京都府京都市北区
北大路通り、堀川から大徳寺付近までの南へ一本下がった東西の通りが 紫式部通り である。この通り北建勲通りの名もある。付近には紫式部墓所や、源氏物語にも登場する雲林院がある。雲林院は紫式部が晩年を過ごした寺院ともいわれている。
紫式部 生没年不詳 平安時代中期の物語作者,歌人。藤原為時の娘。母は藤原為信の娘。生年は天延元年(973)ごろ,没年は長和3年(1014)以降と推定されている。長保元年(999)藤原宣孝と結婚,大弐三位を生む。3年夫と死別ののち「源氏物語」をかきはじめ,文才を認められ一条天皇の中宮彰子につかえた。三十六歌仙のひとり。女房名は藤式部。家集に「紫式部集」,日記に「紫式部日記」などがある。
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