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      洋風「昆布巻」

 

昆布巻、これこそ「おふくろの味」の代表といえるでしょう。

みがきニシンを巻いて作る北海道独特の海の幸料理ですね。


伝統的味を現代風にちょっとアレンジして作ってみましたら、とてもおいしく、栄養のバランスもとれたと思っています。

カッテージチーズを作る時、とったあとのホエの方にもたくきんの栄養素が含まれているので、すてるのはもったいなく、煮汁用として使ってありますので牛乳使用量100%です。
お魚のにがてなお子様でも、この昆布巻ならきっと喜んで食べていただけるのではないでしょうか……
ぜひおためし下さいませ。

レシピ

 

材料

 

 ◆4人前◆

昆布・・・・17センチもの8枚
牛乳・・・・4カップ
かんぴょう20センチ・・・8本
人参・・・・1/3本
干しいたけ・・・・2枚
いんげん・・・・3本
鳥ささみ・・・2本

調味料
醤油・・・1/4カップ
みりん・・・・大さじ1杯
砂糖・・・・大さじ3杯
料理酒・・・・大さじ1杯
バター・・・・大さじ1杯
酢・・・・大さじ4杯
水・・・・2カップ

1.

牛乳は鍋に入れ火にかけ、沸騰寸前まであたため、酢を加えて分離したら(固まったものと澄んだ液になる)フキンをひいたザルにあけ(ホエは下に受けるものをおき、とって、昆布を煮る時に煮汁として使う)固まった方は、水をまんべなくかけて酢を洗い流し、しぼってカッテージチーズをつくる。

2.

昆布は、砂をおとし洗ってから10分ほど水につけておく。

3.

水につけた昆布の中に(1)のホエ(しぼった水分の方)を全部たして醤油・砂糖・酒を入れ、昆布がやわらかく味がしみるまで煮る。水でもどした干しいたけと、かんぴょうもいっしょに煮る。
(昆布のかたさにもよるが、普通の鍋で30分、圧力鍋で10分)

4.

人参は千切り、いんげんは薄い斜め切りにする。

5.

ササミは軽く塩コショウをして、さっと蒸し、さいておく。

6. しいたけは煮えたらとりだし、千切りにする。
7. (4)はバターでいため、しんなりしたら塩コショウでうす味付けしたところで(5)と(6)を入れ、さっくりとまぜ合わせ、いためて味をなじませる。
8. (3)の味付昆布をひろげ(7)のカッテージチーズをほそく長くきり、これをしんにして、はしからくるくると巻き、昆布巻を作りかんぴょうでしばって出来上がり。
9. 1口大に切り、切り口を上にして盛りつけてもきれいです。
   

ポイント

 
@牛乳でカッテージチーズを作る時、分量の酢は1度に入れないで、まわしながら、3回ぐらいに入れて分離させること。

A @でカッテージチーズをとったあとの水分(ホエという)は、かならず煮汁として使う。

B具に使う野菜はあるもので、まにあわせてもいいでしょう。
いんげんの代わりに季節によってグリーンアスパラ・ゴボウなども良いでしょう。


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