
予報通り…朝から雨でした。
ちょっと朝寝坊をして8:00過ぎに朝食をとり、…さてどうしようか。今日は一日休養日かな。(^^;
まあ、こんな日は道後温泉にゆっくり浸かるのがいいかな♪

大街道から市電に乗って道後へ向かいます。
電車に乗った頃はパラパラ雨が降っていたんだけれど、上一万を過ぎるあたりで雨がやんで。
思わず道後公園で下車してしまいました。空を見ればちょっと雲が薄くなってる。しばらくは雨は小康状態になりそうな気配。石手に行ってみようか。
道後公園は別名「湯築城跡」。その名のごとく湯築城というお城があった場所。
私、お城マニアです。(^^;
(くどいっ!)

湯築城は室町時代に伊予国守護であった河野氏によって築城され、長く河野氏の本拠となっていましたが羽柴秀吉の四国攻めによって攻め落とされ、以後は廃城となります。やがて現在の松山城が加藤氏によって築城されるとこの湯築城から礎石や建材が持ち出されたといいます。
現在残っているのは堀と土塁のみ。

今はそうしたわずかな遺構を残して公園として整備されています。西側には武家屋敷なども復元されています。

雨も止んでいるので歩いて石手へ。
このあたり、ちょっと横道に入ると猫いるんですよね♪


石手寺参道入り口。さすがに平日でしかもお天気が悪いということもあって来ている観光客はまばらでした。

参道のお店から顔を出した黒猫さん。

この子はなかなか愛想のいい子で、ちょっとモデルさんもしてくれたりして。

石手寺境内。手前の三重塔は修復中。
境内の奥に「マントラ洞窟」というところがあります。これまで入ったことがなかったのですが(なんとなくコワくて)、今回勇を鼓して?入ってみました。

中はこんな感じ。境内奥の丘をくりぬいて続く200mほどの長さの洞窟。
通路の真ん中にお地蔵さんが道しるべのように立っているんですが…一人で歩くとやっぱり怖いですね。(^^;

お寺の方に訊いてみても「なんでこんなものが造られたのかわからない」とのこと。余計にコワイ…。
通り抜けると裏参道の小道に出ます。

洞窟を出たあたりでまたパラパラと雨が落ちてきました。
さっき来た道を再び引き返し、道後温泉へ。
雨の予報の平日ということもあってか、温泉街のアーケードは普段よりも人が少なめ。

道後温泉本館、修復工事は終わっていました。この姿を見るのは久しぶりですね。

空いていたので「霊の湯」二階(大広間)に行くことに。
料金は2,000円。やはり上がりましたね。以前は1,600円くらいだった記憶が。
制限時間60分(と言っても厳密に測られるわけではなくおおよその目安)で入浴と貸タオル、貸浴衣がついています。制限時間内なら何度でも一階の「神の湯」と二階の「霊の湯」に入ることができます。
入ると大広間に案内されて、係員の方が席を確保してくれます。

ここで浴衣をもらって浴場へ。浴場の更衣室で入浴後に浴衣に着替えてここに戻ってきます。着てきた着衣は更衣室のロッカーに預けて、浴衣姿のままこの大広間でゆっくりくつろいで。
その間、お茶とお菓子が出てきます。お茶はおかわり自由。

帰るときは、再び浴場の更衣室へ行って着替え、最後に浴衣を返却。
希望する方は皇室専用浴室「又新殿」を見学することもできます。(ただし「霊の湯」利用者だけ:ちなみに撮影禁止です)
ゆったりと温泉に浸かって、広間で体を休めて。
気が付けば、外では雨の音。本降りになってきたようですね…。
たっぷり1時間羽を伸ばさせてもらいました♪
外に出たらちょうどお昼。
幸い温泉街も空いていたので、ここでお昼を食べて。
13時過ぎの市電で大街道に戻ります。今朝と同じ風景。

電停から歩くこと5分。
毎度おなじみの「愛松亭=漱石珈琲店」。

雨に濡れた楓がきれいでした。

かなり気温が下がってますね。気を付けないと湯冷めするかも。(^^;

ここも今日はお客が少なめなような…。

中に入ると…。

やはりこの寒さのせいかな。「マド」は入り口近くの籠の上で毛布にくるまってお昼寝中。(^^;

この子はけっこう寒がりなんだとか。

風邪でも引いてるのかと心配になりましたが、そういうわけではないそうです。食べたばかりでオネムなんだとか。(^^;
片や「坊っちゃん」のほうは…。

窓際の椅子をちゃっかり占領してお外を眺めてます♪

この席は「猫専用」のようで。(^^;
来る人来る人みんなに頭を撫でられて…でもイヤな顔ひとつしないところがさすが看板猫。ちゃんと接客してます♪

お客さんも少なかったのでコーヒー一杯で小一時間ここでマッタリさせてもらいました。

15時を回ったところでお店を出て、早めにホテルに戻ります。
雨風はピークになっていましたが、数分歩けば大街道のアーケードなのでさほど濡れずに済みました。
この雨も今夜半には収まるそうで。
明日は早朝の列車で丸亀に向かいます。ちょっと早めに寝ましょうかね。