明治鉱業庶路炭鉱でスイッチバックに遭遇す


昭和13年に開坑した庶路炭鉱は2.2kmの専用線で西庶路駅へ運炭していた。昭和30年代前半に最盛期を迎えたが、
昭和35年10月30日にガス爆発が起こり昭和39年の閉山への道をたどっていった。 。
隧道

アプローヂ 林の中を歩くこと30分・・・。
この地域は雪が少ないため、この時期の探索も容易い。
隧道

山向こうへの運炭線が超える隧道が見えてきた。

スイッチバックで90度向きを換えた後、この隧道へ突入する。

隧道内

アプローチには太い木々が立っている。
40年の歴史を感じる・・・。


サイズ

かつて蒸気機関がくぐる廃トンネルはある程度の大きさがある。

しかしこの流れ出たような汚泥は何なのか。

閉塞か・・・。

汚泥

汚泥に覆われた廃隧道に侵入する。

奥にはかろうじて明かりが見え、風も少し流れている。

氷

奥には天井から落下して汚泥にささったままの氷柱があった。
不思議な光景だ。

見えていた明かりは小さいまま・・・。

閉塞

いよいよ閉塞部に接近した。
天井の覆工がごっそり抜け落ち、そこから汚泥が大量に噴出していた。


病院

貫通はしているものの通り抜けはできない。
反対側の坑口が見えているにもかかわらず、抜けることはできない。

諦めて外部の施設を見てみよう。

火事

外部には近代的な建造物もある。
坑口事務所だろうか・・・。火事の痕跡がある。

エゾジカの獣道が無尽に走る中、さらに奥を目指す。

ホッパー

奥には巨大なホッパーも現存する。
森に溶け込んだ廃墟群は今も静かに鎮座している。


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水溜り
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