立川の道

立川の昔の道　地図

芝中道

迅速測図２万分の1　明治14年

1万分の1地形図　昭和30年

立川７小の東側から北上し、立川通りの職安の北側、南武線錦踏切を抜け、日本自動車学校の西側、東立川幼稚園前、多摩車検事務所の構内を横切り上谷保新田へと通じていた。７小から立川通りの間は戦前の耕地整理により道は全く残っていない。江戸中期に作られた柴崎村絵図には芝中道として載っている。

（五軒家街道）

ある本によると現在も羽衣町に南北にはしる五軒家街道が残っていると書かれている。芝中道あるいは田村道、満願寺道とも考えられる。この道は柴崎村から五軒家へ通じた道であったと言う。行く方向で道の名前が違ったのかもしれない。芝中とは錦町六丁目付近、五軒家とは国分寺市の上谷保新田のあたりに有ったという。

立川町町勢一覧　昭和11年
錦町の消えた芝中道と思われる境界線


五軒家（上谷保新田）付近


車検場前付近　ここから北側は消えている。


中央線に突き当たる


発心地蔵　この前に踏切があった。
　芝中道は高架線になる前にあった野沢踏切に遠回りしていた。


南武線を渡り錦町に入り、立川通りで道は途切れている。


道は再び七小脇で復活する。


古道の雰囲気が残る芝中道　七小脇


旧甲州街道にぶつかり芝中道は終わっている。


柴崎村絵図（江戸中期）にも見える第六天

田村道　満願寺道　芝中道　日野道（なかはらみち）

神明木道　原市場道　諏訪道　八幡道

正心道　滝の上中道　滝の上道　台上道　

田無道　根付道　府中砂川新田道　江戸海道　拝島道　

江戸海道　伊奈海道　五日市みち　甲州街道（甲州道中）