Northern White ~北の絵日記~
今朝の最低気温、-17℃。そこそこ冷えたものの、昨日の朝に比べると霧氷のつき方はやや薄いかな。
これだけ寒いんだけど、不思議にタンチョウたちが佇む水面って温かそうに見えるんですよね。気嵐が立ってて温泉みたいに見えるから。(^^;
実際、彼らにとっては外に足を出しているより数倍温かいのは間違いないけど。。
今日は雪が降るかもしれないという予報。
一応レンズ用のレインカバーを用意してサンクチュアリに行ってみると、今日は盛況。
この中には私と同じTAITOに泊ってる15人ほどの台湾から来たグループもいます。朝食の席では一緒でした。過去に何度か同宿したことがあるので顔見知りになった人もいます。
10:00過ぎくらいまで撮影していて、その後バスで移動しました。砂湯にでも行ったかな?
一気にサンク、人が少なくなりましたが。(^^;
予報通り雪が降ってきて…。
でもこの時期の雪って細かいので、なかなか写真的には絵にしづらいんですよね。
降っていたのは20分ほど。その後はしばらく曇り空。
風がないわりには、タンチョウの動きはそこそこありましたが。
ただ2月はやはり給餌場のタンチョウの数が多すぎて…スッキリとしたカットはなかなか撮れないですね。贅沢言っちゃいけないですけど。
いったん昼食を取りにTAITOに戻り、一休みしてからまたサンクへ。
晴れてきました。
気温-3℃。これがこの日の最高気温。
でも陽の光と雪面からの輻射熱で体感的にはかなり暖かい。厚着してお腹にカイロなんか入れてるからなおさら。
この日の午後はマナヅルの動きにフォーカスしてみることにしました。
撮影者からは「マナちゃん」という愛称つけられてます♪
ところがこのマナちゃん、かなり気が強い子であることがわかりましたよ。(^^;
背格好がどうしても成鳥よりはやや低めだから、時折若鳥にインネン?つけられたりするようですが…。
首筋の色がまだ薄い、羽根の先が黒い亜成鳥。あの首筋から見るとたぶんまだ二年生だと思うんですが…。
マナちゃんに一喝されてます。逃げる亜成鳥、
マナちゃん、強い。(^^;
そうかと思えば、成鳥の女の子??にモーションかけたり。
でも、
つれなく無視されたりして…。
別の成鳥にヤツアタリしてました。(^^;
でもこう見ると、マナヅルも行動形態はタンチョウと同じですね。見ていて面白かったです。
給餌を見てから、塒帰りの飛翔を撮るため移動。
菊池農場の林へ。
シマエナガがいました。
太郎と花子は今日もマッタリしてました。(^^;
今日も塒帰りが早かった。15:30過ぎには次々と編隊が。
まだ太陽は高いのにね…。
真上を。
何番目かの編隊。よく見るとその中に…。
マナちゃんがいます。
この子は塒帰りはどうやってるんだろうと思ってましたが、他のタンチョウと編隊組んで帰ってるんですね。まあ当然か。
飛び姿もなかなかきれいです。
やがて日が傾くにつれて、編隊の羽数が多くなってくる。
まるで門限があるみたいですね。(^^;
低くなった太陽の光がタンチョウの羽根を薄赤く染めます。
やがて日没。
今日もまたMさんの車で送ってもらいました。いつもすみません。(^^;
さて明日の朝は…山に登ろうかな。