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一茶の散歩道


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薄茶のラインが
一茶の散歩道

一茶の散歩道

一茶の散歩道
 長野県湯田中
湯田中温泉は俳人小林一茶との縁が深く、ここの裏山を一茶が俳句創作に利用したことに因んで湯宮神社から世界平和大観音まで遊歩道を整備し,湯田中温泉をこよなく愛した俳人小林一茶を偲ぶ散策路となっている。遊歩道には一茶の句碑が15建てられている。雨含(うがん)の松からスタートし、途中には一茶堂や句碑など小林一茶ゆかりの史跡がある。この一茶堂は、昭和31年(一茶没後130年)小林一茶顕彰のため建立されたものである。内部には寺瀬黙山作の一茶乾漆像を安置してあったが、現在は温泉街の梅翁寺に移してある。松尾芭蕉・与謝蕪村と並んで江戸の三大俳人と言われる小林一茶(1763〜1827)は、15才にして江戸に立ち、関西・四国・九州をはじめの各地を行脚し、全国にその名を知られた。文化9年(1812年)50才で野尻湖のある故郷の信濃町柏原に帰っている。 その翌年には、湯田中の旅館の主人湯本希杖とその子其秋との俳諧を通じての交際が始まり、65才で亡くなるまで温泉の湧く湯田中へ足しげく訪れていた。その様な関係で湯田中には一茶晩年の日記類をはじめ数多くの貴重な遺墨が保存されている、その一部を一茶・荻原井泉水記念俳句資料館「湯薫亭」に展示している。温泉街には湯田中の情景を詠んだ句碑が建立されている。
 
一茶像

一茶堂
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