新潟県新潟市
村上・出羽・奥州路へ至る道として北国街道が有り、中木戸〜通船川〜河渡〜松崎〜津島屋〜阿賀野川〜松ヶ崎を経由している。義経が北国街道を経て奥州へ落ち延びた話は有名である。新潟の大形地区にその北国街道が通っており、義経の道が残っている。
義経伝説が残る藤戸神社　昔、義経一行が松崎のあたりの村で一人の娘に道を尋ねました。しかし、娘が一行の中に義経がいることに気づいてしまい素性を漏らしたため、弁慶に切り捨てられてしまった。これを哀れに思った村人たちが、娘を祀ったのがこの神社という。義経にまつわる伝説が世阿弥の『謡曲　藤戸』に似ていることから社名が「藤戸神社」になったそうである。