ねこたび日記

2024年5月18日(土) 佐柳島四日目 快晴  
佐柳島、最終日の朝。

昨日までとは打って変わって静かな海。薄茜に染まった鏡のような海に猫の影。
やがてその海面を照らしながら朝日が昇っていきます。

朝の光を体いっぱいに浴びて、

今日もまた、島猫たちの一日が始まる。

本浦の乗船待合所の猫たち。
朝8:00の船が来るまでまだ間がありますが、なぜか猫たちが続々と集まってきてベンチの上で日向ぼっこ。

実はこれ、待合所の鍵を開けに来るお母さんを待っています。それがここを縄張りにしている猫たちの朝ごはんの時間なので。
ちょっと歩いて、あの親子の様子を見に行ってみました。

お母さん猫、朝から忙しそうで。(^^;

と、あれ?見なれない大きな猫が仔猫のそばに。

鼻の周りに傷のある、いかにも歴戦のツワモノといった感じの雄猫。仔猫は大丈夫かな?とちょっと心配しましたが…。

でも母猫は知らん顔で見下ろしているだけ。

その雄猫、仔猫の前で愛嬌たっぷりにゴロンと。(^^;

どうやら、この雄猫がダンナ様つまりこの仔猫たちの父親らしい。
この雄猫、イクメンパパのようです。(^^;
猫って子供の世話は母猫に任せっぱなしという父親が多いと聞きますが、中にはこんな世話焼きなお父さんもいるんですね♪

でも、なぜか奥さんに怒られたようで。(^^;

いいパパなのにねぇ。

ありゃりゃ、子供たちがヘンな先入観持ちそうな。ま、いいか。ママが強いくらいが家庭は平和だから。(^^;

両親に見守られて、この三匹はきっと元気に育つことでしょう。

今日は気温が上がるそうな…そういえば朝から日差しが心なしか強いような。

空も真っ青。

山路商店さんの店先。

お母さんが出てくるのを待ってます。
こちらのお母さんはもうかなりなご高齢になるんですが、かなり以前から毎日毎日、本浦乗船場の切符販売と到着発送の荷物の管理をされています。本当に実年齢聞いたらビックリするほどお元気で。やはり若いころからずっと体を使ってきた人は違いますね。本当にお若い。

乗船場の猫たちの朝ごはんも持っていきますが、その前に店の前に来る猫たちにゴハンをあげます。

いち早くゴハンを食べ終えて走ってきた茶白。

この子は本当に懐っこい子で、朝のモデルさんを務めてくれました♪

青空バックで。

もう一枚♪

朝の漁港。係船杭と猫、二つの影が面白い。

日の出から2時間半。もう太陽は中天に昇っています。

あ、8:00の船が入ってきた。

この二匹は…ひょっとしてカップルかな?

すごくラブラブに見えました♪

時計を見れば8:30。そろそろ朝食。ホステルに引き返します。

「おかえり~」

ただいま♪
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