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蓮如ノ道


青の点線(北国街道) 赤点線(北陸道)・・・ 蓮如ノ道

蓮如ノ道 道標
 福井県南越前町今庄
今庄宿のはずれに蓮如ノ道、右わきに小さい文字で蓮如上人御影道中、下に 北国街道 北陸道 と刻まれた石の道標がある。右側面に「蓮如御下向道中 京・西近江路・木ノ芽峠・今庄・府中・北ノ庄・吉崎へ・六十里」、左側面に「蓮如御上洛道中 吉崎・北ノ庄・府中・今庄・栃ノ木峠・東近江路・京へ・七十里」北陸道と北国街道の分岐点である。古代中世の北陸道は平安初期の天長7年(830)敦賀から木ノ芽山嶺を抜ける最短路として標高628mの木ノ芽峠を越える新道が開削された。蓮如ノ道の石碑の隣には「文政の道しるべ」がある。文政十三年(1830)に大黒屋由兵衛が建立したもので、「左 京 いせ 江戸 道」「右 京 つるが 己可佐(わかさ) 道」と刻まれている。北国街道は栃木峠を越える街道で天正6年(1578)越前北ノ庄城主(現福井市)となった柴田勝家が、織田信長の安土城参勤の最短路として整備した。
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