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義経街道


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緑の破線・・・義経街道
徳島県小松島市〜香川県屋島
寿永4年(1185)2月の屋島の戦いの時、源義経の屋島へ進軍した道が義経街道である。摂津国渡邊津(大阪市中央区)を出航した義経は通常3日かかる航路をわずか4時間で阿波国勝浦(小松島市)に到着したという。小松島に上陸した義経は手勢150騎を引き連れて屋島に向かった。義経ドリームロードから先の沿道にも義経ゆかりの地が点在している。軍馬に水を飲ませたとする国府町観音寺にある「 舌洗池 」。平家方を攻め落とした熊山城や桜間城。そして金泉寺には弁慶の力石の伝承。大阪峠を越え讃岐に入り、亀海山海蔵院東海寺(東かがわ市馬宿)に宿営した。ここには義経の馬足を洗った馬洗いの池、鞍掛けの松(二代目)、弁慶の打鳴らした鐘楼などがある。義経一行は進軍の途中に白鳥神社(東かがわ市松原)に武運長久を祈ったと伝えられる。義経の軍勢は引田、白鳥、丹生と進み田面峠(さぬき市大川町田面)にさしかかった時に小休止した。ここには愛馬を繋いだという義経桜がある。長尾の宗林寺には「弁慶の馬の墓」があるという。高松市高松町には義経の鞍かけ松がある。屋島は往時、独立した島で本土との間に潮が東西に引く潟であった。その相引の浜で赤牛が渡っているのを見た義経はそこから攻めていったという。これに因む地名が高松市屋島中町の赤牛崎(あかばざき)である。
 
亀海山海蔵院東海寺
源義経一党宿営の碑
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