小規模分散型の発電へ

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2018年9月6日、北海道を震源とする最大震度7の地震が発生しました。

国内で「震度7」が観測された事例としては、6例目です。

これまでに震度7が観測された地震は、

・1995年01月17日:兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)

・2004年10月23日:新潟県中越地震

・2011年03月11日:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)

・2016年04月14日:熊本地震(前震)

・2016年04月16日:熊本地震(本震)

です。



この地震に関する報道の中で繰り返し出てきたキーワードは「ブラックアウト」です。

発送電システムの全系崩壊を意味します。

北海道内の深夜電力の半分を賄う苫東厚真火力発電所が地震の影響で緊急停止し、

需給バランスが急激に崩れたのを引き金に、北海道内すべての火力発電所が連鎖的に自動停止したのです。

これにより北海道全域の295万戸で停電が発生しました。



このような事態を避けるには、大規模集中型ではなく、小規模分散型の発電設備の方が良いかも知れません。

ニーズに合わせた発電量の調整がしやすく、たとえ停電しても影響が小さくて済みます。

また、コンパクトな設備で済むので、消費地の近くに設置することができ、

送電によるロスも少なくなるのではないでしょうか。



風力、水力、太陽光など、発電方式は場所ごとに適するものを採用すれば良いでしょう。

北海道なら、地熱発電も魅力的です。

今回を機に、考えてみてはいかがでしょうか?


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