「無駄」
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近鉄吉野線に「六田(むだ)」という名前の駅があります。 今回取り上げるのは「無駄」であり、「六田」とは全く関係ないのですが、ダジャレで遊んでみました♪ ![]() さて、辞書で「無駄」を調べてみると、「したことが、役に立たないで終わること」とあります。 この意味を見て、少し驚いたのですが、 これからしようとすることに対して・・・ではなく、 既にしたことに対して・・・なんですね〜。 「無駄なことをした方が良い」「無駄なことをしない方が良い」という議論は、おかしいということか・・・。 既にしたことに対して、これからするかしないか、という議論はおかしいですね。 この場合の「無駄なこと」を「余計なこと」に置き換えると、どうなるか? 「余計なことをした方が良い」「余計なことをしない方が良い」という議論は、意味ある? 既知の“作業”をこなすのであれば、余計なことをしない方が良いでしょうね。 しかし、勉強や研究など、未知なることを対象にしているのであれば、 何が余計なことで、何が余計なことでないのか、不明なので、余計なことをするしないの議論はできませんね。 「無駄をなくす」ということは考えても良さそうですね。 いや、現実的には「無駄を減らす」かな。 (無駄)=(したことが、役に立たないで終わること)なので、 (無駄を減らす)=(したことが役に立たないで終わる、そのような状況を減らす)です。 「失敗は成功の素」という言葉がありますが、まさに、無駄を減らすことを意識した成果かも知れません。 失敗したことを、そのまま放置すると、無駄として残ったまま。 失敗したことを、そのまま放置することなく、 当初は想定していなかった新展開に利用できるかも・・・と再考することで、 無駄として残るはずだったものを減らしていけるかも知れません。 これからすることに無駄はない。・・・この発見(再発見?)が新鮮でした。 |
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