竪坑は片方に鉱夫用のゲージ(籠)と、
もう片方に原炭用のスキップ(箱)を、
やじろべぇのように吊り下げるのが常であるが、
それらを上昇下降させる駆動部を見てみよう。
モーターを制御する運転室。
見るからの操作室と制御盤たち。
その視線の先には、
巨大なプーリーと極太のワイヤーが。
プーリーは直径数Mもあり巨大だ。
隣はファンか空冷の装置らしい。
500KW近い巨大モーター。
大迫力だ。
現状の運転状況を示す表示板だろうか。
羽幌竪坑の施設に酷似している。
並ぶ制御盤。
トランジスタが組まれているが、
現代ならシーケンスで行うだろう。
摺動部の茶色いベルト部分が、
ブレーキのようだ。
35tの天井クレーン。
モーターやプーリーを揚げられる容量なのだろう。
高電圧の変電設備か。
運転中はうっかり近づかないようにフェンスがある。
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