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よえもんさん通り


よえもんさん通り
 
よえもんさん通り
滋賀県高島市
JR湖西線の安曇川(あどがわ)駅前には中江藤樹の座像が建立されている。また安曇川駅から「藤樹書院」、「良知館」までの通りは中江藤樹の通称・与右衛門から“よえもんさん通り”と名付けられている。道の駅「藤樹の里あどがわ」を中間地点として、前半には中江藤樹の残した言葉を現代語訳した説明板、後半には幼少期からの逸話を著した説明板が設置されている。
1608年(慶長13年)に中江藤樹は現在の滋賀県高島市安曇川町上小川、近江国高島郡小川村に生まれる。後に現在の愛媛県大洲市に移り、学問に励んで郡奉行として活躍している。藤樹の屋敷内には藤の老樹があり、その紫の花の香りを好んだ事から「藤樹先生」と呼ばれるようになる。本名である諱(いみな)は原(げん)、字(あざな)は惟命(これなが)であったが、門人や村人たちから敬慕と親しみを込めて「藤樹先生」と呼ばれるようになった。
 
藤樹先生孝養像
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