ねこたび日記

2024年3月21日(木)快晴 天草湯島一日目 
朝7:30。ホテルから歩いて5分の桜町バスターミナル。

湯島に行くにはここから天草本渡行きの快速バス「あまくさ号」に乗っていくことになります。

次の便は8:00発。
今日は平日ということもあって、さすがにこの朝の便は空いていましたね。観光客が増えてくるのはこの後の9:30発の便からでしょうか。

走ること1時間半。やがて右手の車窓には有明海を望み…

やがて天草五橋へ。

9:30過ぎに「道の駅さんぱーる」に到着。ここで降りたのは私一人でした。(^^;
天草に向かう観光客はまだまだこの先、五橋全てを渡って行く人がほとんどですから。
ここから10分ほど歩いた江樋戸(えびと)港から湯島行きの船が出ます。こんな感じの道をのんびり歩いていくと…。

ほどなく江樋戸港。船が待ってます。

一日五往復。この便は二往復目の船。
外から見た目より船内は広くて70名ちょっと乗船可能。桟敷席もあるんですよね。

湯島まで30分。
船を下りると…、

猫が待ってます。(^^;
穏やかな顔してるでしょう?ここの猫。
湯島は島民の方々が猫を大事にしている島。「西の田代島」とも言われるほど。

この島が「猫の島」として知られるようになったのは10年ほど前からでしょうか。ただ、瀬戸内や田代島、あるいは北九州の島々ほど有名ではなくあまりスポットが当たって来なかったマイナーな存在だったのも事実。もともとは天草四郎ゆかりの島ということでむしろ歴史マニアが訪れることの多かった島です。あ、私も歴史マニアですが。(^^;
最近、岩合さんの「ネコ歩き」で紹介されてやっと知られるようになったという程度ですね。

ここの猫たちはほんとにノビノビしてます。道の真ん中にゴロンしてる黒猫さん。

ここではクルマはほとんど走ってないです。島民の方の主な移動手段はバイク。というのも軽トラでも登れない細い急な坂道が多く、集落は斜面にへばりつくように延びているので…。
猫を見かけると島民の方々はバイクを停めて、猫が脇に寄るのを待ってから走っていきます。このあたり、田代島とよく似てますね。(^^;

この日は快晴でおだやかな春らしい陽気。

緑がまぶしい。

ヒラヒラと舞うチョウチョと戯れて。

朝の漁は終わったのでしょうかね。かなりな数の船が港にいました。
やはり関東に比べるといくらか季節が進んでいるような…そう、この時関東は寒かったんですよね、寒の戻りで。

黄色い花がきれいだった。

ちょっとアップで。ホントいい顔してるわ、この子♪

ここの子たちはカメラ慣れしてるのか、ほんとにいいポーズ取ってくれます。

座ってるとすぐ膝に乗って来る子も多くて。

猫たちと戯れながら、ゆったり気分で撮影…。

花桃が満開でしたね。残念ながら背が高い木なので猫と絡めて写真撮るのは至難でしたが。

猫顔の浮き球。佐柳島にも同じようなものがありましたね。(^^;

猫マーク。猫が多く集まることを示す標識?ですが、同時に島民の方たちの餌やりスポットでもあるようです。

堤防にいたこの子は、

すごく懐っこくて。

ちょっと離れて写真撮ろうとすると近づいてきてゴロン。(^^;

ナデナデしてあげないと写真撮らせてくれません。(^^;

心地良い海風がそよそよと。

ふと見上げれば、丘の中腹に十字架。
船で港に入って来るときも見えましたが…。

あそこまで行ってみようか。歩きだすと…。

さっきの子がついてきます。(^^;
5分ほどで登れました。海がきれいだな~。

瀬戸内とはちょっと違った多島美。天草、小さな島も点在してます。

「いい景色でしょ?」
そうだね。

この海を見るだけでも、この島に来る価値はあると思う。
昔、私は「海より山」の人だったんだけど、島猫を撮るようになってから海の方が好きになってしまったようです。(^^;
さあ、下に降りようか。

帰り道も一緒にこの子と下りました♪
Back Home Next