Northern White ~北の絵日記~

 
 3月5日(火) 晴れ 
 
今日も晴れ予報。
3月のこの時期というのは、例年だと天気が周期的に変わって湿った雪や雨が降る日が混ざるんだけど、こんなに晴れの日が続いたのは珍しい。私の記憶にないかも。
でも正直に言うと、大粒の雪が降る日の絵も撮りたかったんだけど。(^^;
昨日に続いて今朝も冷えました。-18℃。
3月に入ってここまで冷えるのも珍しいんだけど。

雪裡川にはビッシリと霧氷が。
3月らしくない風景だけど、これはこれで美しい♪

でも、さすがに2月と違うのは塒をタンチョウが飛び立つ時間が早くなってます。必ずしも気温のせいだけではないんでしょうね。川面を陽が照らす前に飛び立っていく連中がけっこういました。

川面に陽が差しこみ始めました。

何度見てもこの風景はきれいです。毎年見てる風景ですが、飽きるということがありません。

朝食後、サンクチュアリ。

相変わらず賑やかですが、よく見るとタンチョウの数は減ったような。

朝は冷え込んでも昼間は気温がプラスに転じるここ数日、頃合いと見て繁殖地に戻り始めている番が増えてきましたね。昨日の海岸線回りでも確認できたように。
まだこの時間は吐く息も白いけれど…。

あちこちで踊る、踊る、踊る。

マナちゃんもまだいます。この子はいつ帰るんでしょうね?
なぜかこの幼鳥と一緒にいることが多いようで。親鳥が文句言ってこないところを見ると、この幼鳥はもう子別れされたんでしょう。

タンチョウとは違った羽根のグラディエーション。

これも美しいですね。

午後1時。やはり気温はプラスに。早朝から考えると20℃超える気温差。どちらも同じマイナスなら気にならないのですが、プラスまで上がると体感的には実際以上の気温差感じますね。

確かにタンチョウの数は減っている…。

と、ぐるっと見回してみたら…これは?

雪原にナゾの物体が…。

あら、起きてたの?(^^;

お尻まる見えなんだけど。(^^;

起こしちゃって?ゴメンネ。
2月と違うのは観察する人間の数も。
先月はそこそこの人数がいたサンクチュアリも、やってくる撮影者の数が減って常時いるのは10~15人程度。半減してます。
そういえば外国人の数も減りましたね。先月は欧米の人の方が多いくらいでしたが…。

空の色も2月の濃い青から淡青に変わっています。

明日はまた気温が上がるという…。

たぶん湿原帰りする番が多くなるでしょうね。徐々に3月らしい日々に。


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