


煙草ジャーと煙草の保管

   画像は煙草ジャーです。購入し開封した煙草を保管及び煙草の湿度調整に使います。
   開封したての煙草は多くの場合、かなり湿っています。特にラタキア煙草はひどいですね。
   これでは着火もままならずジュースが出やすいのです。
   ですから煙草ジャーで加湿具合を調整します。湿りが多い煙草はジャーの口を開けておき
   ちょうど良い頃合で口を閉めれば良いのです。
   よって煙草ジャーは美味しいパイプ煙草を味わいたいなら必需品ですよ。
   それと乾燥しすぎだと風味も飛んでしまい美味しくないのでジャーで管理します。
   どちらかといえば乾燥気味の50%〜60%が良いと思います。
   中にはシガーと同じ70%前後と言う方がいますがシガーと違いパイプ煙草は、ブレンダーが
   微妙なさじ加減で煙草をブレンドしています。シガーと同じ様に熟成させて味を変えてどうするの?
   というのが私の持論です。熟成させて味が良くなる物 バランスを崩して悪くなる物もありますよ。
   ブレンダーが作ったパイプ煙草のコンセプトを壊すような事は私はしません。
   シガー様の湿度計を使って調湿した煙草を手で触って感触を覚えておきましょう。
   右のものは、スーパー等で売っている漬物用密封容器です。密封能力はこちらの方が上です。
   左の物は密封性が良くないので直ぐに煙草が乾燥してしまいます。少々お値段がはりますが瓶製の物を
   お勧めします。洗った時香りが残らないからです。これなら銘柄を変えた時残り香がいたずらしません。
   また瓶製の物はしっかり洗剤で洗えますからね。
   ジャーは4つあれば良いですよ。何個も購入して沢山の煙草を開けるなんてナンセンスですよ。
   私の場合そのうちどれかが痛み捨てる羽目になりました。
   経験側からラタキア1銘柄 ヴァージニア2銘柄 着香1銘柄しか開封しない事にしています。
   パイプから離れがちな夏場でも4つくらいなら吸いきれますからね。
   ジャーにも少々ですが工夫を凝らすのもいいでしょうね。写真はジャーに加湿器を両面テープで貼り付けて
   乾燥対策をしてる所です。この場合乾燥していたパウチ物を戻す時に使います。

   又乾燥気味の冬場に使います。このヒュミですが化粧用の小型のケースを購入して自作しても良いでしょうね。
       
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