雄別炭鉱へ




釧路炭田の中枢。雄別炭鉱は大正時代から発展し
昭和45年2月に閉山。最盛期の昭和30年代には10,000人の住む巨大な街だった。

原野を歩くこと３０分・・・。
雪路には獣の足跡が少し。

見えてきたのは映画館の廃跡。

ここから街の中心部となる。

内部はがらんどうでしかも広い。
娯楽を求めて、かつては大勢の人々が集まったのか・・・。

屋上への階段を登る。

繰り返しの凍結で、コンクリートの劣化は著しい。

屋上には何もない。

廃墟の林立する街路を遡る。

斜面の向こうに大きな設備が見える。

坑口を発見した。
水が噴出する、その坑の名は「雄別通洞」。

坑口の下には大きな近代的建造物が・・・。

これは病院らしい。大きい。内部に侵入する。

多数の部屋を持つ大きな病院だ。
荒廃激しく、落書きも多い。

迷いながらすべての部屋を探索する。
床の踏み抜きと、脱出に注意しながら進む。

螺旋階段で別棟を目指す。

増改築なのか・・・。
上を目指す。

上から各部屋を望む。

ここで生死があったのかもしれない・・・。

下流にはトロッコの軌道橋梁の廃墟がある。

さあ、渡ってみよう。
梁はあるが床板が脱落。

地上6ｍ。

この緊張ドキドキ感がたまらない。
頼れるのは自分のみ。

廃橋梁を突き抜ける木々の感触をみる。
雄別も時間が過ぎていっているようだ。





庶路へ

戻る
トップページへ

トップページへ