巨塔を見上げる


いよいよ立坑に接近
立坑

白い立坑に近づいたが

道のりはまだ遠く・・・


よじ登る

選鉱所からよじ登る。

選鉱所

選鉱所上の梁を渡る・・・深い
崩落

立坑直下

立坑直下に到着。思わず見上げる。

付近には架空索道があったようだ。

鉱区は本斜坑、第二斜坑により左右に採掘展開されて掘削区域は大きく分散していたために、

維持坑道は複雑化、深度化し、運搬の合理化を目指し昭和36年6月、本工事に着手。

完成まで4年という短期間,総工費17億円(現在の貨幣価値で言うとこの4倍)で工事が行われた。

巻き上げ塔の全高はRC構造で39.34m。

これを制覇したい。

立坑内

立坑内部に最接近。

赤い梁は昇降用の大型巻き上げ機。

直下数100mの坑口はさすがに塞いである。

石炭、人員、管材の搬入出に使用された。

2策式ゲージでケーぺ巻き上げ機塔上設置型方式を採用。

出坑口

左手には出坑口と書かれた入り口。

水車補桟研磨部品

水車補桟研磨部品と書かれた箱が置いてあった。

上を目指す前に、地上階の各室を見てみよう。


保安教室

左手に進み、さらに奥を目指す。保安教室の朽ち果てた机がある。

これは昭和40年4月設立の「羽幌炭礦技術員研修所」(事業内職業訓練所)であろう。

さらに奥の浴場を目指す・・・。

坑務室

坑務室とよばれた事務所跡に到着。

ガランと広く苔むしていた。
 

安全灯室前

安全灯室前にたたずむ。LEDライトはここでも必須。

「ガス漏出中爆発、危険につき火気厳禁」

充電による水素発生に警戒してか、かなり本気の看板が・・・。

更衣室前

更衣室前には名札をかける銘板。

在籍鉱員数の推移としては、昭和32年(1,550名)昭和35年(1,804名)昭和40年(1,913名)となっている。

浴場看板

いよいよ浴場へ。大きな看板がある。

入浴心得。


浴場

かなりの敷地を占める大きな浴場。

タイル張りだがこうもりの糞が蓄積している。

保安監督室

保安監督室・計画室は屋根が足り下がり。

いつ崩壊してもおかしくなさそう。


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巨塔
そびえる立坑