2024年11月24日(土)睦月島 続き |
小学校前に戻ってきました。
「お前ら、どこ行ってたんだ?」と言いたげなメンメン。(^^;
もとあれ、チャトラーズ勢ぞろいです。ベンチに腰かけたらさっそく膝の上に載ってくる子が。今朝ちょっと寒いものね。
キミたち、まだ朝ごはんは済んでないのかな?…と思っていたら、前の家のお母さんが出てきました。
みんなお母さんについて校庭の中にゾロゾロ入って行って、
いつもの場所でゴハン。
食べ終わると校庭で日向ぼっこ。ここも東側に校舎があるのである程度風は遮られます。
考えてみるとこの島の猫たちと触れ合うようになってもう10年になるんですね。
チャトラーズ、半分以上は代替わりしているけど、まだ10年前のメンバーも残っています。ただ、その子はもう高齢になったのでお母さんの家に召しあげられて家猫に。今は家の中で悠々自適?の余生を送っているそうな。
数年前は仔猫だったこの子たち…。
私はキミたちが生まれた年のことを知ってるよ。あの頃はおチビさんだったけど、今は立派な若者。
この子、耳カットされていないのがわかると思います。未去勢?と思ったんですがお母さんに聞いてみると
「手術したはずだけどねぇ。お医者さんが印するの忘れたんかいな?」
と。(^^;
校舎手前にある二宮金次郎像。
昔、この「尊徳さん」の銅像ってあちこちの小学校にありましたよね。私が生まれ育った東京荒川の小学校にもありました。
でも最近の学校では見かけない、という話も聞きます。校舎の建て替えとともに撤去されたところも多いとか。
理由は「昔の価値観を引きずっているから」とか「現代にそぐわない」とかいろいろ言われてますけど…中には「歩きながら本を読むのは危ないから」という人もいるようで。なんじゃそりゃ。(^^;
でも何もそう斜に構えて物事を考えなくとも、と思うんですけどね。「昔、こんなに一生懸命勉強した人がいたんだよ」というだけでいいと思うんですけど。それをヘンな国家観や価値観と結びつけるからおかしなことになるんであって…妙なヘリクツが先行する世の中になっちゃいましたね~。
背後に見える草の絡まった校舎と思い合わせて、なんだか「古き良き日本」がどんどん消えて行ってしまうような寂しさを感じてしまいました。
さて猫たちもお昼寝の時間になりそうなので、私はちょっと山のほうへ。これもいつものこと。
みかん畑を抜けて。
途中で出会ったもう顔見知りになった農家の方にお話を伺ったら今年のみかんの出来は上々とのこと。またもぎたてのみかんをいくつかいただいてしまいました。
「ジュース代わりにしなよ。皮はその辺に捨てていって構わないから。(笑)」って。
いつもありがとうございます!
今年も研修を兼ねて学生たちが収穫の手伝いに来るそうで。松山に「農業大学校」があります。
そうした若い人がこの島のみかん栽培農業を継いでくれるといいんですけどね。この島はみかんの島なんだから。
山の上の道から見る海。10:55発の中島大浦行の船が出ていく。
いつものように歩き追っかけ。(^^;
野忽那寄港の間に北側の海が見える場所まで歩いてこのシーンが撮れるんですよね、野忽那を出て中島に向かうところが。
これも睦月に来ると毎度毎度のお約束♪
ここの青い海の色、好きなんですよね…。今日は風があるせいもあって遠くまでよく見えます。はるか向こうに見える白い吊り橋は豊島大橋。広島県です。
ここで青い海を見ながらお昼ご飯。おにぎりだけど。(^^;
山を下りて東の浜に出て、港に戻って来ました。
夕方の船で積み込むのかな。畑から来た軽トラ。
農業倉庫のホワイトボード。
13:00過ぎ。小学校に戻って来ました。
「おかえり~」
松山に戻る船まで1時間半。あとは猫たちとのんびり過ごします。
いっぺんに二匹乗るとちょっと重いんだけど。(^^;
茶白ちゃん、上に乗った。「お山の大将」ごっこ??
ちょっと遊ぼうか♪
やはり春とは違ってこの時期は日が傾くのが早いね。
今は暖かいけど日が沈むと一気に冷えます。温暖な瀬戸内といえども夜は寒い。日没前に体を温めて日が沈んだらまたあちこち歩き回る…それは島猫も町猫も同じ。
このオッドアイの子も二年前に生まれた子。下の動画に出ている白い仔猫です。今はすっかり風格?が出ちゃってドッシリ顔になってるけど。仔猫の時はかわいかったんだけどね。
いや、今もかわいいけど。(^^;
ちなみにこの動画、なぜか26万回再生とバスった動画です。
私の動画ってブログ掲載のために撮ってるだけの「撮りっぱなし」でろくろく編集もしない代物なんで普段はせいぜい再生回数2~3桁なんだけど、なぜかこれだけは異様に再生回数増えて…。
なんだったんでしょうね?(^^;
時間になりました。
学校を離れて港へ向かいます。
数匹の子がお見送りをしてくれました。途中でまたちょっとプチ撮影会。
乗船所まで見送ってくれた子。
もぅいいよ、お帰り。また春に来るから!
14:48の船が来ました。
睦月。何度訪れても懐かしさを感じる島です。
みかんの花が咲く季節、そしてみかんの実がたわわに実る季節。毎年交互に訪れていますがどちらもいいですね。
次はまた花の咲く季節に。