ねこたび日記

2025年5月19日(月)曇り  
佐柳島最終日。
どうやら今日も一日曇り気味のお天気のようで。
きれいな日の出は望めませんでした。薄雲がずっと上空まで…。

それでも、当初の予報では4日間とも傘マークがついていたんですから、それを考えればお天気はかなり好転しましたね。
四国本土のほうは雨が降ってたみたい。多度津と佐柳を隔てる15㎞の海、ここが天気の変わり目だったのかも。

私が瀬戸内の島めぐりを毎年5月のGW明けと11月の連休明けに日程を組んでいるのは、その期間が人出が減って宿も飛行機も安いというのと天候が安定して晴れの日が多いと思っているからですが、今年の5月中旬はどうもお天気が例年と違う…事実、この年は梅雨入りが早かったんですよね。後になって気象庁は四国地方の梅雨入りは5月中旬だったと発表しましたから。
これから、季節の変わり目の時期がズレるのかな??
今年だけの特異例だったと思いたいけど…。

まあ、雨が降らなかったことに感謝ですね、とりあえず。

さて、またあの仔猫たちのところに行ってみました。(^^;

今日も元気な仔猫たち♪
この三日間ですっかり私の顔は覚えたみたいで「遊んで~♪」と寄ってきます。

あれあれ…よじ登ってくる。(^^;

肩まで登ってきた。くすぐったい♪

近すぎてピントが合いません。(^^;

通常だと母猫が警戒して仔猫が人に寄るのを阻止するケースも多いんですが、母猫も大丈夫だと踏んでる様子。というより、このお母さん猫は去年一昨年と私と接していて私のことを覚えているようです。もっともそうは言っても猫それぞれに性格というものがあって、いくら親しくても仔猫には近づけさせない、という猫もいます。ただ、島の人に聞いても「この子(母猫)はとびきり懐っこいからね~」と言われている子だから…。

しかし今回、仔猫の写真何枚撮ってるんだろうね。(^^;
ここで仔猫たちと遊んでる時間がやたら長いような気がします。

いつもの年なら、もっと長崎の集落で過ごす時間があるんだけど本浦でこの4匹の子を見つけてからというものの、この子たちの虜になっちゃったみたいな。長崎にも仔猫はいるはずなんだけど、あまりに懐っこいこの子たちに捕まっちゃった感じですね。まあ、こんな年があってもいいか。

同じような写真ばっかり撮ってるんだけどね。(^^;
いや、写真撮ってるというより仔猫たちと遊んでるついでにシャッター押してるだけというほうが正しいかもね。

この日も時々薄日は漏れるものの、ずっと上空には雲が。風はありませんでしたが。
今回、青い海というのが見られなかったなぁ。それだけがちょっと心残り。

空バックの写真、海バックの写真が少ないでしょ?(^^;

ホステルに戻り、朝食。
今日でチェックアウトになります。着替えを入れたバッグはとりあえず昼までホステルで預かってもらうことに。
私は旅に出る時、荷物はできるだけ最小限になるようにしています。とはいえ、カメラ機材一式(と言っても瀬戸内ではカメラ本体と標準ズーム・望遠ズーム一本ずつだけだけど)を入れたバッグに着替えを入れるのはちょっと困難。長旅の途中で洗濯をするとしてもやはり着替えのインナーは三着分は必要。さらにネコノシマホステルには浴衣などはないですから寝巻は別に持参しなきゃなりません。着のみ着のまま寝るというのは私は好きではないので…となると、やはり別にバッグがひとつ必要。とはいえ、できるだけコンパクトなバッグにしていますよ。
そういえば、最近旅行している人を見るとやたら大きいスーツケースやらキャリーバッグやらをゴロゴロ転がして歩いている人が多いですよね。まあ訪日外国人の人なら理解できます。日程長いだろうし慣れない日本の生活では必要なものも多いだろうし。でも日本人でもあたりまえのようにバカでかいキャリー転がしている人います。
いったい何泊するんだろう?と思ってるとたかだか2~3泊だったりするんですよね。その程度の短い日程でなんであんな大荷物が要るのか不思議でならない。バッカじゃないの?と。(^^;
旅に出るなら荷物は少なければ少ないほどいい、というのが私の考え方。だってそんなに必要なものはないはず。着替えとタオルと洗面具、それに+α、てなとこでしょ?まあ、女性の場合は化粧品とかあるかもしれないけど、それだってそんなにかさばるものじゃないはず。せいぜい中型のショルダーバッグかボストンバックで済むはず。それなのに、なんであんな図体の大きいキャリーバックをガラゴロ転がして歩くんだろうね??はっきり言って観光地でもバスの中でも列車の中でも迷惑なんだよね~。ジャマだよ、ジャマ!!
たぶん必要のないものをたくさん入れてるんだろうな~。というより、自宅での生活をそのまま旅先に持ち込まないと気がすまないのかもね。旅に出るのに都会生活をそのまま持ち込むって愚の骨頂だと思わないのかな?バカだよバカ。非日常を味わいに行くのに日常を持ち込んでどうするの?
列車やバスに乗ってもせっかくの車窓の景色を見ることなくスマホばっかりいじってる。観光地に行ってもビューポイントで記念写真撮るだけですぐ車内に戻っちゃう。買い物に行けば東京でも売ってるようなものを手に取って地元産品には見向きもしない。そんな旅って…まあ、本人がそれで楽しければいいんだろうけど…でも、とても「旅」と言えないよね、私に言わせれば。せっかくの旅費をドブに捨ててるようなもんだと思う。
お金の使い方が下手な人が増えましたね…。
キミもそう思うよね?

「そのとおりニャ!」
少なくとも佐柳の島の中をデカいキャリーバッグをゴロゴロ転がして歩くのは勘弁してほしいな~。
まあ、佐柳に来る人でそういう人は少ないけど。皆「旅」のなんたるかをわかってる方みたいでネコノシマホステルに泊まる人もほとんどがリュックかショルダーバッグ。日帰りの人は多度津に荷物預けてくるみたいだしね。
とにかくあの「ガラゴロ」は瀬戸内の島には不似合いです!

ホステルでちょっと遅めの昼食をとってバッグを引き取り本浦へ。
途中で猫たちにバイバイしながら。

船が出るまでまだ2時間弱あります。しばらく港付近で猫たちと遊んでいると、Yさんが待合所にやってきました。
「3時の船で帰りますんで、それまで荷物置かせてもらっていいですか?」
「いいよ~、そこの椅子の上に置いときなさい。私と猫が見とるから。(笑)」
しばらくすると猫が一匹入ったカートを押してIさんがやってきました。
3時の船に乗るとのこと。

この子、ちょっと風邪気味なんだそうで。丸亀の動物病院に連れて行くんだそうです。
「たいしたことないと思うんだけど、一応血液検査もやってもらおうかと」
今夜は多度津のご家族のお宅に泊って明日朝一番で病院に連れて行くそうです。
佐柳島にはこうして猫たちを見守ってくれる方がいるんですよね。
残り少ない滞在時間。
最後はやはり、あの仔猫たちのところに行くことにしました。

もうすっかり馴れた仔猫たち。

こうやって触れ合っていると後ろ髪惹かれまくりなんですけど…。

時計の針が3時を回った。もうすぐ船が長崎を出る。10分ちょっとで本浦に来ます。
名残惜しいけど時間切れ。仔猫を膝から下ろして港へ。
「またおいでね」
待合所に来ていた島の人たちに見送られてIさんと一緒に桟橋へ。
4日間、ありがとうございました!

心安らいだ佐柳島の4日間。
猫と人とがともに幸せに穏やかに暮らしている島。人も優しい。猫も優しい。そんな島で過ごしていると自分の気持ちも優しくなるような…都会の日常生活ではどうしてもモヤモヤしたりイライラしたりすることも多いのが世の常、人の常。束の間でもそんなことを忘れさせてくれる、そんな心のオアシスのような島。
秋に来る頃には、あの仔猫たちも大きくなっていることでしょう。
次第に小さくなっていく佐柳の島影を眺めながら、半年後に思いをはせる私でした。


第三部「徳島・高知」に続く
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