
第三部「徳島・高知」
| 2025年5月20日(火)快晴 |
さて前日は多度津から夕方の快速電車で高松に出て、高松から特急「うすしお25号」で徳島へ。徳島19:21着。
高松で列車乗り継ぎに1時間ほどあったので讃岐うどんを食べてきました。(^^;
そして翌日。朝の徳島駅前。
この日は朝から快晴でした。
気温もかなり上がるという予報。夏日になるかもしれないそうで。
朝8:00前のバスで大神子海岸へ向かいます。
大神子海岸に行くには徳島駅からバスで30分ちょっとですが、このバスの本数は意外に少ない。朝7:55、8:15と立て続けに2本ありますけど、その後は11:20まで3時間も空いてしまいます。さすがにこの時期、お昼過ぎになると猫たちは日陰に入ってお昼寝モードになってしまいますから、猫たちの姿を大神子で見るなら朝寝坊はできません。たいていのホテルの朝食は6:30からですが、少なくとも7:30過ぎには朝食を終えていないと(身支度をしてトイレに行ってということを考えると)バスを逃す危険性があります。私が泊まった東横インは駅前バスターミナルまで歩いて7~8分かかりますから、それも考慮に入れて…。
まあ、今回は徳島に連泊ですから荷物は部屋に置いておけばいいんですが、一泊だけの場合は駅のコインロッカーに荷物を預ける時間も計算に入れないと。(^^;
7:55のバスに乗り、大神子海岸入口に8:25着。
気温が上がるという予報でしたから、やはり早めのバスで行ったほうがいいだろうな、と。
海岸の遊歩道を歩いていくと、第一猫発見。(^^;
優雅に日向ぼっこしておりました。
コロンコロン♪
ここの猫たちはいうなれば地域猫。すべて避妊去勢されています。
よく見ると遊歩道のそこここに猫用のお皿が置いてあって(景観を損ねないようにベンチの下などに置いてあるので注意して見ないとわかりませんが)、近隣の方が毎朝毎夕エサをあげています。「近隣」とは言っても、ここは市街地から丘二つ隔てた場所。周囲に民家はほとんどありません。廃業した旅館やユースホステルがあるだけ。
しばらくすると、そのエサやりさんのご夫婦がやってきました。
丘の向こうの徳島市街地からクルマで来られるそうです。10分ほどで来られるということですが、毎日のことですからけっこう大変かも。
抱っこされてる。(^^;
エサやりさんが来たということで、あちこちから三々五々猫たちがやってきます。黒い子もいれば…、
キジトラちゃんも。
どちらも男の子ですね。
たくさんゴハンをもらって…、
しかしまあ、よく肥えてること。(^^;

ヘソ天。(^^;

ゴロゴロ♪
おやつまでもらって。
この姿勢、警戒心ゼロ。(^^;
ここの猫たちも幸せです。居住地から離れた場所だから文句言う人もいないし。
唯一心配なのは強風とか荒天の時だけだけど、防風林になっている松林もあるし、周辺には空き家もあるから逃げ込む場所はあるようで。
海岸の南側では、これは兄妹かな?
海バックでモデルさんしてくれました。
正午近くまでのんびりここの猫たちと過ごして12:10のバスで徳島駅に引き返します。
さて午後は…王子神社に行くことも考えたんだけど、思いのほか気温が上がって暑い。(^^;
25℃を超えましたね。これじゃ神社の猫たちも日陰に入っちゃうだろうしなぁ~。王子神社は明日の朝にしたほうが良さそう。となると残り半日、どうしよう??
徳島の猫スポット、他にもあるんだけどこの気温じゃどこも猫たちは日陰に引っ込んで出てきてくれそうもありません。これが佐柳島だと日陰でも絵になる場所もあるし猫とゆったり遊べるんだけど、徳島は残念ながらそういう場所は…。
ということで、午後は観光客になることに。(^^;
鳴門の渦潮を見に行きましょうか。
12:58の徳島始発、鳴門行きの気動車に乗ります。
ところが急に思い立って行こうとしてもうまくいかない?もの。念のためネットで鳴門海峡の渦潮の観潮最適時刻を調べたら、今日は正午前後と夕方17:00前後ということになってます。(^^;
この列車で鳴門に行ってそこからバスを乗り継いで大鳴門橋のたもとに着くのは14:30過ぎだからちょうどその真ん中で一番潮が静かな時間。豪快な渦潮など見られる時間ではありません。
まあいいか…海の写真を取りに行くということで。(^^;
列車で鳴門へ。そこからバスを乗り継ぎ鳴門公園に着いたのが14:11。そこから徒歩20分ほどで大鳴門橋のたもとにつきます。
大鳴門橋は徳島県鳴門と淡路島の間の鳴門海峡をまたぐ吊り橋。児島と坂出を結ぶ瀬戸大橋、尾道と今治を結ぶ「やまなみ海道」と並ぶ本四三大架橋のひとつで本州四国連絡高速道路が通っています。
全長1,629m、幅25m、主塔の高さは144.3m。第一主塔と第二主塔の間の鳴門寄りの位置(というか第二主塔~鳴門側~の近く)に例の「鳴門の渦潮」があります。
鳴門の渦潮を見るには観潮船に乗るのが一般的な観覧方法ですが、実はこの大鳴門橋の鳴門側には橋梁下の空間を利用して「渦の道」と呼ばれる橋の上から真下の渦潮を眺められる通路があります。観潮船のように間近に渦潮を眺める迫力こそありませんが、手軽に渦潮を見ることができます。まあ、今日のこの時間は渦がほとんどない時間帯ですけど…。(^^;
ここが入り口。
入場料は510円。まあ、お手頃です♪
通路はこんな感じ。
本来この左側に見える場所は瀬戸大橋と同様、鉄道が通るための空間。この通路はそのための保守路です。しかし現在のところ淡路島を通って四国に鉄道を通すという当初の計画は頓挫したままです。
右側の窓はガラスが入っていません。網が張ってはありますが素通しです。だから海風が直接入ってきます。風の強い日はちょっと通れないですね。(一定の風速を超えるとこの観覧路は閉鎖になります)
そして通路のところどころにこんな窓が。
高所恐怖症の方はちょっとコワイかもしれないですね。(^^;
時間帯によってはこの真下に豪快な渦潮が見られます。が…この時間は静かでした~♪
一番奥まで行って戻ってくると30分くらいかかりますね。
海の上を歩く、そして大吊り橋を歩くという体験をするだけでも行く価値はあるかも。
観覧を終えて、今度は南側から大鳴門橋を見て。よ~く見ると第二主塔の真下あたりに渦潮らしいものが見えますでしょ。勢いはないけど。(^^;
公園内を散策し、ちょっと買い食いをして帰りのバスへ。
列車を乗り継ぎ、徳島に戻ったのは18:00近くになっていました。
さて明日は王子神社ですね。