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松蔭通り


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緑のラインが松蔭通り

松蔭通り

松蔭通り
 静岡県下田市
「松陰通り」は松陰寓寄処へ向かう道である。通りの途中には松陰通り足湯がある。通り名はこの足湯名のみに存在する。松陰寓寄処とは幕末、ペリー艦隊の黒船に乗船し海外渡航を企てた吉田松陰が数日間寄居した場所である。当時松陰は皮膚病を患い温泉による治療のため、蓮台寺温泉を訪れていた。松蔭は3月27日深夜、柿崎の弁天島付近から小舟を出し米艦に漕ぎ着けて便乗を懇請したが断られた。 企ての発覚を覚悟した松蔭はいさぎよく自首し捕らわれの身となり、4月11日唐丸籠で天城山を越え、江戸伝馬町の獄へ送られた。江戸送り後、郷里の萩の獄舎に監禁される。一時軟禁となり、松下村塾で教えたが、1859年江戸伝馬町の獄で処刑された。松陰は30歳であった。

松陰寓寄処

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