ある意味“働き方改革”?

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2018年6月18日、大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました。

地震発生時刻が午前7時58分ということで、通勤・通学にまともに影響が出ました。

私は南海高野線「堺東」駅の近くに住んでいるのですが、

駅まであと100メートルというところで、列車が緊急停止したのを見ました。

それから3時間ほど、乗客が車内で缶詰め状態だったのを覚えています。

通勤・通学の途中だった方は、大変な思いをされたことでしょうね。



この光景を見て思ったのは“日本人の通勤・通学、大変過ぎないか?”ということです。

海外に目を向けると、通勤時間の平均が約20分間という国もあるようです。

それに比べると、日本では、東京都や大阪府で平均約1時間。

半数くらいの人が片道1時間以上かけて、通勤しています。



イギリスのある大学の試算によると、

通勤時間が20分間長引くことは、給料が20%カットされたのと同じくらいの心理状況なのだとか・・・。

これだけストレスが溜まると、そりゃー、

「給料アップしてもらわないと割が合わない!」という感覚になるのも当然でしょう。



「通勤時間を短くして、無駄な出費や心理的ストレスをなくしていこう!」と思えれば良いのですけどね。

そうすれば、災害が起きても“帰宅困難者”が出なくて済むのに・・・。

通学する生徒にも、同じことが言えるかも知れません。

ランドセルが重いというのであれば、通学時間が短くなるように考えても良いのでは?



国が目指す“働き方改革”とは別に、各個人が“(自分の)働き方改革”をしても良いのではないでしょうか。

“一極集中型”になると、それこそ、そこが大打撃を受けると全滅です。

何事も、ある程度の“分散型”が良いのかも知れませんね。

生態学で「生物多様性」という言葉があります。

人間社会において「生き方多様性」があってもよいでしょう。


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