静岡県浜松市
天正１４年（1586）駿河府中に移るまでの１７年間、29歳から45歳まで家康は浜松に在城することになります。元亀元年（1570）徳川家康は遠江地方を支配する拠点として引馬城に入城、城の大改築を行った。このとき引馬を浜松に改めた。家康の浜松城の築造が浜松の名の出発点となった。家康の散歩道とは、「浜松」に今も残る徳川家康公ゆかりの地を歩いて巡るコースとなっている。生涯最大の敗戦ともいわれる三方ヶ原合戦などの苦難を経て多くを学び、浜松の地で天下取りの第一歩を歩み始めた。また、歴代の浜松城主から幕府要職である老中や京都所司代等に抜擢される人物が多く輩出されたことから、後に出世城と呼ばれるようになった。コースは全長8.5Km。美しい日本の歩きたくなるみち500選、新日本歩く道紀行100選に選ばれている。