新年のあいさつ

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あけまして、おめでとうございます。

2024年になり、早くも1週間が過ぎてしまいましたが、まだ小正月を過ぎていないので、良しとしましょう!

今年もよろしくお願いします。



2023年12月7日(先月)、「ジュラシック・ワールド3」のDVD&BDが発売されました。

2022年の夏に公開された映画が、早くも1年で売り出されるのでね。

子供の頃は、ロードショーから3〜4年はかかりましたが・・・。 時代は変わりました。



さて、これを機に、

1993年の第1作となる「ジュラシック・パーク」から全6作を、改めて見ることにしました。

126分 + 129分 + 93分 + 124分 + 128分 + 147分

= 747分 = 12時間27分。 ふぅ〜、長かった・・・。

12時間超の映画を観るのは、結構、大変ですね(笑)。

(ちなみに、この計算&換算は、小学3年生までの算数の知識があれば、できます。)



今回は、1つの役でニューヨークの5大演劇賞をすべて獲得した唯一の俳優・・・という肩書は置いといて、

B・D・ウォンさんが演じた遺伝学者ヘンリー・ウー博士に注目しました。

(ちなみに、私自身も遺伝学者です。)

第1作、第4作、第5作、第6作に登場します。

後半の3作に連発して出演されており、6作全体の大きな流れを知る指標となります。



第1作では、「ジュラシック・パーク」を生み出したインジェン社の研究員の1人に過ぎず、

セリフもひと言、ふた言だけでした。

第4作では、インジェン社を引き継いだ会社の主任研究員として、映画内での存在感が増しており、

最終の第6作では、インジェン社のライバル企業であるバイオシン社に属するという、

何とも波瀾万丈な研究者人生。



印象的なのは、第4作でのセリフでした。

この場では、一字一句を忠実に再現しませんが、内容的には次のようなものです。

会社から「誰もが驚く、デカくて、恐ろしい恐竜を、作り続けろ!」という圧力が常にあり、

研究者として、越えてはならない一線を越えざるを得なかった・・・というもの。

現代社会に通じるものがありますね〜。



クローン作製は、技術的には可能であっても、果たして作って良いものなのか?

もし、そこらでクローン作製がまかり通ってしまうと、殺人や自殺が増えてしまうかも知れません。

死んでも、その人の細胞からクローンを作って蘇らせれば良い・・・みたいな発想が生まれると怖い。

技術的に可能であることと、それを実行するかしないかは別の話。



競争社会において、ヒトは、誰しも、自分の能力を誇示しようとします。

ある行為をしなかった場合、それができないからしないのか、できるけれど敢えてしないのかは、

一見、区別がつきません。

皆、自分ができない人間だと思われたくないので、できることは、全部、やってしまう。

その結果がどうなるか深く考えようともせずに・・・。

できるけれど、敢えてしない。・・・そのような選択肢も大事かと思いますね。



最終の第6作の副題は「新たなる支配者」でした。

DVDパッケージの裏面には、地球上の支配者は、人間か、恐竜か、それとも共存か?・・・とあります。

これに加えて、私からは、以下の提案もしたいです。

おのれ自身の新たな支配者は、一体、何なのか?

自分が属する組織の上司なのか、それとも、あくまで、自分自身であり続けるのか?


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